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シャトー・オー・ブリオンとは?産地やおすすめワインを解説!

シャトー・オー・ブリオンとは?産地やおすすめワインを解説!|theDANN media

 

 

こんにちは、theDANN編集長のダンです。

 

今回はシャトー・オー・ブリオンについて徹底解説しました。味わいや香り、合う料理などを書きましたので、ぜひじっくり読んでくださいね。 

 

それでは、はじまり〜はじまり〜

 

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シャトー・オー・ブリオンとは

シャトー・オー・ブリオンとは|theDANN media

 

シャトー・オー・ブリオンはグラーヴ地区にあるものの、その圧倒的な知名度の高さから例外的にメドック地区の5大シャトーのひとつに選ばれているシャトーです。その始まりは1550年で、当時から既に優れたワインを生み出すシャトーとしてフランス国内で広く知られていました。

 

1666年にはイギリスに進出、ロンドンの居酒屋で提供されたこのシャトーのワインが大人気となり、世界で初めて特定の畑名で販売されたワインとなったのです。色合いは深みのあるルビーレッドで、熟成が進むとレンガ色に近づいていきます。その生産はオー・ブリオン・オリジナルの近代的かつ合理的なシステムのもとで行われています。

 

シャトー・オー・ブリオンの味わいや香り

シャトー・オー・ブリオンの味わいや香り|theDANN media

 

シャトー・オー・ブリオンはベリー系果実の香りだけでなく、ドライフルーツやバラの香りがあるのが特徴です。また、タバコに似たスモーキーなニュアンスも加わっていることで複雑性を増しているのが大きなポイントだといえるでしょう。その香りは「世界で最もエレガントで複雑」と称されているほどです。

 

味わいは果実の風味の中に滑らかなタンニンが感じられます。ほかの4大シャトーのワインと比べると比較的軽く感じますが、それはメルローの比率が高いからです。このことによりエレガントさと親しみやすさのバランスを成し遂げているのです。

 

シャトー・オー・ブリオンの産地

シャトー・オー・ブリオンの産地|theDANN media

 

シャトー・オー・ブリオンの産地であるグラーヴはメドックの南にあります。グラーヴという地名の由来は「砂利」を意味する言葉「グラーヴェ」で、その名の通りこの地区の土壌は砂利を多く含んでいて水はけがよいのが特徴です。グランヌ川左岸に位置し、その全長は約50キロメートルにも及びます。

 

気候は他のボルドー地区と同じように海洋性気候で、冬は暖かで夏は暑く、湿度が比較的高めです。グラーヴの格付けワインはシャトー・オー・ブリオンのほかにシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンやシャトー・パプ・クレマン、ドメーヌ・ド・シュ>ヴァリエがあります。

 

シャトー・オー・ブリオンに合う料理

シャトー・オー・ブリオンに合う料理|theDANN media

 

複雑な香りを持つシャトー・オー・ブリオンに合う料理としてよく挙げられるのが、牛肉料理です。オー・ブリオンの風味に負けず、かといって味の邪魔をしないような極上の和牛サーロインステーキを合わせるとよいでしょう。牛肉料理ではなくても、たとえば舌平目のムニエルバターソースがけなどはオー・ブリオンによく合います。

 

比較的コクのある味わいの料理と合わせることで、オー・ブリオンの洗練された風味をより味わうことができるでしょう。また、オー・ブリオンにはスモーキーなニュアンスもあるため、卵やチーズ、ナッツなどの燻製をおつまみとして合わせるのもおすすめです。

 

シャトー・オー・ブリオンおすすめ5選

シャトー・オー・ブリオン

 

シャトー・オー・ブリオンを代表する銘柄が、その名を冠した「シャトー・オー・ブリオン」です。赤ワインでサイズは750mlから販売されています。「世界で最もエレガントなワイン」といわれており、格付け1級にふさわしい複雑で濃厚な香りが特徴です。その飲みやすさにもかかわらず、20年を超える熟成にも耐えることができます。

 

ゆっくり寝かせると重みが増すとともに滑らかな舌触りとなり、より上質なワインとなるでしょう。価格は安いもので7万円程度、高いものだと10万円以上になります。

 

ル・クラレンス・ド・オー・ブリオン

 

シャトー・オー・ブリオンのセカンドワインが「ル・クラレンス・ド・オー・ブリオン」です。ファーストラベルと同じ畑で育ったブドウを原材料としているため、オー・ブリオンよりも廉価でありながらエレガンスな味わいや香りを堪能できます。

 

ファーストラベルとの違いはブドウの樹齢のみで、土壌や品質管理などはファーストラベルと同じです。2006年までは「シャトー・バーン・オー・ブリオン」の名で販売されていました。価格はおよそ2万円程度です。

 

シャトーオー・ブリオン・ブラン

 

シャトー・オー・ブリオンの白ワイン銘柄が「シャトーオー・ブリオン・ブラン」です。ボルドーで最も高級な白ワインといわれています。19世紀にこのシャトーのオーナーだったラリユー家が、「まるで甘口のワインのように甘美な辛口ワインを造りたい」という夢を抱いたことが生産の始まりとなりました。

 

年間でわずか450~650ケースしか作られないため、その希少性も人気の理由となっています。ブレンド比率はセミヨンとソーヴィニヨン・ブランがそれぞれほぼ半分ずつで、スッキリとした味わいが特徴です。10万~15万円で購入できます。

 

シャトーオー・ブリオン・ブラン

 

「シャトーオー・ブリオン・ブラン」のセカンドラベルに当たるのが「ラ・クラルテ・ド・オー・ブリオン・ブラン」です。「シャトー・オー・ブリオン・ブラン」と「ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブラン」の畑のブドウをブレンドして作られており、爽やかな柑橘系の香りを味わえます。

 

こちらも年間平均1000ケース程度しか生産されないため、長年ファンの間での知る人ぞ知るワインといわれてきました。2008年までは「レ・プランティエール・デュ・オー・ブリオン」という名で生産されてきた白ワインです。1万5000~2万円の間で流通しています。

 

クラレンドル ルージュ バイ シャトー・オー・ブリオン

 

「クラレンドル ルージュ バイ シャトー・オー・ブリオン」はシャトー・オー・ブリオンとラ・ミッション・オー・ブリオンの二つを所有しているクラレンス・ディロン・ワインズによるカジュアルワインです。

 

シャトー・オー・ブリオンとラ・ミッション・オー・ブリオンを含むクラレンス・ディロン・ワインズの所有している畑のブドウを使用しているだけでなく、シャトー・オー・ブリオンと同じ醸造スタッフがこのワインを生産しています。3000円以下という低価格ながら、その確かな品質がさまざまなメディアなどから高い評価を得ています。

 

 

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