こんにちは、theDANN編集長のダンです。
突然ですが、赤ワインってどうやってできてるか知ってますか?
ぶどうを発酵させてるんでしょー(詳しくは知らない、、)
そうですよね、、意外に詳しく知らないかたも多いんではないでしょうか。
そこで、今回は赤ワインについて徹底解説していきます!!
それでは、はじまり〜はじまり〜
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赤ワインの造られ方
まず、材料から見ていきましょう。赤ワインを造るためには、黒ぶどうを使用します。
黒ぶどうにはアントシアニンという紫色をした色素が多く含まれており、これが赤ワインの色になるんです。
一方、白ワインはマスカットと同じ白ぶどうが使われているため、少し黄色がかった色をしているんですね。
では、黒ぶどうを使ってどのように赤ワインが造られるか見ていきましょう。
赤ワインはぶどうを茎(果梗:かこう)から外して、果実だけにしてそれを皮ごとすり潰してから発酵させます。
この潰す作業が非常に重要です。
アントシアニンは果肉には含まれておらず、皮に多く含まれているため、潰すことによって皮の色素をぶどうの果汁に染めます。
次に発酵についてです。
黒ぶどうには酵母が元々皮に付着しているため、すりつぶして置いておくだけで発酵してしまうんですね。
なんて簡単なんだ、、、ワインが古くからあり、世界中で飲まれている理由は、造り方が非常に簡単だったからという気がしませんか??
ただ、最近は培養した酵母を使って発酵を安定させる手法が多くなっているようです。
もちろんワイナリーも潰したワインを置いとくだけでなく、発酵過程のタンクをかき混ぜたり、手間暇をかけてワインをつくっています。
今までの流れをまとめると、下のような順番で赤ワインはできます。
果実→すりつぶす→発酵させる→絞る→赤ワイン
なんとなく赤ワイン造りのイメージがわいてきましたか?
ちなみに、ぶどうは80%が水分でできていると言われており、水を加えなくてもぶどうだけでワインができるんですね。
水を追加しないでお酒を造るのは、日本酒やビール、ウィルキーなど他のお酒と大きな違いなので、覚えておくといいでしょう。
これらのことからも、ぶどうが赤ワインの味を左右すると言われおり、ワインの醸造家たちは、テロワールというワイン畑から赤ワイン造りをするのが多いのも分かると思います。
畑作りからワイン造りが始まっているんですね。
ではここから先は、一番赤ワインに影響する黒ぶどうについて勉強していきましょう。
赤ワインのぶどうの品種
普段私たちが食べているぶどうとワインにつかう黒ぶどうは、違いがあります。
1つ目が赤ワインのぶどうの品種は、果肉に含まれる糖分と酸味が豊富です。
ワインは発酵させるために、ブドウ糖という糖分を必要とするのですが、より発酵しやすくするために糖が豊富なんですね。また、ワインの味の決め手になる酸味も多く含んでいます。
2つ目が皮の厚さと色です。
赤ワインのぶどうの品種は皮があつく、色が濃いものが多いです。
これは皮にはタンニンという渋味が多く含まれています。皮が厚いことによって、ワインにしっかりと渋味を出すことができます。
また、色の濃さについては、先ほどもあったようにワインの色付けに影響します。しっかりとした濃い色がワインを赤く色付けするんですね。
では、ワインのぶどうの品種にはどのような品種があるのか見ていきましょう。
ワインのぶどうの品種を知ることで、ワインの味をある程度予想できるようになります。
カベルネ・ソーヴィニヨン
17世紀の南西部のフランスで、赤ぶどうのカベルネ・フランと白ぶどうのソーヴィニヨン・ブランの木々の間で、偶然生まれたのが「カベルネ・ソーヴィニヨン」でした。
誕生以降、芳醇な香りとしっかりした味わいが評価され「ワインの女王」と呼ばれるほど赤ワイン用の品種として、一番人気になりました。
特に樽で寝かせている熟成期間中に黒こしょうのような香りが一層引き立つため、ヴィンテージワインにも向いています。
ピノ・ノワール
フランスのブルゴーニュ地域が有名なピノノアールは、果皮が薄く、育てるのが難しい繊細な品種として有名です。
その繊細さを表すかのように、色彩はやや薄く渋みは少ないです。ベリー系の果実の香りがします。熟成させるとトリュフや紅茶など芳醇な香りがします。
育てるのが難しいからこそ、ワイナリーの志向が味に出やすい品種と言えるでしょう。
シラー(シラーズ)
シラーは浅黒い果皮をしており、タンニンが多く含まれているため重めでどっしりとした味わいのフルボディーのワインが多いです。グラスを傾けて光を通すとその濃さがはっきりとわかるでしょう。
シラーズと言われる場合もありますが、オーストラリアのシラーのワインがそう呼ばれているだけで、ぶどう自体は同じ品種ですが、土壌が違うため香りも異なり、シラーズと呼んでいるようです。
まろやかでコクがあり、ふくよかな味わいが特徴的です。
メルロー
優しい味わいの中に気品のある味わいがあるメルローは、マイルドでコクがあるためどんな料理にも合いやすい万能な品種です。
比較的飲みやすいので、赤ワインの入門編としてメルローがよく飲まれています。
また、カベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドするのにもよく使われています。メルローが追加されることによってカベルネ・ソーヴィニヨンが優しい味わいになり、味に広がりが出ると言われているからです。
カベルネ・フラン
カベルネ・フランは、先ほど出てきた「カベルネ・ソーヴィニヨン」の親にあたるぶどうの品種です。
カベルネ・ソーヴィニヨンと比較すると渋みはやや控えめで、ライトな中に飲みごたえがあるため、ハンバーガーなどの軽食とも相性がよく、最近人気にありつつあるぶどうです。
赤ワインと料理の合わせ方について
赤ワインと料理を合わせることをマリアージュと言ったりますが、これはフランス語で「結婚」という意味なんです。
では、赤ワインを料理に合わせるときにはどのようなことに気をつければいいのかみていきましょう!
我々の感覚からすると脂っこいものを食べるときはすっきりとした飲み物を選びがちだと思います。
例えば、唐揚げにはレモンサワーですっきりとしたいという感じです。
ただし、赤ワインと料理はお互いのポテンシャルを高め合うために、似たもの同士を選ぶ傾向にあります。
例えば、ポートワインという甘い赤ワインがあるのですが、このワインは甘いデザートと合わせて飲むことが多いです。
これにより、デザートの味をより引き出すことができるんですね。
このように、ワインの場合は濃い料理には味のしっかりしたワインが相性がいいです。
では、味の濃いワインを見つけるにはどのようにすればいいのでしょうか。
赤ワインの場合は、簡単に見分ける方法が2つありますので、こちらだけ今回は勉強していきたいと思います。
1つ目は、赤ワインの呼び方です。フルボディ、ミディアムボディ、ライトボディという3つの区分があります。
フルボディが一番香りがしっかりとしており、味が濃いです。ライトボディになるほど香りがライトで、味も軽めです。
そのため、味のこい肉料理などの場合は、フルボディにし、ソテーなど味の薄い肉料理にはライトボディの相性がいいでしょう。
もう1つの見分け方ですが、ワインの色と料理の色を合わせることです。
例えば、肉料理で味の濃いものは、色味も濃いですよね。これはワインも同じで、色の濃いものは味がしっかりとあり、コクのあるものが多いです。
そのため、グラスに注いだワインと料理と照らし合わせて、色味が近いかどうか判断することで、料理に合うかどうか判断することができます。
これだと簡単に見分けられそうなのでいいですよね。ぜひ挑戦して見てくださいね。
まとめ
ここまで赤ワインについて、勉強してきましたが、いかがでしたでしょうか。
結構量があり覚えるのが大変そうですよね、、
まずは赤ワインを頼んでみて、買ってみてどのようなワインが自分の好みか探してみまそう。
そのあとにこの記事で読み返してみると新しい気づきがあると思います。
それでは、素敵な1日を!
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