theDANN media|お酒の総合メディア

theDANNは、「語らい、愉しい」をテーマに、お酒のメディア運営しています。吟醸、クラフトビール、ビオワインなどこだわりのあるお酒を中心に誰もがカンタンに楽しめる情報を発信しています。

menu

りんごワインを徹底解説!ブドウワインとの違いとは?

りんごワインを徹底解説!ブドウワインとの違いとは?|theDANN media

 

 

こんにちは、theDANN編集長のダンです。

 

今回はりんごワインについて徹底解説しました。一般的なブドウワインとの違いについてもまとまましたので、ぜひじっくり読んでくださいね。 

 

それでは、はじまり〜はじまり〜

 

 

 

りんごワインとは?

りんごワインとは?|theDANN media

 

りんごワインはその名の通りりんごで造られたスパークリングワインのことを言います。ブドウは一切使われていないので、一般的なスパークリングワインとは違い、りんごの味がしっかり楽しめます。

 

りんごワインの名称は国によって異なり、日本ではフランス語の「シードル」と呼ばれることが多いです。それ以外にも、イギリス・ニュージーランドでは「サイダー」、スペインでは「シドラ」、アメリカだと「ハードサイダー」と呼ばれています。日本では青森県や長野県などりんごの産地として知られている土地で製造されており、徐々にりんごワインの知名度も上がってきています。

 

りんごワインの味わいや香り

りんごワインの味わいや香り|theDANN media

 

りんごワインには大きく分けるとイングリッシュタイプとヨーロッパタイプの2種類があり、それぞれ風味が異なります。イングリッシュタイプは発酵感が強く、なめらかで喉ごしを楽しめるものに仕上がっているのに対し、ヨーロッパタイプはりんごそのものの風味をしっかり楽しめるものとなっています。

 

また、りんごワインの風味は、使われるりんごによって大きく異なります。日本のりんごは糖度が高いことから甘くてフレッシュな味わいが特徴です。それに対して海外産のりんごは酸味が強いことから、ワインも辛口でさっぱりとしています。

 

りんごワインの産地

りんごワインの産地|theDANN media

 

フランス・ノルマンディー地方はりんごワインであるシードルの産地として有名です。ノルマンディー地方は年間降水量が多い地域である故にブドウの栽培に向いておらず、そこからワインの代替品としてりんごを発酵してりんごワインの製造が行われました。

 

同じ理由でフランス・ブルターニュ地方でも製造が行われており、この2つの地域がりんごワインの名産地として世界的に知られています。りんごワインは「代替ワイン」と言われることも多く、このようにブドウの製造が難しい地域でブドウの代わりにりんごを使って製造されています。

 

りんごワインに合う料理

りんごワインに合う料理|theDANN media

 

りんごワインはりんごの甘みとさっぱり感が楽しめるものであり、幅広いジャンルの食事と相性が良いです。まず挙げられるのが野菜を使った料理であり、りんごの優しい甘みが野菜そのものが持つ風味を引き立ててくれます。

 

ドレッシングをあまり使わなくてもワインの風味が野菜の味を際立たせるので特に生野菜や温野菜と合わせるのがおすすめです。また、りんごワインは粉物とも相性が良く、キッシュやガレットにも合います。少し変わった組み合わせだとたこ焼きやお好み焼きとも相性が良いです。

 

それに加え、豚肉を使った料理もしっかり肉そのものの風味を際立てることができます。どんな調理方法でも美味しく食べられるので、定番のローストなどだけでなくしょうが焼きなどとも一緒に飲んでみてください。

 

おすすめりんごワイン5選

ニッカシードル スイート

 

お手頃価格で手に入るりんごワインとして挙げられるのが、ウイスキーでお馴染みのニッカウヰスキーから発売されている「ニッカシードル スイート」です。1本300円程度で販売されていることから、初めてシードルを飲む人でも手軽に購入できるでしょう。

 

りんごの名産地として知られている青森県のりんごに加えて自然豊かな青森県の水を使ったシードルは甘くてサッパリしています。ここで紹介するのはスイートではありますが、ロゼ・ドライもあり、甘口より辛口が良いという方はこちらがおすすめです。

 

AOMORI CIDREスパークリング スイート

 

りんごワインの中でも特にアルコールにそんなに強くないという方向けなのが、「AOMORI CIDREスパークリング スイート」です。

 

青森産のジョナゴールドとふじのみを使用した贅沢なシードルです。じんわりと口の中にまろやかな甘みが広がるのが特徴で、アルコール度数も3%と低めであることからジュース感覚で飲めてしまいます。

 

ドメーヌ・ジュリアン・チュレル シードル・ブリュットキュヴェ・シャンペートル

コストパフォーマンスの良さを重視したい人におすすめなのが、「ドメーヌ・ジュリアン・チュレル シードル・ブリュットキュヴェ・シャンペートル」です。価格が2,000円程度でありながら、樹齢100年以上の樹から穫れたりんごを使って製造されており、辛口で華やかな風味となっています。

 

りんごワインの本場であるフランスのシードルが手軽に楽しめるので、海外産のりんごワインに挑戦してみたい時に良いでしょう。

 

カモシカシードル ロゼ

 

贅沢な風味を楽しめておすすめなのが「カモシカシードル ロゼ」です。りんごの名産地として知られる、長野県でも珍しい品種である赤肉りんごの「ハニールージュ」と呼ばれた品種を使っており、真っ赤な見た目がとてもきれいで人気を集めています。

 

価格は3,500円~4,000円程度で販売されているので、少し贅沢がしたい時に良いでしょう。

 

Kimori シードル・ハーベスト

 

そして、りんごワインでもりんごそのものの風味をしっかり楽しめる物を探している人におすすめなのが「Kimori シードル・ハーベスト 750ml」です。りんごワインの中でも12,000円~15,000円と高価格帯のものであり、無濾過製法で製造されているのでしっかりとりんごの風味を楽しめます。

 

また、炭酸ガスを入れないことから泡がきめ細かくてまろやかで飲みやすいものに仕上がっています。