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神コスパ!美味しいのに安いロゼワインをソムリエが厳選してご紹介

 

 

こんにちは!ソムリエのAKIHOです。本日はレストランやワインバー、ワインショップでワインを扱っている際に出会った「美味しのに安い!コスパ抜群のロゼワイン」をコスパの良いワインの選び方と一緒にお伝えさせていただこうと思います!

「ワインといえばフランス!フランスワインでも安くて美味しいワインを飲みたい!」

 

「ワイン仲間で飲んだことのないような面白いワインを飲んでみたい!」

 

「とにかくコスパ重視!安くても、しっかり美味しいワインを選びたい!」

 

こんな方には必ずお役に立つ内容になっております。是非、最後までご覧ください。

>>先に「美味しいのに安いロゼワイン6選」を見たい!という方はこちら<<

 

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美味しいのに安い!コスパの良いロゼワインの選び方

コスパの良いロゼワインの選び方

美味しいのに安いロゼワインとは、単に価格が安価というだけではありません。価格に見合った、もしくはそれ以上のクオリティ、味わい、希少性をもつワインのことで、本来であればもっと高いけれど、様々な理由からリーズナブルに買えるワインを「美味しいのに安いワイン」「コスパの良いワイン」といいます。美味しいのに安いワインを選ぶ際には、いくつかのポイントがあり、それらをしっかりと抑えることで、お得にワインを楽しむことができます。

早速、美味しいのに安いワインを選ぶポイントをみていきましょう!


・プレゼントにはコスパの良いワインショップを選ぶ
・ホームパーティにはコスパの良いブレンドワインや土着ブドウから選ぶ
・低予算でワインを買うときはコスパの良い産地から選ぶ

 

プレゼントにはコスパの良いワインショップを選ぶ


誕生日や記念日、クリスマスやバレンタインといったお祝いの日などに、親しい人にワインをプレゼントするという事があるかと思います。そんな時に、いつもどこでワインを買っているでしょうか?


プレゼントに相応しいワインを扱うお店としては、大型スーパーや百貨店、酒屋、ワイン専門店などの実店舗での販売と、ギフトカタログで販売やECサイトなど、オンラインでの販売とがあります。

結論から言うと、オンラインでの販売の方が、実店舗での販売と比較するとコスパは良くなる傾向があります。

大きな理由としては、実店舗ではスペースのコストがかかります。店頭で売る際には、スペースに加え、大型のセラーの導入や、ディスプレイの作成、ワインの知識をもつ専門の販売員などを動員する事も必要になります。


また、ワインは運搬にも気を使う必要のある商品なので、実店舗に搬入する際のコストもかかります。プレゼントとして贈る際であればその送料もかかるので、結果としてワインを買う価格はあがります。オンラインの販売であれば、そうしたコストがかかることがなく、最小限のコストでワインを販売することができます。


また、オンラインショップで扱っているワインの種類は実店舗とは比べものにならないほど多く、選択肢も豊富にあります。百貨店や専門店では、特定の輸入元の商品しか扱っていない場合や、ジャンルが限られていることがほとんどです。ワイン好きの人にプレゼントをするとなると、有名すぎるワインや、値段がすぐわかってしまうようなものは避けたいところかと思います。オンラインであれば、ワイン通好みで、あまり知られていないワインをコスパ良く買うことができます。

「でも、オンラインでは実際の商品が目に見えないので不安···」

こうした意見も確かにあると思います。筆者も個人的にオンラインショップなどでワインを買うことがありますが、ワインを専門に扱うようなサイトであれば、そのようなトラブルが生じるケースはほとんどありません。些細な事でも購入者に不信感を与えてしまう恐れがあるので、オンラインショップというのは品質の管理には非常に気を使っています。


ただし、オークションサイトや個人間での売買サイトなど、ワインを専門で扱っていない場合は注意が必要です。管理が行き届いてなかったり、ラベルに傷があることも稀にあります。こうしたサイトを利用する際は、しっかりと調べて、リスクがあると知った上で購入することをオススメします。

 

ホームパーティにはコスパの良いブレンドワインや土着ブドウから選ぶ


自宅や友人の家で集まってホームパーティをする際、どんなワインを選ぶか迷うことはありませんか?レストランで飲む様な高級なワインではないにせよ、スーパーで売っているようなデイリーワインも少し物足りないのではないでしょうか?


また、持ち寄りでワインを選ぶとなると、他の人と被ってしまうのも避けたい所です。こうした時にコスパが良くて、シチュエーションにぴったりなワインがあります。

それは、いろいろな品種のブレンドワインやその地域独自の土着ブドウから造られるワインです。

「ブレンドワインって、確かに安いイメージだけど、クオリティも低いのでは??土着ブドウって聞いた事がないから美味しいのか不安…」

 

こう感じるかもしれませんが、まずブレンドワインに関しては、実は世界中を見渡すと多くのワインがいくつかの品種をブレンドしたもので、単一品種で造られるワインの方が一部なんです。

 

ロゼワインに関しては、むしろブレンドしたものの方が多く、単一で造られるもののほうが珍しかったりします。多くのロゼワインがブレンドして造られる大きな理由としては、その産地の特徴を表現するためです。

ロゼワインは赤ワインや白ワインに比べると、その醸造方法から、タンニンやフェノールといったブドウ中に含まれる様々な成分を多く抽出しないので、ワインごとの違いが表現しづらく、どうしても単調な仕上がりになることが多いです。なので、その産地で育つ様々なブドウを用いることで、他の産地のロゼワインとの差別化を行います。

 

また、料理とのペアリングにおいても、レストランで提供されるような洗練された一品に合わせるということは難易度が高いですが、ブレンドワインは多様なブドウの個性を感じることができ、一本でいろいろなジャンルの料理と合わせることができるという点でもコスパが良いワインです。

 

同じ理由から、土着ブドウで造るロゼワインというのも多く存在します。土着ブドウであれば、そのブドウ単体でも十分に個性があるので、ロゼワインとしても特徴のあるものになります。土着ブドウは国際品種と比較すると相対的に価格の安いものが多く、味わいにもヴァラエティがあります。中には自分好みでないものもあるかとは思いますが、国際品種にはない面白みもあるので、ワイン仲間と何人かで集まって飲む際には、選択肢に入れて損はないでしょう。

土着品種で造るクラシックなロゼワインの産地としてはイタリアやポルトガルが有名で、近年では特徴のあるアグレッシブなロゼワインの産地としてギリシャも人気を集めています。是非一度試してみてください。

 

低予算でワインを買うときはコスパの良い産地から選ぶ


フランスワインでなくても良いし、皆で集まって飲むわけでもないから、単に安くてコスパの良い高い美味しいワインが飲みたい!という事もあるかと思います。

そんな際のコスパワインの選び方は、コスパの良い産地のものから選ぶことをオススメします。ただ、ロゼワインは世界中で作られており、ワインを生産している地域のほとんどで、少なからずロゼワインが生産されています。

「では、どうやってコスパの良い産地をみつけるの?」

ここではコスパの良い産地の特徴を二つご紹介したいと思います。


一つめは、赤ワインを造る際のおまけとしてロゼを造る産地です。一部の産地のロゼワインは、より凝縮して上質な赤ワインを造るために、赤ワインをつくる際の果汁を一部抜き取ったものから造られています。つまり、上質な赤ワインを造る際の副産物的な存在がロゼワインだったということです。

 

こうして出来上がったロゼワインというのは、単に余り物からできたもので、品質を重視されるということがほとんどありませんでした。現在では、ロゼに関しても質を重視した造りがなされており、クオリティの高いワインが生産されています。ですが、こうした背景からロゼは安価なイメージが少なからず残っており、質は高いものの、価格は安価なままというワイン、つまりコスパの高いワインが多くあるということです。

 

もう一つは、上記とは反対で、ロゼワイン造りに特化した産地でもコスパの良い産地になりえます。ロゼがメインに造られる産地では、ロゼワインに適した、ロゼワインのためのブドウが育てられているので、必然的に他の産地と比較して、質の高いロゼワインが造られます。また、たくさんのロゼワインが造られるため、競争原理が働き、価格がリーズナブルになる傾向があります。

こうした産地では、多様なスタイルの中から自分好みのワインを探す事ができるので、とにかくコスパを重視したいという方にはオススメです。

以下に、オススメのコスパの良い産地を紹介しますので、参考にしてみてください。

 

プロヴァンス


フランス南西部に位置するリゾート地でもあるプロヴァンス地方は世界のロゼワインの7%を占めるというロゼの大産地です。ロゼワインの発祥の地でもあり、特徴的なくびれのあるボトルはロゼワインのシンボルともなっています。高級なロゼワインもある中で、コスパの高いワインも数多く存在するので、ロゼワイン選びに迷った際はまず探すべき産地です。

 

ギリシャ


地中海に浮かぶ数々の島を内包するギリシャでは、近年ギリシャ特有の土着ブドウから造られるロゼワインの生産量が増加しています。ギリシャの土着ブドウには酸や渋みが強く、赤ワインとしては重たすぎるようなブドウが多くあり、爽やかな飲みごこちのロゼワインが人気を呈しています。また土着ブドウで造られるロゼワインは、他の産地にはない独特な特徴を持つものが多く、自分だけのお気に入りを見つけることもできるでしょうます。

 

ボルドー


いわずとしれた赤ワインの大産地ですが、ロゼワインも多く生産されています。元々は赤ワインの副産物としてのロゼワインでしたが、ボルドークレーレという名前で生産されている、しっかりとした色付きとボディをもつロゼは、年々評価が上がっており、リーズナブルながら、充実した飲みごたえのあるコスパの良い高いロゼワインです。また、ボルドーは規定として階級の高いロゼはないので、全体的に価格がお手頃なのも魅力のひとつです。

 

アデレードヒルズ


オーストラリア南部の中でも比較的冷涼なエリアに位置するアデレードヒルズでは、軽快でドライなロゼが多く生産されています。涼しい気候のため、あまり色付きがよくない黒ブドウで赤ワインを造るよりも、ロゼワイン向けとして育てるほうが結果として質の高いワインができるとして、コスパの高いロゼワインが生産されています。

 

美味しいのに安いロゼワイン6選

美味しいのに安いロゼワイン6選

コスパの良いワイン選び方をもとに、筆者がオススメのコスパワインを厳選させていただきました。是非ご参考にしてみてください。

キリ ヤーニ / アカキーズ スパークリング ロゼ


「キリ ヤーニ / アカキーズ スパークリング ロゼ」は、ギリシャのトッププロデューサーであるキリ・ヤーニが、ギリシャ随一の土着ブドウから造るロゼのスパークリングワインです。

ギリシャには、明確な数字は分かっていませんが、少なくとも数千の種類以上の土着ブドウがあるといわれています。その中でもこの地に最高に適しているといわれるブドウが、このワインの原料となっているクシノマヴロというブドウです。酸と黒という意味をもつクシノマヴロは、ギリシャ以外ではほとんど造られていなく、はっきりとした個性をもつブドウです。

赤ワインの場合は意味通り、非常に強い酸味と渋みのあるワインを造りますが、ロゼは稀で、華やかかつエレガントに仕上がります。

キリヤーニのご購入はこちらから

 

料理とのペアリングも幅広く、アクアパッツアのようなシーフード系の料理から、酢豚のような甘だれと豚肉を使った料理、またフルーツを使ったパウンドケーキのようなデザートにもぴったりです。

the newではソムリエとフードコーディネーターがキリヤーニに合わせて「スモークサーモンのムース」のレシピを考案しました。スモークサーモンのニュアンスやロゼのピンクとピンクペッパーの色がリンクして可愛らしいペアリングが楽しめます。

the newの「スモークサーモンのムース」のレシピはこちら

 

バード イン ハンド / ロゼ


「バード イン ハンド / ロゼ」は、オーストラリア アデレードヒルズのコスパ抜群のカジュアルロゼワインです。

こちらのワインは、オーストラリア ワイン メーカー オブ ザ イヤーを受賞しています。ワインの最高峰資格であるマスターオブワインを取得している、スーパープロフェッショナルが手掛けており、世界的にも高い評価を受けています。

アデレードヒルズは冷涼地であり、高品質なロゼワインに適したピノノワールが育ちます。


ストロベリーや桜の花びら、ジャコウを思わせる優美な香りがなんとも魅力的です。友人とのカジュアルなランチタイムや家飲みとしてもコスパの良いワインです。サーモンをグリルで焼き上げ、ディルなどの香草を添えた料理になどによく合います。

 

シーグラス / ロゼ


「シーグラス / ロゼ」は、ヴァリューの高いワインでファンを魅了しているアメリカ カリフォルニア州 モントレーカウンティに位置するワイナリーのスタイリッシュロゼです。冷たい海風が吹き抜けるエリアで育てられたグルナッシュ、ピノノワール、シラーの三種のブレンドから造られたロゼは、それぞれの品種の特徴がしっかりと表現されており、安価ながら、ブドウの美味しさをしっかりと堪能できる一本です。

 

ボトルの見た目もシンプルスマートなロゼは、気の知れたワイン仲間との食事に最適なチョイスです。フレッシュなチェリーや花の香水のような香りに活き活きとした酸味、アフターに少し塩味を感じるロゼには、マスやアユの塩焼きのような、旨味と苦味のある食材がよく合います。暖かい季節にアウトドアでのBBQに持って行きたい一本です。

 

ドメーヌ オット / バイ オット ロゼ


「ドメーヌ オット / バイ オット ロゼ」は、フランス プロヴァンス地方で、キングオブロゼとして名を馳せる、世界トップクラスのロゼの生産者が手掛ける、コスパ抜群のロゼワインです。

ドメーヌ オットは、プロヴァンスにおけるロゼワインの品質を飛躍的に向上させたパイオニアとして知られ、独自の哲学に基づく自然農法による耕作を取り入れてきた、オーガニック栽培の先駆け的存在でもあります。こちらはオットが造るセカンドワイン的な存在です。

 

桃やアプリコットにパッションフルーツ、マンゴーなど多様なトロピカルフルーツのアロマが溢れます。プロヴァンスのロゼは伝統的に複数品種をブレンドして造られるので、各ブドウの特徴がワインに反映され、繊細でありながら上質なロゼらしい複雑味も併せ持ちます。まさにキング・オブ・ロゼのエッセンスが詰まった入門編的ワインは、プレゼントとしてはもちろん、家でのリラックスタイムに開けたい一本です。

 

ラングマン / シルヒャー クラシック


「ラングマン / シルヒャー クラシック」は、オーストリアの最南端、スロベニア国境と隣接するヴェストシュタイヤーマルク地方で造られる、世界一酸っぱいロゼとして知られるシルヒャーというロゼワインです。シルヒャーに用いられるのはこの地でのみ育てられているブラウアーヴィルトバッハーという土着品種です。

このブドウは、粒が小さく皮の厚いブドウのため、赤ワインにするとタンニンが強すぎてしまうため、ロゼ用のブドウとして育てられています。

 

淡い赤ワインよりも鮮烈な赤みのある色調で、バラやスパイスの香りがあり、果実感と鋭角的な酸味が特徴的なワインです。カツオやマグロなどの赤身の魚を少し炙ったものに、柑橘の香りをもつポン酢を添えた料理と相性が良いです。他の産地にはあまりない個性があるコスパの良いロゼワインは、和食との相性がとても良いので、和食の席に是非用意したい一本です。

 

ソアリェイロ ミネラル ロゼ


「ソアリェイロ ミネラル ロゼ」は、ポルトガルの最北、ミーニョ地方に位置するヴィーニョ ヴェルデ(緑のワインの意)から産まれるワインであり、この産地を世界的に有名にしたパイオニア的存在のワイナリーの一本です。アルバリーニョと呼ばれるスペインやポルトガルの土着ブドウとピノノワールをブレンドした他にはない組み合わせの特徴的なロゼワインです。

 

ピノノワールを優しくプレスして淡い透明感のあるロゼに仕上がっています。アルバリーニョの塩味や苦味のあるミネラル感と、ピノノワールの果実味やピュアな酸味による清涼感が織りなすハーモニーが素敵な一本です。白身魚のオイルベースパスタや鶏肉のバジルソテーなど、魚や肉料理にも合わせられる、万能かつコスパの高いロゼワインです。

 

美味しいのに安い!コスパの良いロゼワインのペアリング

今回ご紹介した「キリヤーニ」のロゼスパークリングにぴったりのペアリングの料理をご紹介します。ソムリエとフードコーディネーターがキリヤーニのために考案したレシピなので、最高のマリアージュを楽しむことができるでしょう!

 

ロールいなり寿司

ロールいなり寿司は、キリヤーニのロゼスパークリングのペアリングにぜひお試しいただきたい一品です。黒酢を使用したピンクの酢飯とロゼのチャーミングな色がリンクして、見た目もマッチしています。

 

お揚げのまろやかな甘味とこくが、土着品種クシノマヴロ100%の爽やかな味わいに良く合います。軽やかなアタックにハツラツとした酸、ほんのり感じられる甘味のキリヤーニのための料理です。

ロールするだけで簡単に作れ、量産できるので、ホームパーティやピクニックにはぴったりでしょう。

the newで考案した「ロールいなり寿司」のレシピはこちら

 

やきとり

やきとり

意外にも意外なペアリングがやきとりです。こちらもキリヤーニに合わせて考案されました。長ネギのグリーンと独特な香りがロゼのチャーミングでフルーティな味わいにぴったり。

 

キリヤーニは、ステンレスタンクで爽やかに造られているので、脂の旨味を感じられるもも肉を使用します。軽いおつまみに大人気のやきとりにロゼスパークリングを出されたら、センス抜群。ホームパーティで話題のペアリングになるでしょう。

the newで考案した「やきとり」のレシピはこちら

 

ロゼのペアリングにはスパイスを楽しんで

ロゼワインは軽快でフルーティなものが多く、料理との親和性は他のタイプのワインよりも高い傾向があります。

その中でも特にロゼワインは、アジア系のスパイスをつかった料理や、中華料理に用いられる香辛料をつかった、白ワインや赤ワインでは合いづらい料理にも相性が良いです。

 

さまざまな料理に自然と寄り添ってくれるロゼワインですが、さらに料理とのペアリングを極めたい方はロゼワインと味わいと料理の辛味成分を意識することで、コスパよくペアリングを楽しむことができます。以下に、ロゼワインの味わいと辛味のタイプのおすすめの組み合わせをご紹介しますので、是非ご家庭でも一度お試しください。

 

フルーティーでやや甘味を感じるロゼワイン*クミン


クミンは、スパイシーで少し渋みのある味わいがあり、肉料理やシチューなどによく使われます。ロゼワインの軽やかな味わいと相性が良く、特に中東料理やインド料理などのスパイシーな料理に合います。料理をややピリ辛に仕上げる事で、ワインの甘さとバランスがとれ、コクのあるペアリングになります。

 

軽快ですっきりドライなロゼワイン*ジンジャー


ジンジャーは、辛味やスパイシーな香りがあり、軽く爽やかなタイプのロゼワインとの相性が良いです。魚介のアクアパッツァや鶏肉のグリルなどにジンジャーを加えることで、辛味とシャープさが加わり、よりドライなロゼとの相性がよくなります。

 

フレッシュかつヴォリューミーなロゼワイン*チリペッパー


チリペッパーは、刺激的な辛味があり料理にパンチを効かすことができ、主にメキシコ料理や韓国料理に用いられています。爽やかなフレッシュ感とチリペッパーの刺激との相性がよく、ジューシーさと果実味のヴォリュームが辛味を優しく包みます。

活き活きとした泡感のあるロゼスパークリング*ホースラディッシュ


西洋わさびともいわれるホースラディッシュは、日本のわさびの風味に似ながら、ツンとした刺激はなく、クリーミーな食感が後味に残ります。牛肉のステーキなど赤身のお肉に添えることで、豊かな風味とマイルドな辛味を加えることができ、赤果実のフルーティなフレーバーとスムースな泡感をもつロゼスパークリングワインとは絶品の相性です。

こうした辛味成分は比較的購入も容易で、保存も長くできます。ご家庭に置いておくことで、一歩進んだコスパの高いワインペアリングを楽しむ事ができます。

ワインと料理の相性は好みや個人差もあるので、絶対はありませんが、こちらの記事を参考に、是非色々な組み合わせのロゼワインペアリングを試してみてください!

ペアリングについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひみてみてください。

関連記事:【ソムリエが解説】ワインのペアリングとは?料理と合わせるコツを紹介

執筆者プロフィール

ワインソムリエ Akiho

ワインソムリエ Akiho

フリーのソムリエ(お酒の専門家)として活動中。
ソムリエ資格を複数保有、ブラインドコンテストにて優勝。同年、若手ソムリエの登竜門ソムリエ スカラシップにて最優秀受賞。
京都のワインバーの経営をメインにオンラインワインショップの運営、レストランサービス、セミナーやイベントの企画を行う。

~私のミッション~
お酒を通して「人と人とが共有する時間の幸福度」を向上させること

~ソムリエの資格~
日本ソムリエ協会認定 JSAソムリエ 日本ソムリエ協会認定 JSA Sake Diploma 国際ソムリエ協会認定 ASI International Sommelier Diploma

~経験を積んだお店~
ホテル ニューオータニ大阪 フランス料理SAKURA オステリア エ バール ポレンタ 京イタリアン クアトロ セゾン T & C サービス Maison Lameloise~主な実績/寄稿~ポメリー ソムリエコンクール セミファイナリスト (2019) 第7回 JSA ソムリエ スカラシップ 受賞 (2018) 第1回 JSA ブラインドテイスティングコンテスト 優勝 (2017) 日本ソムリエ協会 機関紙 Sommelier 「日本料理って何なん?」連載 (2019.5-2020.11)