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カロンセギュールはどんなワイン?味わいや香り、産地や品種を徹底解説

カロンセギュールとは?特徴や味わいを徹底解説!|theDANN media

 

こんにちは、theDANN編集長のダンです。

 

今回は人気のワインであるカロンセギュールについて徹底解説しました。歴史や味わい、合う料理などを書きましたので、ぜひじっくり読んでくださいね。 

 

それでは、はじまり〜はじまり〜

 

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カロン セギュールとは?

カロン セギュールとは?|theDANN media

 

ワインラベルにハートのマークがあしらわれたカロン セギュールは、メドック地区で3級に格付けされているシャトーです。メドック地区のブドウ栽培は13世紀ごろから始まったと言われており、カロンセギュールも1920年代と1940年代には、1級ワインに匹敵する評価を得ていた歴史のあるシャトーです。

 

栽培面積はカベルネ ソーヴィニヨン約45%、メルロー約40%、カベルネ フラン約15%となっています。ブドウの収穫と選果は手作業で行われ、主にステンレスタンクを用いて発酵されていますが、一部は新樽を100%使用したマロラクティック発酵です。発酵後18~20カ月程度の熟成期間を経て、卵白を使った清澄化とオリ引き作業によってワインの上澄みだけを移し替えることで、美しく澄んだルビー紫色を帯びたワインが誕生します。

 

カロン セギュールの味わいや香り

カロン セギュールの味わいや香り|theDANN media

 

サンテステフ村の土壌には鉄分が豊富に含まれているので、重厚な渋みが出ると言われており、カロンセギュールも土壌のニュアンスが顕著に感じられる、たくましくて男性的なワインです。最初の口当たりは、あっさりとした感じでブラックベリーなどの完熟した果実の味が広がります。

 

その後、徐々に豊富なタンニンを含んだ力強さや濃厚さが現れ、あとに長い余韻が残ります。また、新樽が100%使用されているにもかかわらず、樽の香りや風味は思うほど強くありません。ヴィンテージによって違いはありますが、長期熟成型のフルボディタイプを特徴とするカロンセギュールは、長期間の熟成によって頑強なボディが徐々に丸みを帯びてくるため15〜20年の熟成を経て飲み頃になります。

 

カロン セギュールの産地

カロンセギュールの産地|theDANN media

 

カロンセギュールの産地であるサンテステフ村はメドック地区の最北にある村で、海が近いので気候は冷涼です。土壌は砂利で覆われているため水はけがよく、砂利の下は、ジロンド川が運んできた鉄分を多く含んだ良質な粘土質なので、ワイン造りに適しています。

 

また、サンテステフ村には、シャトー・コスデストゥルネル、シャトー・モンローズ、シャトー・カロン・セギュール、シャトー・ラフォン・ロシェ、シャトー・コスラボリの、5つのシャトーがあります。格付け1級のシャトーはありませんが、どのシャトーも評価が高く、特に2級のシャトー・コスデストゥルネルやシャトー・モンローズは、高品質のワインを造ることで知られています。

 

カロン セギュールに合う料理

 

カロン セギュールに合う料理|theDANN media

 

フルボディタイプのカロン セギュールに合うのは、やはり肉料理です。「ラム骨付きロースローズマリー風味のオーブン焼き」はローズマリーと、ピンクペッパーを使っていますが、ペッパー類を使っている割には優しい味わいです。冬の定番料理といえば「牛肉の赤ワイン煮込み」ですね。おいしいパンを用意して、ソースに付けて食べると最高ですよ。「ブルーチーズソースのステーキ」は、フランスのビストロでは定番料理になっていて、家庭でもよく作られます。ブルーチーズのしっかりしたソースがフルボディタイプのカロンセギュールにピッタリです。「豚肉肩ロースの甘唐辛子ソース添え」は、フランス人の大好きな焼いた豚肉とパプリカソースの相性が良く、意外と赤ワインにもマッチする料理です。「トマトのモッツァレラチーズとベーコン詰め」は、肉料理ではありませんが赤ワインとの相性はバツグンです。トマトとモッツァレラチーズとベーコンからでた、だし汁を御飯にかけるとリゾット風御飯が味わえます。

 

カロン セギュールを全てご紹介

ヴィンテージの違いはありますがハーフボトルやマグナムを除くと、アマゾンや楽天では主に3種類のカロンセギュールが購入できます。

 

サンテステフ・ド・カロン・セギュール2014

 

「サンテステフ・ド・カロン・セギュー2014(アマゾン¥3,960、楽天¥3,300)」は、ファーストやセカンドとは別区画の畑で、比較的樹齢の若いブドウの樹から造られるサードワインです。2012年までは「ラ・シャペル・ド・カロン」という名称でしたが、2013年のヴィンテージから改名されました。メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンがバランス良くブレンドされたフレッシュな果実感が特徴です。ハートのエチケットにふさわしい高い品質を感じさせる、お手頃なワインです。

 

ル・マルキ・ド・カロンセギュール2016

 

「ル・マルキ・ド・カロンセギュール2016(アマゾン¥5,060、楽天¥4,329)は、カロンセギュールのセカンドワインです。2012年までは「マルキ・ド・カロン」という名称でしたが、2013年のヴィンテージから改名されるとともにエチケットもファーストと同じハートのモチーフとなりました。熟成期間は17ヶ月と、カロンセギュールに比べて若いうちから楽しめるのが魅力です。果実の風味とタンニンの融合が感じられるカロンセギュールを継承した味わいが特徴です。

 

シャトー・カロン・セギュール2005

 

「シャトー・カロン・セギュール2005(アマゾン¥27,500、楽天¥19,580)」は、過去の偉大なヴィンテージと比べても、なんら遜色のない最高の出来栄えと評価されています。力強く濃厚なカロンセギュールの持ち味に、繊細さと上品さが加わったエレガントな味わいです。また、長期間の熟成により、まろやかな果実感と芳醇な香りに仕上がっていますが、派手な樽の香りや風味などを感じさせない伝統的なカロンセギュールです。

 

まとめ

 

今回は、「カロンセギュールとは?特徴や味わいを徹底解説!」について書きましたが、いかがでしたでしょうか。

 

ぜひ飲みながらもう一度記事を読んでみてくださいね。

 

theDANN mediaではワインの特集記事をたくさん書いているので、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

 

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