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ミュスカデとは?製法や味わいについて徹底解説!

ミュスカデとは?製法や味わいについて徹底解説!|theDANN media

 

 

こんにちは、theDANN編集長のダンです。

 

今回は人気のワインであるミュスカデについて徹底解説しました。歴史や味わい、合う料理などを書きましたので、ぜひじっくり読んでくださいね。 

 

それでは、はじまり〜はじまり〜

 

 

 

ミュスカデとは?

ミュスカデとは?|theDANN media

 

ミュスカデは、フランス・ロワール川沿岸のナント市周辺で作られる白ワインです。AOC(原産地統制呼称)ワインですが、「ミュスカデ」は産地ではなく原料となるぶどうの名称であり、それがそのままアペラシオン(産地)として採用された珍しい例です。ミュスカデの最大の特徴は、「シュールリー(澱の上)」と呼ばれる特別な製法にあります。

 

白ワインを発酵させたときにできる澱は通常すぐに取り除かれますが、ミュスカデの場合は澱を除去せずにそのまま越冬します。それにより、味に特別な旨味や風味が生まれるのです。もちろん最終的にはろ過されるので、完成品は透き通った白ワインとなります。

 

ミュスカデの味わいや香り

ミュスカデの味わいや香り|theDANN media

 

ミュスカデは、原産地ブルゴーニュでは「ムロン・ド・ブルゴーニュ(ブルゴーニュのメロン)」と呼ばれており、マスクメロンに似た香りを持っています。ぶどう自体はそれほど強さのない味わいなので、そのままでは薄味のワインになってしまいそうなところですが、シュールリー製法によって深みを増し、強い酸味を持ったフレッシュな辛口のワインとなります。

 

収穫された年の気候が味に大きく影響するのも特徴で、気温の低い年は酸味が強く、暖かい年は実が熟して果実味が強くなり酸味とのバランスは抜群です。軽い口当たりが魅力で、よく冷やして飲むのがおすすめです。

 

ミュスカデの産地

ミュスカデの産地|theDANN media

 

ミュスカデの産地はロワール川の河口域に広がっています。花崗岩や砂岩、片岩などからなる水はけのよい土壌は古代の火山活動のたまもので、なだらかな傾斜のある土地と温帯海洋性気候はぶどうの生育に適しており、古くからカベルネ種などのワイン用ぶどうの生産が盛んでした。

 

しかし、1709年の冷害によりこれらは壊滅。代わりに生産が開始されたのが寒さに強いミュスカデでした。現在、AOCミュスカデの生産は4カ所で行われていますが、中でもセーヴル・エ・メーヌ地区には約70%もの畑があり、まさにミュスカデ生産の中心地となっています。

 

ミュスカデに合う料理

ミュスカデに合う料理|theDANN media

 

スッキリとした酸味とさわやかな味わいが特徴のミュスカデは、魚介類全般によく合います。鮮魚のカルパッチョや、牡蠣やホタテなどの貝類との相性は抜群です。温野菜にマヨネーズをつけたものや軽めのチーズと合わせても良いですし、水炊きやローストなどの鶏肉料理にも合います。

 

新鮮な食材をシンプルに料理するのがミュスカデと合わせるポイントといえるでしょう。和食とも意外に相性が良く、寿司や煮物、あるいはサンマやイワシの塩焼きに合わせるのがおすすめです。和食の繊細さを損なわず、互いのおいしさをよく引き立ててくれます。

 

おすすめミュスカデ5選

ミュスカデ・ロッシュ・リニエール 966円

 

大西洋に近い場所に位置するワイナリー「ロッシュ・リニエール」が、伝統の製法で仕上げた逸品です。明るく緑色がかった透明な色味、グレープフルーツやドライアプリコットを思わせる豊かな香り。

 

フルーティーさとフレッシュさのバランスの取れた味わいはとてもふくよかです。多数の金メダルを獲得したコスパ抜群のワインで、魚料理と合わせるのはもちろん食前酒にもおすすめです。

 

ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リーレ・ザンジュ 969円

 

色味は淡いレモンイエロー、香りはレモンやグレープフルーツなどの柑橘系。グラスに注ぐと華やかなバラの花からフルーティーな桃や洋梨、最後にはオレンジや甘草の甘い香りへと豊かに変化するアロマを楽しめます。

 

酸味と果実味の絶妙なハーモニーに柔らかなスパイス感も加わり味わいも豊かです。刺身や牡蠣、カルパッチョなど新鮮魚介との相性は抜群です。

 

ミュスカデ・コート・ド・グランリュー・シュール・リーラ・デザレイ・デュ・オー・ブール 2,178円

 

樹齢15年のぶどうをシュールリー製法で8カ月間熟成して生まれた白ワインです。花や青りんご、洋梨などの爽やかな香りにハーブやスパイスの香りが加わって深みのある香りを醸し出します。

 

ミュスカデならではの酸味を活かしながら、繊細な余韻を残す味わい。フレッシュでスッキリとした辛口ワインというミュスカデのイメージを覆す、個性あふれる一品です。

 

ルイ・メテロー(ドメーヌ・グラン・ムートン)ミュスカデ “ワン” 3,860円

 

「ワインの味は自然とテロワール(土地)の贈り物」という信念の元、伝統を大切にするドメーヌ・グラン・ムートンが作り上げた傑作です。樹齢80年以上の古木に由来するこのワインは、良作の年にのみ作られ、長い時間をかけて熟成されます。

 

若いうちは新鮮な魚介類と、熟成して複雑味が増したらオマールに合わせて、と様々な楽しみ方ができるのも魅力です。

 

ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌドメーヌ・ド・ボーリュー 6,808円

 

ロワールのヴァレ村で1950年に創業した「ドメーヌ・ド・ボーリュー」のヴィンテージワインです。ミュスカデはすぐに飲むもの、という信念を持っていた2代目当主が、たまたま口にした熟成もののミュスカデのおいしさに感激、以来毎年一定量を貯蔵し熟成し続けているという名品です。

 

やや辛口でミディアムライトボディのワインは飲みやすく、パリやロワールのレストランからは注文が絶えないほどの人気となっています。

※価格はすべて税込