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【激ウマ簡単】ワインのおつまみレシピ!手軽にペアリングを楽しもう

ワインのおつまみレシピ

 

 

「今夜は家でワインを飲もう!」


そんなとき、ワインにピッタリのおつまみがあれば、より素敵なひとときが過ごせますよね。

とはいえ、おつまみに何を用意したらいいか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。


 そこで、本記事では、㈱三越(現:㈱三越伊勢丹)のワイン担当を経て、現在はワインライターとして活動中のワインエキスパート石関華子より、私がこれまでに作った10分でできる簡単レシピや季節の食材を活かしたレシピも必見です!

 

さらに、the newではソムリエが選定した特別なワインに合わせてフードコーディナーターがペアリングの料理を考案しています。感動のマリアージュが楽しめるthe newオリジナルのペアリングもご紹介します!


ぜひ本記事を参考に、ご家庭でワインとおつまみのペアリングを楽しんでください!


ペアリングの基本を学びたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。ソムリエがペアリングのコツを徹底解説しました!

関連記事:【ソムリエが解説】ワインのペアリングとは?料理と合わせるコツを紹介 - theDANN media

 

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ワインの種類別!ソムリエ考案のおつまみレシピ

ワインの種類別のおつまみレシピ


まずはワインの種類別に相性の良いおつまみとレシピを紹介していきます。ワインの特徴を踏まえて、相性の良い素材を活かしたレシピを考案したので、ポイントの解説も参考にしてみてください。お気に入りのワインと一緒に、ご自宅でペアリングを試してみてくださいね。

 

濃厚な赤ワインにはスペアリブのオーブン焼き~赤ワイン風味~

スペアリブの赤ワイン煮込み


濃厚な赤ワインにおすすめのおつまみは、赤ワインに漬け込んだスペアリブのオーブン焼きです。旨味の豊かなスペアリブは、もともと赤ワインに合う食材ですが、赤ワインに漬け込むことで風味が際立ち、より一層ワインのお供にピッタリな一品になります。材料、作り方は以下の通りです。

 

<材料(2~3人分)>
・スペアリブ 500g 
・赤ワイン 50cc
・すりおろしにんにく(チューブ) 2cm 
・バルサミコ酢 小匙2
・塩、コショウ ひとつまみ

 

<作り方>
①スペアリブに塩、コショウをまぶし、10分ほど置いておく。
②ボウルで赤ワインとすりおろしにんにく、バルサミコ酢を混ぜあわせ、マリネ液を作る。
③ビニール袋に①のスペアリブと②のマリネ液を加え、半日ほど冷蔵庫で寝かせる。
④オーブンを200℃に予熱し、クッキングシートを敷いたオーブン皿に③のスペアリブを並べて30分焼き、お皿に盛り付けて完成。

 

赤ワインの風味が効いたスぺアリブのオーブン焼きには、スペアリブの濃厚な旨味と釣り合うくらいの濃厚な味わいの赤ワインが相性抜群です。どちらも濃厚な味わいであれば、どちらかがもう一方に負けてしまうようなこともなく、バランスの良いペアリングとなります。

また、スペアリブからも赤ワインの香りが感じられるので、相乗効果でどちらも一層おいしく感じられるでしょう。

 

赤ワインには肉料理が定番ですが、赤ワインだけでなく様々なワインと肉料理のペアリングを試したい方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

関連記事:ソムリエ直伝!ワインと肉料理の最高の組み合わせ!おすすめワインもご紹介 - theDANN media

 

軽めの赤ワインには鶏もも肉とネギのやきとり

やきとり

 

軽めでチャーミングな赤ワインには、鶏もも肉とネギのやきとりのおつまみが最高です。ももの柔らかな質感とネギの香りが赤ワインの軽いタンニンと質感に寄り添います。シンプルな味付けなので、肉の旨味や甘味とともにワインの果実感やジューシーさも際立つでしょう。

 

<材料(2人分)>

鶏もも肉 1枚
長ネギ 2本
★しょうゆ 大さじ1
★砂糖 大さじ1
★みりん 大さじ1
サラダ油 大さじ1

 

<作り方>

①鶏もも肉は食べやすいサイズに切る。長ネギも大きさを揃えて切る。

②竹串に鶏肉と長ネギを交互に刺す。

③★調味料をよく混ぜておく。

④フライパンを熱し、サラダ油をひき②をじっくり焼いていく。 火が通ったら③の調味料を回しかけ、絡めたら出来上がり。

 

おすすめの赤ワインは「ヴィニスタ 2019 ペドロ パッラ イ ファミリア」です。

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品の高い辛口白ワインにはかぼちゃのポタージュ・雲丹のせ

かぼちゃのポタージュ・雲丹のせ

 

品の高い辛口の白ワインには、かぼちゃのポタージュ・雲丹のせを合わせてください。おつまみというより前菜のような位置づけですが、ワインを手軽な料理と楽しみたいときにぴったりです。かぼちゃのほっくりとしたあたたかさに辛口白ワインのキレがマッチします。雲丹の香りとワインの品の高さも最高のペアリングになりますよ。

 

<材料(2人分)>

かぼちゃ(正味) 200g
玉ねぎ 1/4個
バター 10g
塩 ひとつまみ
牛乳 100cc
生クリーム 大さじ2
塩 少々
粗挽き黒胡椒 少々
ウニ 適量

 

<作り方>

①かぼちゃは皮と種を取り、2㎝厚さ位に切る。玉ねぎは薄切りにする。

②厚めの鍋にバターを入れ溶かし、玉ねぎとかぼちゃを入れ軽く炒める。 さらに塩を入れ水をひたひたに入れて蓋をしてカボチャが柔らかくなるまで中弱火で加熱する。

③ブレンダーまたはミキサーで②のかぼちゃを滑らかにしたら牛乳・生クリームを加えて最後に塩で味を整える。

④器に入れて雲丹を乗せ、黒胡椒をかけて仕上げる

 

おすすめの白ワインは「クロ・デ・リュヌ・リュヌ・ドール」です。

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香り高い白ワインにはエビのアヒージョ

エビのアヒージョ


香り豊かでしっかりとした味わいの白ワインにおすすめのおつまみは、エビのアヒージョです。スキレットなど、直火OKの小鍋を用意して作ると本格的な雰囲気が楽しめるでしょう。材料、作り方は以下の通りです。

 

<材料(2人分)>
・えび 10尾
・にんにく 3片
・オリーブオイル 50㏄
・鷹の爪 1本
・乾燥パセリ 少々
・塩 ひとつまみ

 

<作り方>
①えびは殻をむいて背わたを取り除き、塩をふっておく。
②にんにくを薄切りにする。
③小鍋にオリーブオイルと②のにんにく、鷹の爪を入れて中火にかける。
④③が煮立ったら弱火にして①のえびを入れ、両面に火を通す。
⑤④のえびに火が通ったら、乾燥パセリを散らして完成。


オリーブオイルとにんにくの香りが食欲をそそるエビのアヒージョには、その香りに負けないくらい香り高く、果実味や酸味がしっかりと感じられるような白ワインが相性抜群です。

白ワインならではの酸味やミネラル感も、エビの旨味と絶妙にマッチします。また、余ったオリーブオイルにバケットをつけていただく際も、香り豊かな白ワインと共に華やかなマリアージュを楽しむことができるでしょう。 

 

エビを始め、魚介の旨味たっぷりの絶品料理には最高のワインを楽しみたいですよね。魚料理とワインのペアリングについて、こちらの記事で徹底解説しているので、参考にしてみてください。

関連記事:ソムリエ直伝!ワインと魚料理の最高の組み合わせ!おすすめワインもご紹介 - theDANN media

 

ロゼのスパークリングにはスモークサーモンのムース

スモークサーモンのムース

 

可愛らしいロゼシャンパンには、スモークサーモンのムースをおつまみにしてみてください。すっきり爽やかなロゼにスモーキーなサーモンの香りが相性抜群です。ロゼのピンクとサーモンのピンクもリンクして、見た目も華やかなペアリングを楽しめるでしょう。

ロゼは軽やかなアタックとわずかなタンニンのバランスのよいものであれば、ムースの質感にもぴったりです。

 

<材料(2~3人分)>

スモークサーモン 120g
サワークリーム 40g
レモン汁 小さじ2
ディル 少々
ピンクペッパー 適量
クラッカー 適量

 

<作り方>

①ピンクペッパー以外の材料をプロセッサーまたはブレンダーでふんわり滑らかになるまで撹拌する。 (ディルはお好みで混ぜても、乗せても○)

 

おすすめのワインは「キリ ヤーニ / アカキーズ スパークリング ロゼ」です。

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辛口のロゼワインにはサーモンとアボカドのタルタル

サーモンとアボカドのタルタル


爽やかな味わいの辛口のロゼワインにおすすめのおつまみが、サーモンとアボカドのタルタルです。とても簡単に作れるのですが、アボカドの皮を器にして盛り付けるため、写真映えもするお洒落な一品になりますよ!材料、作り方は以下の通りです。


<材料(2人分)>
・アボカド 1個
・スモークサーモン 6枚
・オリーブオイル 大匙1(★)
・レモン汁 大匙1(★)
・塩、コショウ ひとつまみ(★)

 

<作り方>
①★の材料をボウルで和える。
②アボカドを縦半分に切り、種を取り除き、実の部分をスプーンでくりぬく。(アボカドの皮は器に使用するので捨てずにとっておく。)
③②のアボカドを3㎝角の大きさに切り、①のボウルで和える。
④③とスモークサーモンを②のアボカドの皮に盛り付けて完成。


風味豊かなサーモンととろっとした食感のアボカドの絶妙なコンビネーションが味わえるサーモンとアボカドのタルタルは、ロゼワインのほか、スパークリングワインや白ワインとも相性が良好です。


そのなかでもロゼワインは、サーモンのピンク色たワインのピンク色がリンクするので相性抜群の組み合わせ。ペアリングには「ワインと料理の色を合わせる」というコツがあるので試してみてくださいね。


さらに、辛口のロゼワインの爽やかな酸味が、サーモンとアボカドのタルタルの酸味を効かせたドレッシングの味わいにマッチし、フレッシュな風味を引き立たせてくれます。
見た目もさることながら、味わいもスタイリッシュなペアリングを楽しむことができるでしょう。

 

ロゼワインについてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

関連記事:ロゼワインとは?おすすめロゼワインも紹介! - theDANN media

 

爽やかなスパークリングワインにはホタテとアボカドのいくら醤油漬けのせ

ホタテのいくら醤油漬けのせ

 

爽やかなスパークリングワインには、ホタテのいくら醤油漬けのせがおつまみにぴったりです。簡単につくれますが、ホタテにいくらと豪華で手抜き感がなく、アボカドもお洒落な色合いを演出してくれます。

ホタテのもっちりとした質感とアボカドの濃厚な味わい、いくらのリッチな香りがスパークリングワインのミネラル感とシャープさに、最高にマッチします。

 

<材料(2人分)>

ホタテ刺身用 60g
アボカド 1/2個
いくら醤油漬け 適量
★ポン酢醤油 小さじ2
★わさび 小さじ1/4〜1/2

 

<作り方>

①ホタテは4〜6等分に切る。アボカドも大きさを揃えて切る。

②★をよく混ぜる。

③器にホタテとアボカドを入れ、★のポン酢醤油をかけて上からいくら醤油漬けをのせる。

 

おすすめのワインは「ヴェルメンティーノ ディ ガッルーラ スプマンテ ブリュット ピエロ マンチーニ」です。

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辛口のスパークリングワインにはライスコロッケ

ライスコロッケ


キリっと爽快な辛口のスパークリングワインは幅広い料理と相性が良いとされますが、なかでもおすすめのおつまみがライスコロッケです。ライスコロッケにはさまざまなレシピがありますが、シュレッダーチーズを入れることで、よりワインに合うおつまみに仕上がります。材料、作り方は以下の通りです。

 

<材料>
・ごはん 200g
・ケチャップ 大匙2
・シュレッダーチーズ 大匙2
・卵 1個
・小麦粉 10g
・パン粉 20g
・サラダ油 適量

 

<作り方>
①ボウルにご飯とケチャップ、シュレッダーチーズを入れて混ぜる。
②①を6等分にして、ラップで丸める。
③別のボウルで卵と小麦粉を混ぜ、卵液を作る。
④②で丸めたご飯を③の卵液にひたし、その上にパン粉をつける。
⑤フライパンに多めにサラダ油を入れ、④を揚げ焼きにする。
⑥⑤がきつね色になり、からりと揚がったら、油を切り、お皿に盛り付けて完成。

 

サクッとした衣と、トロリとしたチーズ入りのケチャップライスの食感がたまらないライスコロッケには、辛口のスパークリングワインがよく合います。辛口のスパークリングワインの爽快なのど越しが、ライスコロッケの油を洗い流し、さっぱりと感じさせてくれるからです。

 

また、サクッ、トロッというライスコロッケの食感と、スパークリングワインのシュワシュワとした口当たりという、異なる3つの食感のコントラストが楽しめるペアリングになるでしょう。

 

スパークリングワインに関してはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。

関連記事:【2022年完全版】スパークリングワインって何?シャンパンとの違いも徹底解明 - theDANN media

 

高級シャンパンにはホタテのソテーハニーマスタードソース

 

高級シャンパンにおすすめのおつまみはホタテのソテーハニーマスタードソースです。シャンパンの瓶内熟成の高級な質感と華やかなアロマがホタテのもっちりとした質感とマスタードの香りに最高のペアリングとなります。ハチミツのまろやかさがシャンパンのエレガントさにも寄り添います。

 

<材料(2人分)>

ホタテ 6個
強力粉 適量
塩こしょう 少々
オリーブオイル 大さじ1
クルミ 10g

*ハニーマスタードソース*
白ワインビネガー 大さじ2
粒マスタード 小さじ1
ハチミツ 小さじ1

 

<作り方>

①ホタテはバットなどに入れ、全体に強力粉をはたく。

②フライパンにオリーブオイルを入れ温め、①のホタテを中火で両面焼き目が付くまでソテーする。

③ホタテを取り出し、ソースの材料をよく混ぜて②のフライパンに入れ、一煮立ちしたら砕いたクルミを混ぜてホタテにかける。

 

おすすめのシャンパンは「シャンパーニュ ドゥラモット」です。

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超簡単!10分でできるワインのおつまみ3選!

10分でできるおつまみレシピ


「今夜はワインが飲みたい!」というときに限って、おつまみを作る時間や余力がほとんどない……ということもありますよね。
ここでは、そんな時におすすめな10分で作れるおつまみレシピと、おつまみごとに相性の良いワインを紹介します。時間や体力に余裕がない時は、ぜひ試してみてくださいね。

 

タコのガリシア風

タコのガリシア風


タコのガリシア風はスペイン北西部のガリシア州の郷土料理です。現地では大人数が集まるときの定番の料理で、『お祭りのタコ』とも呼ばれています。見た目も豪勢なので、おもてなしにもおすすめですよ!材料、作り方は以下の通りです。

 

<材料(2人分)>
・茹でタコ 100g
・ジャガイモ 大1個
・オリーブオイル 適量
・岩塩 ひとつまみ
・パプリカパウダー 少々

 

<作り方>
①ジャガイモをラップで包み、レンジ(600w)で4分チン。(取り出すときは熱いので気を付ける)
②①のジャガイモを冷まし、皮をむいて乱切りにする。
③茹でタコを3㎝大のぶつ切りにする。
④②と③をランダムにお皿の上に盛り付ける。
⑤④にまんべんなくオリーブオイル、岩塩、パプリカパウダーを振りかけて完成。
※パプリカパウダーは辛そうな色をしていますが、まったく辛くなく、ほのかに甘酸っぱい味わいなので、たくさんかけても問題ありません。

 

タコのガリシア風は、酸やミネラルが豊かな白ワインと相性が良いので、スペインのガリシア州の白ワインがおすすめです。
ガリシア州の白ワインは、主に「アルバリーニョ」というブドウ品種から造られています。ガリシア州では海の近くでブドウが栽培されており、そのワインはほのかに塩気が感じられることから、別名「海のワイン」とも呼ばれます。

 

キレのある酸味と豊富なミネラル感が特徴で、タコの旨味を引き立て、パプリカパウダーの風味にもマッチするでしょう。また、同じ地域の郷土料理とワインという点でも、相性が良いといえます。

 

スペインのガリシア州のワインでおすすめの1本が、『マーティン・コダック アルバリーニョ』です。リンゴや白桃を思わせるフレッシュな香りに、ほのかに潮風のような香りも感じられます。微かに甘味を伴う果実味に、キレのある酸味と豊かなミネラル感のバランスのとれた味わいで、アルバリーニョの個性をよく表している1本といえるでしょう。

 

カプレーゼ

カプレーゼ


イタリアンの前菜でもお馴染みのカプレーゼ。直訳すると「カプリ島の(サラダ)」という意味になる、イタリア南部のカンパーニア州発祥のサラダです。ご馳走感もあり、火を使わずにパパっと作れるのが魅力的ですね。材料、作り方は以下の通りです。

 

<材料(2人分)>
・モッツァレラチーズ 100g
・トマト 大1個
・バジルの葉 8枚程度
・オリーブオイル 大匙2
・塩、コショウ ひとつまみ

 

<作り方>
①トマトとモッツァレラチーズを半月切りにする。
②お皿に①とバジルの葉を交互に並べて盛り付ける。
③②の上にオリーブオイルと塩コショウを振りかけて完成。

 

カプレーゼはスパークリングワインや爽やかな白ワインと相性が良く、特におすすめなのがイタリアのカンパーニア州の「フィアーノ」というブドウ品種の白ワインです。


白いバラのような香りと爽やかで優美な味わいが特徴で、カプレーゼのトマトの酸味とバジルの風味と相まって、上品で爽やかさの溢れるペアリングとなるでしょう。また、同じ地域の郷土料理とワインという点でも、相性が良いといえます。

 

イタリアのカンパーニア州の「フィアーノ」のワインでおすすめの1本が、『サルヴァトーレ・モレッティエーリ フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ・アピアヌム』です。洋梨や花梨、白いバラを思わせる香りに、蜂蜜のニュアンス、厚みのある果実味といきいきとした酸味が調和。爽やかさのなかにも、エレガントさを兼ね備えた1本です。

 

コンビーフのディップ

コンビーフのディップ


コンビーフのディップは、缶詰のコンビーフを使って作れる簡単お手軽おつまみです。ぜひバケットにつけてお召し上がりください!材料、作り方は以下の通りです。

 

<材料(2人分)>
・コンビーフ 80g
・クリームチーズ 80g
・ハーブソルト 小匙1
・バケット お好きなだけ

 

<作り方>
①コンビーフを耐熱容器に入れ、レンジ(500w)で30秒加熱する。
②①へクリームチーズとハーブソルトを加え、よく混ぜ合わせる。
③②を器に盛り、バケットを添えて完成。

 

クリームチーズによるとろけるような食感と、コンビーフに由来する豊かなコクが味わえるコンビーフのディップには、豊かな果実味となめらかなタンニンが特徴のピノ・ノワールのワインがよく合います。コンビーフのディップのコクや旨味を余すところなく引き立ててくれるでしょう。

ピノ・ノワールのワインのなかでも、コンビーフのディップに合わせるのにおすすめの1本が、『ドミニク・ローラン ブルゴーニュ ピノ・ノワール』です。作り手のドミニク・ローラン氏こだわりの樽に由来する芳醇な香りと豊かな果実味、なめらかなタンニンが特徴で、コンビーフのディップのとろけるような食感や豊かなコクと見事なまでの調和を感じさせてくれるでしょう。

 

ピノ・ノワールに関しては、こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

関連記事:ピノノワールとは?味や香り、合う料理を徹底解説! - theDANN media

 

旬を味わう!季節ごとのおすすめワインのおつまみ

季節ごとのワインのおつまみ


旬の野菜や果物は、他の時期に比べて旨味が増し、栄養素も豊富に含んでいます。そのため、旬の食材は日々の食卓に積極的に取り入れたいですよね。


ここでは、季節ごとの旬の食材を使ったおすすめのおつまみとワインのペアリングを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

 

春に楽しむ!アスパラガスのベーコン巻き×ソーヴィニヨン・ブランの白

アスパラガスのベーコン巻き


4月下旬から6月にかけて旬を迎えるグリーンアスパラガス。新鮮な旬のアスパラガスは、ツヤやハリもあり、甘みが強く美味しいといわれています。
そんなアスパラガスを使ったおすすめのおつまみは、アスパラガスのベーコン巻きです。材料、作り方は以下の通りです。

 

<材料(2人分)>
・アスパラガス 8本
・ハーフベーコン 8枚
・オリーブオイル 小匙1
・塩、コショウ 少々

 

<作り方>
①アスパラガスの根元の硬い部分は切り落とし、残りを1/3ずつに切る。
②①のアスパラガスを3本1組でベーコンに巻き、つまようじで固定する。
③フライパンにオリーブオイルを敷き、②に塩、胡椒を振りかけて焼く。
④ベーコンに焼き色がつき、アスパラガスが柔らかくなってきたら火を止め、お皿に盛り付けて完成。

 

アスパラガスのベーコン巻きに合わせたいワインは、ソーヴィニヨン・ブランというブドウ品種の白ワインです。ソーヴィニヨン・ブランのワインからは、ハーブや芝生などのグリーンを連想させる爽やかな香りが感じられるため、緑色の野菜と相性が良いとされています。

 

また、ソーヴィニヨン・ブランのワインは酸味やミネラル感が豊かで上品な味わいが特徴のため、アスパラガスのベーコン巻きのように、アスパラガスの素材の本来の味わいが引き立つシンプルな味付けの料理と相性抜群です。春の新緑のような、フレッシュなマリアージュが楽しめるでしょう。

 

夏にはこれ!イチジクと生ハムのサラダ×ほんのり甘口のロゼ

イチジクと生ハムのサラダ


夏から初秋にかけて旬を迎えるイチジク。乾燥イチジクは年間を通して手に入りますが、生食できるのは旬の時期だけだそうです。
トロっとした甘味が特徴の生食用のイチジクですが、生ハムと合わせてサラダにすることで、とってもお洒落でワインにピッタリなおつまみになりますよ!材料、作り方は以下の通りです。


<材料(2人分)>
・イチジク 小2個
・生ハム 6枚
・ベビーリーフ 1袋
・粉チーズ 大匙1
・オリーブオイル 大匙1
・塩、コショウ ひとつまみ

 

<作り方>
①イチジクは皮をむき、食べやすい大きさにカットする。
②ボウルに①のイチジクと生ハム、ベビーリーフを入れ、オリーブオイルと塩・コショウをかけ、さっと混ぜる。
③②をお皿に盛り付け、粉チーズを振り完成。 

 

イチジクと生ハムのサラダはスパークリングワインから白、ロゼ、軽めの赤ワインまで幅広いワインと合いますが、なかでもほんのり甘口のロゼワインとは特に相性抜群です。


ロゼワインのピンクの色調が生ハムやイチジクの果肉の色と重なり、見た目も華やかになります。また、生ハムの塩気がアクセントに加わることで、ワインやイチジクの甘みが一層際立ち、やみつきになってしまいそうなペアリングとなるでしょう。

 

秋に味わう!かぼちゃとクリームチーズのサラダ×ボージョレ・ヌーヴォー

かぼちゃのサラダ

 

夏に収穫されたかぼちゃが程よく熟成され、食べごろを迎える秋。ところで、秋といえば、ボージョレ・ヌーヴォー解禁の季節でもありますよね。
そこで、秋の味覚であるかぼちゃを使った、ボージョレ・ヌーヴォーと相性抜群のおつまみをご紹介します!材料、作り方は以下の通りです。

 

<材料(2人分)>
・かぼちゃ 250g
・クリームチーズ 20g
・レーズン 大匙2
・アーモンドスライス 大匙1
・牛乳 大匙1
・マヨネーズ 大匙1
・塩、コショウ ひとつまみ

 

<作り方>
①かぼちゃはワタと種を取り、ひと口大に切り、耐熱皿に入れてラップをかけ、レンジ(500W)で約6分加熱する。
②①をフォークでつぶし、牛乳とマヨネーズ、塩、コショウを加えてよく混ぜ合わせる。
③②にクリームチーズ、レーズン、アーモンドスライスを入れ、軽く混ぜ合わせる。
④③をお皿に盛り付けて完成。


かぼちゃの旨味が存分に味わえるかぼちゃとクリームチーズのサラダには、スパークリングワインや白ワインも合いますが、ボージョレ・ヌーヴォーのような軽めの赤ワインもよく合います。


ボージョレ・ヌーヴォーはイチゴキャンディのような甘い香りが特徴的ですが、その香りがかぼちゃやレーズンの甘味と絶妙にマッチするでしょう。

また、かぼちゃやクリームチーズのボリューム感には、ボージョレ・ヌーヴォーの軽やかなボディ感が釣り合います。秋の夜長に、ほっくりと癒されるペアリングとなるでしょう。

 

ボージョレ(ボジョレー)については、こちらの記事で解説しているので、参考にしてみてください。

関連記事:ボジョレーとは?評価やおすすめを徹底解説! - theDANN media

 

冬はホットワインにゴルゴンゾーラと蜂蜜のカナッペ!

ゴルゴンゾーラと蜂蜜のカナッペ


寒い冬の夜にピッタリのホットワイン。オーソドックスなホットワインは、赤ワインにオレンジなどの果汁や蜂蜜、シナモンなどのスパイスを加えて作られています。ほんのり甘く、優しい味わいのホットワインを飲めば、身も心もポカポカ温まることでしょう。
そんなホットワインにおすすめのおつまみが、ゴルゴンゾーラと蜂蜜のカナッペです。材料、作り方は以下の通りです。


<材料(2人分)>
・ゴルゴンゾーラチーズ 20g
・はちみつ 小匙2
・薄切りのバケットorクラッカー 10枚

 

<作り方> 
①ボウルにゴルゴンゾーラと蜂蜜を入れ、よくあえる。
②①を薄切りのバケットまたはクラッカーに乗せ、お皿に盛りつけて完成。


ゴルゴンゾーラは単体で食べると塩気が強く感じられますが、蜂蜜を加えることで塩辛さがマイルドになり、ゴルゴンゾーラの持ち味が引き立ちます。そこへホットワインの優しい甘さを伴う果実味や渋味が、一層ゴルゴンゾーラの旨味を際立たせ、素晴らしいマリアージュが堪能できるでしょう。


ホットワインを召し上がるときは、ぜひ試してみてくださいね。


チーズとワインのペアリングについてはこちらの記事も参考にしてみてください。ワインだけでなくチーズについてかなり詳しく解説しているので、普段のお料理やお食事が楽しくなるはずです。
関連記事:【ワインとチーズのペアリング】チーズと相性抜群のワインもご紹介 - theDANN media

 

ワインとおつまみのペアリングを楽しもう!

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あらゆる角度からワインに合うおつまみをご紹介しましたが、お気に入りのおつまみは見つかりましたでしょうか?
どのおつまみも、材料があれば簡単に作ることができるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。


また慣れてきたら、合わせるワインによって食材や味付けを変えるなど、アレンジレシピも試してみてください。
皆さんがおつまみとワインのマリアージュで至福のひとときを過ごされることを願っています!

 

おつまみだけでなく本格的なお料理でワインとのペアリングをご紹介している記事はこちら。本当は教えたくない美味しすぎるペアリングをソムリエがこっそり教えちゃいます。
関連記事:ワインに合う料理はこれ!ソムリエ絶賛のおすすめワインペアリング - theDANN media

 

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ソムリエ様が厳選した2000円から購入できる赤・白・泡のワインと、ワインにぴったりなお料理のレシピ(無料)をお楽しみいただけます。

レシピ本は、ワインソムリエ様とフードコーディネーター様が考案した本格的なお料理。

ワインとのペアリングによって、素晴らしいマリアージュが堪能できます。

 

いつものディナーが、まるで旅行先でふと入ったレストランにいるような楽しいひとときになるでしょう。

パートナーの方やご友人の方と、気軽にペアリングを楽しめます。

 

ぜひ、the newによる新しいワインのストーリーをお楽しみください。



執筆者プロフィール

ワインエキスパート 石関華子

ワインエキスパート 石関華子

日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
日本ソムリエ協会高知支部副支部長

㈱三越(現:㈱三越伊勢丹)のワイン担当を経て、2016年に日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの資格を取得。以降、ワインライターとして数多くのメディアや通販サイトにワインの紹介記事寄稿やコラムを寄稿する一方で、高知県内におけるワイン検定の講師を務めている。

2019年、日本ソムリエ協会高知支部副支部長に就任し、現在に至る。