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開運の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?

開運の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?

 

「日本酒50選シリーズ」は、「〇〇の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」と題して、様々な銘柄や酒蔵を紹介するシリーズ記事です。

 

今回は第二弾です!「【Part2】おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」 に書いてありますので、読んでみてください。

 

前回好評だった第一弾の記事はこちら、「おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」に書いてあります。

 

No.64は「開運(かいうん)」です!

  

それでは、はじまり〜はじまり〜

 

 

はじめに

 

お気に入りの日本酒を見つけたときには、製法や蔵元についても知りたくなるかもしれません。

 

日本酒は、蔵元によってさまざまな個性が楽しめるお酒です。

 

どのような製法で作られているかを知れば、一層味わい深くお酒が楽しめるでしょう。

 

今回紹介する開運も、ファンが多い日本酒の1つです。開運の魅力や製法、蔵元の情報などをここでは紹介していきます。

 

能登杜氏が酒造りに携わってきた土井酒造場

 

開運は、静岡県掛川市にある土井酒造場が製造する日本酒の銘柄です。

 

土井酒造場は、この地で名主を務めた土井家が開いた醸造所です。土井家では明治時代ごろから酒造りを始め、さまざまな日本酒を作り続けてきました。

 

土井酒造場の日本酒は、全国新酒鑑評会で7年連続で金賞を受賞するなど、全国的にも評価が高いのが特徴です。

 

土井酒造場の杜氏として長年腕を振るってきたのが、渡辺正吉氏です。開運の能登杜氏として知られており、酒造場の日本酒造りに尽力してきました。

 

能登杜氏は、石川県の能登半島で誕生した杜氏の集まりです。能登杜氏の流派に属する杜氏は、濃厚な風味の日本酒を作ることで有名です。

 

土井酒造場の渡辺正吉氏は能登杜氏四天王の1人に数えられており、開運などの銘酒の製造に携わってきました。

 

平成21年に渡辺正吉氏が急逝してからは、棒葉農氏などの能登杜氏たちが能登流の日本酒づくりを受け継いでいます。全国新酒鑑評会でも再び金賞を連続受賞するようになり、日本酒業界でも一定の評価を獲得している状況です。

 

土井酒造場の主要な銘柄である開運は、地元の静岡県をはじめ北海道や九州、沖縄などの全国各地で販売されています。

 

静岡県や関東地方、中部地方などには、お店で開運を提供する飲食店も多く見られるようになっています。運がよければ、たまたま入ったお店で開運を試飲できるチャンスもあるかもしれません!

 

原材料と設備にこだわった土井酒造場の酒造り

 

土井酒造場は、原材料にこだわって日本酒の製造をおこなっています。

 

開運の静岡酵母、自家精米のこだわりは、土井酒造場の特徴の1つです。

 

開運には、山田錦やはえぬき、こしひかりなどの銘柄が使われています。

 

例えば、本醸造酒の「開運夢仕込み壱の酒」は、麹に山田錦、掛米に地元静岡県の高天神こしひかりを使用しています。

 

こういった米のほかにも、誉富士やフクヒカリなどが土井酒造場の日本酒には使われています。

 

地元・静岡酵母を使うなど、地元産の材料を多く取り入れて仕上げられています。

 

最新の設備を取り入れている点も、土井酒造場の大きな特徴です。

 

例えば、麹を作るために蒸した米を冷ますときには、放冷機を使って一気に温度を低下させます。米に吹きかける冷気を除菌、乾燥させている点は、土井酒造場のこだわりの1つです。

 

洗米機を使って米を洗うときのダメージを防ぐなど、設備を最大限に活用して質の高い日本酒を醸造するのが、酒蔵のスタイルになっています。使用する設備の開発には、社長が自ら携わることもありようです。

 

酵母の培養や酒質の設計まで社長がおこなう点も、土井酒造場ならではと言えるでしょう。

 

環境に配慮するために、太陽電池パネルを利用した大型冷蔵庫を導入したり、排水処理施設を設けたりして製造をスムーズにする工夫もおこなっています。

 

地域振興を願って名付けられたのが開運の由来

 

開運という名前は、創業当初に地域の発展を願って名付けられました。

 

土井酒造場の地元である小笠郡小貫村は貧しい村であったことから、地域をもり立てる意味をこめて名付けられたのが開運の名の由来です。

 

土井酒造場の商品には、開運の名をもつラインアップがいくつもあります。例えば、「開運祝酒」は、創業時から販売されているロングセラー商品です。こちらの商品は、パッケージにお多福などのイラストがデザインされており、お目出度いシーンにふさわしい華やかな一品です。

 

「開運益々繁盛」も開店祝いなどに用いられる祝酒の1つであり、お祝いムードを盛り上げる日本酒がそろっているのが土井酒造場の特徴になっています。

 

「開運花の香純米吟醸」などは、幻の美酒として有名な「花の香」を誉富士を使って復活させた日本酒です。

 

「花の香」をイメージしたこの商品には、和服姿の女性のイラストがパッケージやラベルにデザインされています。

 

開運のラインアップは、日本酒アワード2019などでも高い評価を得ています。これらのコンテストで、「開運 特別本醸造生」は特別金賞、「開運 純米大吟醸 伝 波瀬正吉」は金賞を受賞しました。

 

世界の銘酒が勢揃いする「International Wine Challenge 2019」や「Kura Master 2019」でも、開運のラインアップは注目されています。

 

品質にこだわった開運のラインアップは、日本はもちろん世界の人からも支持される有名な銘柄になっているようです。

 

由来をチェックしてこだわりの銘酒を味わってみよう

 

土井酒造場の開運は、全国の日本酒ファンの間でも人気の日本酒です。

 

商品はいろいろなお店で手に入るようになっているため、静岡県外に住んでいる人でもテイストを味わってみることは可能です。

 

おめでたいネーミングの由来などを思い浮かべながら、日本酒を飲んでみるのも楽しいかもしれませんね。高品質でユーモアのある開運は、ギフトにも利用できます。

 

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