theDANN media|お酒の総合メディア

theDANNは、「語らい、愉しい」をテーマに、お酒のメディア運営しています。吟醸、クラフトビール、ビオワインなどこだわりのあるお酒を中心に誰もがカンタンに楽しめる情報を発信しています。

menu

知らないと恥ずかしい 日本酒のマナーについて徹底解説!

知らないと恥ずかしい 日本酒のマナーについて徹底解説!|theDANN media

 

こんにちは、theDANN編集長のダンです。

 

テーブルマナーがあるように日本酒を飲むときやお酌をするときにもマナーがあるのをご存知ですか?

 

冠婚葬祭やビジネスシーンなどで役に立つことも多いので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

それでは、はじまり〜はじまり〜

 

 

日本酒の注ぎ方に関するマナー

日本酒の注ぎ方に関するマナー|theDANN media

徳利の持ち方

まずは、日本酒の注ぎ方のマナーを紹介します。日本酒は、徳利からお猪口に注ぎ入れるのが一般的です。日本酒を注ぐ際は、右手で徳利の真ん中あたりを持ち、下から左手で支えます。この時、右手のひらは下に向くように持つのがポイントです。

注ぎ方

注ぎ入れ方にも作法があり、注ぎ始めは日本酒が細い線を描くように入れ、徐々に太くしていきましょう。注ぎ終わりに近づくにつれ、再度細い線を描くようにします。注ぐ量はお猪口の八分目まで。

逆さ注ぎに注意

多すぎたり少なすぎたりしないように注意しましょう。 この時、右の手のひらが上を向いてしまった状態で注ぐことを「逆さ注ぎ」と呼びます。失礼に当たりますので、避けるべき行為です。

おちょこを置いたままお酌しないように

また、徳利の注ぎ口とお猪口を接触させないように気を付けてください。食器類がぶつかる音は、日本酒を嗜むうえで好ましくありません。さらに、テーブルの上のお猪口にそのまま日本酒を注ぐのは「置き注ぎ」といい、良くない行為とされています。「お酌いたします」と声をかけて、相手にお猪口を持ってもらったうえで注ぐのがマナーです。

注ぎ口は気にしすぎないで

「徳利の注ぎ口から注いではいけない」という話がテレビなどで出回ったことがありますが、これは絶対的なものではありません。素直に注ぎ口から注ぐ方が綺麗に注げることは事実ですので、注ぎ口から注いでも問題はないといえるでしょう。マナーについては諸説分かれるものもありますが、相手を思う気持ちが一番大切です。注ぐ際にこぼしてしまうくらいなら、注ぎ口から注ぐ方が良いといえます。

 

日本酒の受け方に関するマナー

日本酒の受け方に関するマナー|theDANN media

次に日本酒の受け方、つまり注がれ方のマナーを紹介します。日本酒を注がれる際は、お猪口を必ず持つのがマナーです。片手で受けたり、テーブルの上のお猪口に注がせるのは失礼にあたります。もし相手が「お酌します」と言ってくれた場合は、必ず両手でお猪口を持ち、注いでもらうようにしましょう。

おちょこの持ち方

持ち方についても紹介します。まず、右手の親指と人差し指で挟むように持ち、中指と薬指を使って支えてください。そこに左手を添えると美しく持つことができます。 また、注ぎ入れてもらった後、乾杯をするときはお猪口を軽く掲げましょう。この時の掲げる目安は目線の高さです。乾杯時にグラスのように相手のお猪口と軽くぶつける必要はありません。

一気に飲み干さないように

そして、乾杯の後は一度で飲み干さないようにしましょう。これは美しくない飲み方であるだけでなく、自分の体に負担のかかる悪い飲み方だといえます。軽く口を付けてから、少しづつ飲む量を増やしていくのがポイントです。

 

日本酒の香りを味わいながら、少しずつ飲むと美しい飲み方になります。また、乾杯してから一度も口を付けずにテーブルに置くことも良くないとされていますので、必ず一度は口を付けるようにしましょう。

 

日本酒に関するその他のマナー

覗いたり、振ったりしない

日本酒の注ぎ方、受け方に関するマナーを紹介しました。ここからは、日本酒についてのその他のマナーを紹介します。まず、徳利の扱い方に関してのマナーです。お酒の残量を確認するために、徳利の中をのぞいてみたり、強く振ってみたりする方がいますが、これはマナー違反とされます。それぞれ、「のぞき徳利」、「振り徳利」と呼ばれる良くない行為です。

他の徳利同士で混ぜない、倒さない

また、複数の徳利に入っている日本酒を一つにまとめようとする「併せ徳利」は、美味しい日本酒を味わう場にそぐわないため、しないようにしましょう。徳利を倒す「倒し徳利」もマナー違反です。不注意などで倒してしまった場合はすぐに立て直すようにしましょう。

おちょこの扱いも大切に

徳利以外に関するマナーもご紹介します。お酒を飲みたくない場合でも、お猪口を逆さにしてしまうのはあまり好ましくありません。飲めない場合はその旨を正直に伝えましょう。無理にお酒を勧めるのもマナー違反にあたります。お酒が飲めない場合は断っても構いませんし、反対の立場の場合は無理に勧めないように気を付けましょう。

少しだけ飲み置いておくのもマナー

それでももし、断りきれずに注がれてしまったら、ほんの少しだけ口を付けて、後は置いておくという対応で問題ありません。自分の飲める量の範囲で、美味しいお酒を楽しんでください。

 

マナーを守って美味しい日本酒を楽しもう

 

日本酒に関するマナーについて紹介しました。細かい注意点などもありますが、これを守ることで美味しい日本酒を美しくいただくことができます。

 

マナーを守ることで、気持ちよく食事を楽しむことができるのです。特に、接待などで飲む機会の多い方や日本酒に興味がある方は、マナーを身に着けておくと日常生活で役立つでしょう。

 

theDANN mediaでは、世界中のワインと料理を掛け合わせた新しいワインのストーリー「the new(ザ・ニュー)」をご提供しております。

 

 

ソムリエ様が厳選した2000円から購入できる赤・白・泡のワインと、ワインにぴったりなお料理のレシピ(無料)をお楽しみいただけます。

レシピ本は、ワインソムリエ様とフードコーディネーター様が考案した本格的なお料理。

ワインとのペアリングによって、素晴らしいマリアージュが堪能できます。

 

いつものディナーが、まるで旅行先でふと入ったレストランにいるような楽しいひとときになるでしょう。

パートナーの方やご友人の方と、気軽にペアリングを楽しめます。

 

ぜひ、the newによる新しいワインのストーリーをお楽しみください。

 

おすすめ記事