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宝山の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?

宝山の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?|theDANN media

 

「日本酒50選シリーズ」は、「〇〇の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」と題して、様々な銘柄や酒蔵を紹介するシリーズ記事です。

 

今回は第二弾です!「【Part2】おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの? - theDANN media」 に書いてありますので、読んでみてください。

 

前回好評だった第一弾の記事はこちら、「おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」に書いてあります。

 

No.63は「宝山(たからやま)」です!

 

 

それでは、はじまり〜はじまり〜

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はじめに

 

宝山は新潟県新潟市にある宝山酒造が手がけている銘柄です。

 

全国的に知られている酒蔵の一つで、古き伝統を守りつつも新しい商品開発も進めています。

 

宝山酒造の日本酒にはどのような魅力があるのでしょうか。

 

酒蔵としての歴史や醸造の特徴、代表銘柄に込められているストーリーなどを初心者でもわかりやすく紹介していきます。 

 

宝山酒造の歴史と醸造の特徴

 

宝山酒造は1885年、明治の半ばに創立した歴史のある酒蔵で、その当時から続けてきている独自のノウハウを用いて代表銘柄の宝山を醸しています。

 

新潟の地酒として知られる宝山には贈答用としても用いられている純米大吟醸や大吟醸の日本酒があることに加え、純米や本醸造のリーズナブルな価格のものもあります。

 

酒米としてコシヒカリを用いたコシヒカリ純米吟醸や、7年もの熟成を経て販売されている宝山秘蔵熟成酒、スパークリング日本酒の宝山純米活性にごりなどの新しい商品のラインナップもあり、日本酒を喜んで飲む人たちに喜んでもらいたいという願いを込めて酒造りをしている酒蔵です。

 

現在は、四代目になっているものの、創業から酒蔵を大きくすることなく小さな酒蔵で丹念な酒造りをしているのも宝山酒造の特徴です。

 

宝山酒造は多宝山の麓にあり、霊峰多宝山の名水を使用して醸造しています。

 

この名水を使った宝山の醸造方法について大吟醸宝山を例に取ってどんな流れなのかを確認しておきましょう。

 

酒米として新潟県産の越淡麗を用い、40%まで精米をした後、多宝山の名水で米を洗って浸漬(しんせき)します。

 

そして、米を蒸した後には麹や酒母と混ぜ、三段仕込みをして低温でじっくりと発酵させます。

 

熟成が終わったら上槽をすることでお酒ができあがるというのが流れです。この後に火入れと割水をすることで最終的には瓶に詰められて出荷されます。

 

宝山酒造の人気銘柄

 

宝山酒造ではレギュラー商品の宝山シリーズ以外にも、他社との共同開発によって生み出している日本酒があります。

 

KURANDとの共同開発によって2016年にできあがったのが「酒を売る犬酒を造る猫」です。

 

酒を売る犬酒を造る猫は宝山酒造の次期蔵元杜氏、営業担当者の二人を犬と猫のキャラクターに見立てて開発されたというストーリーがあります。

 

霊峰多宝山の伏流水を使用し、新潟県産の酒米から醸されている正真正銘の新潟産の日本酒です。大切な友と呑み交わす酒というコンセプトで作られたこのお酒は2019年まで毎年醸造が続けられてきていて、第三弾も販売されています。

 

第三弾の酒を売る犬酒を造る猫は新潟県産のこしいぶきを精米歩合60%で使用していて、醸造アルコールを使用しない吟醸造りで醸された純米吟醸酒です。

 

すっきりとした味わいで辛口に仕上がっているので、多くの日本酒好きの人に喜ばれる逸品となっています。

 

宝山酒造では心を込めた手造りをすることをモットーとしていますが、酒を売る犬酒を造る猫はその考え方を忠実に体現している日本酒と言えるでしょう。

 

限定生産となっているので手に入れるのが難しいと思われますが、通信販売や首都圏のデパートなどでも購入できるようになっています。

 

「宝山」の酒蔵見学してみましょう

 

宝山酒造の酒造りについてもっと知りたいと思ったら酒蔵見学に参加してみるのが良い方法です。

 

宝山酒造では酒造りの時期にも予約制で酒蔵を見学できるようにしています。

 

小さな酒蔵でありながらも年間を通じて1万6千人もの来訪者がいるのには驚く人もいるでしょう。

 

宝山酒造の酒蔵見学に人気があるのには2つ理由があります。

 

1つは伝統のある酒蔵に実際に足を踏み入れて女将による詳しい説明を受けられるからです。

 

酒蔵には資料館があり、女将が丁寧に蔵や酒造りの歴史について解説してくれます。

 

素人でもわかりやすいように配慮した説明をしてくれるのでわかりやすく、気さくに話をしてくれるということで人気が高いのです。

 

さらに酒造りをしている蔵の方にまで足を踏み入れることができるのが宝山酒造の酒蔵見学の魅力です。麹の香りに包まれ、杜氏や蔵人が行き交う通路にも行くことができる蔵はそれほど多くはありません。

 

もう1つは宝山の日本酒に触れる機会になるからです。

 

酒蔵の見学を終えた後には名物女将や蔵人の方と話をしながら宝山の試飲をすることができる仕組みになっています。

 

実際にお酒を手がけてきた人からの話を聞きながらお酒を飲んでみると感動があるでしょう。

 

試飲のときには店頭に出てくることがないお酒も試せる場合があるため、宝山の日本酒の愛好家であっても見学に足を運んでみる価値があります。

 

このような出会いを楽しみにして酒蔵見学に訪れる人が多いのです。

 

伝統を守りつつ新しい道も切り開く宝山酒造

 

宝山酒造では1885年に創業してから蔵の規模を維持し続け、伝統を守って手造りの酒造りをしています。基本に忠実な醸造方法で丁寧に酒を醸し、創業当初からの銘柄である宝山を販売し続けています。

 

地元新潟産にこだわった酒を売る犬酒を造る猫も手がけるなど、新しいことへの挑戦もしている酒蔵です。酒蔵見学に人気があるので、興味を持った人は足を運んでみるのもいいかもしれませんね。

 

次回は、No.64「開運(かいうん)」です!開運のラインアップは、日本酒アワード2019などでも高い評価を得ています。これらのコンテストで、「開運 特別本醸造生」は特別金賞、「開運 純米大吟醸 伝 波瀬正吉」は金賞を受賞しました。

記事はこちら>>開運の日本酒はおすすめ!味の特徴やこだわりの原料を徹底解説! - theDANN media

 

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