こんにちは、theDANN編集長のダンです。
今回は日本の歴史あるワイン、まるき葡萄酒について徹底解説しました。味わいや香り、おすすめ商品などを書きましたので、ぜひ読んでくださいね。
それでは、はじまり〜はじまり〜
まるき葡萄酒とは？
「まるき葡萄酒」は、山梨県甲州市に本拠を置くワインメーカー「まるき葡萄酒株式会社（以下まるき葡萄酒(株)）」によって生産されているワイン銘柄です。
日本最古のワイナリーといわれ、1891年（明治24年）に設立されてから120年以上に渡り、本格的なワインを生産し続けて来ました。創業時よりワイン造りの本場フランスの技術を用いたワイン造りが行われており、その原材料の大部分には、国産の「ベーリーA」や「甲州」が使用されています。
そうして出来たワインは抜群のフレッシュさ、色鮮やかさを持っており、多くのコンベンションで高く評価されています。
まるき葡萄酒の味わい
「まるき葡萄酒」は、本場フランスの技術をベースに造られている本格派ワインですが、創業から120年に渡る長い歴史の中で、日本人好みの味に調整されています。
海外産ワインは銘柄によって味に角を感じたり、饐えた匂いが気になってしまう事がありますが、まるき葡萄酒の場合、そういった事はほとんどありません。
全般的にフレッシュで口当たりが柔らかな銘柄が多く、優しい味わいとなっています。際立ったクセがなく、とにかく飲みやすいので、普段ワインを飲まない方やワイン初心者におすすめの銘柄といえるでしょう。
まるき葡萄酒の産地
「まるき葡萄酒」は、山梨県甲州市勝沼町にある、まるき葡萄酒(株)のワイナリーで生産されています。甲州市が位置する甲府盆地は、夏は暑く冬は寒い、寒暖差の大きな気候で知られており、ワインの材料となるブドウの生産が盛んです。
ワイナリーにも自社ブドウ畑が併設されており、そこではまるき葡萄酒の材料となる、不耕起草生栽培と減農薬にこだわって育てられたブドウが収穫されています。
原材料の栽培から収穫、選果から醸造まで、すべてを一社で賄う事によって、非常に高品質の美味しいワインが完成するのです。
まるき葡萄酒に合う料理
クセが少なく様々な料理と合わせられる「まるき葡萄酒」ですが、おすすめなのが和食と一緒に頂く事です。特に醤油やみりんなどを用いた「肉じゃが」などの煮物料理、「天ぷら」のような揚げ物料理との相性は抜群で、一緒に頂く事で互いの味が引き立ちます。
また「寿司」や「刺身」といった和食の鮮魚料理と合うのも、まるき葡萄酒の特徴です。これは一般的な海外産ワインには見られない特徴で、日本酒の晩酌のような楽しみ方ができます。洋食と合わせる場合は「白身魚のムニエル」のような、シンプルな味わいの物と一緒に頂くのがおすすめです。
まるき葡萄酒5選
ぎゅっとワイン ベーリーA 180ml
「ぎゅっとワイン ベーリーA」は、まるき葡萄酒のワインを味わいたい人にとって最もお手軽なチョイスといえるでしょう。ワンコイン以下で購入できるので、お試しに、毎日の晩酌に最適な赤ワインです。
ワンカップサイズなので飲み残しが出ることもなく、お花見、BBQなどの野外イベントにも向いています。国産原料にこだわったその味わいは、甘くまろやか。和食をはじめとした幅広い料理に合わせる事ができます。参考価格：385円
いろ ベーリーA 375ml
「いろ ベーリーA」は、ベーリーA本来の味、香りをそのまま味わえるよう作られた、とてもフレッシュな赤ワインです。あえて短めの醸造期間で作られた事により、優しい口当たりと果実味が楽しめる一品となっています。
その味わいはスグリやキイチゴ、新鮮なイチゴなど、赤い果物を連想させるものです。肉じゃがや焼き鳥、チキンソテーなど、味の濃すぎない料理と一緒にいただくのがおすすめです。参考価格：950円
ラフィーユ 樽 ベーリーA 750ml
「ラフィーユ 樽 ベーリーA」は、完熟したベーリーAをフレンチオーク樽でたっぷり11カ月熟成させて作られたワインです。あえて古樽を用いて熟成させる事で、柔らかな樽の香り、滑らかな口当たりと複雑なコクが感じられる一品に仕上がっています。
合わせていただく料理は、和食の煮物系がおすすめ。角の少ない優しい味わいは、料理の味を一段と引き上げてくれます。参考価格：2,640円
レゾン甲州 2017 750ml
「レゾン甲州 2017」は、自然な環境にこだわって作られた自社産の甲州ブドウを、収穫、醸造、ブレンド、すべての工程で妥協を許さず、丁寧に仕上げた白ワインです。
柑橘や洋ナシ、リンゴを連想させる豊かな果実香は、遅摘みされる事によって熟成を増した甲州ブドウによるもの。ブドウの味を凝縮したその味わいは「日本ワインコンクール2018」で銀賞を受けるなど、専門家からも高い評価を得ています。参考価格：3,850円
古葡萄酒 1998 720ml
欧州系ブドウ品種「ヴィオニエ」を原材料とし、勝沼醸造所で20年以上熟成された「古葡萄酒 1998」は、格調高いヴィンテージ白ワインです。柔らかな琥珀色のワインは、上品で柔らかな口当たり。
どこか懐かしさを感じさせるその味わいは、勝沼の気候、じっくり時間をかけた熟成、そして職人の技が一体になって作り出された傑作です。メモリアルワインとして贈答品にするのもおすすめ。まさに特別な日にこそ開けたい一本といえるでしょう。参考価格：10,000円