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ちえびじんの日本酒の評判は?味わいの特徴や豊富な種類を解説

ちえびじんの日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?|theDANN media

 

「日本酒50選シリーズ」は、「〇〇の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」と題して、様々な銘柄や酒蔵を紹介するシリーズ記事です。

 

今回は第二弾です!「【Part2】おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの? - theDANN media」 に書いてありますので、読んでみてください。

 

前回好評だった第一弾の記事はこちら、「おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」に書いてあります。

 

No.57は「ちえびじん」です!

 

 

それでは、はじまり〜はじまり〜

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はじめに

 

人気が高い大分県の地酒「ちえびじん」。大分県の地酒はスッキリしていて食中酒としても人気です。一度は飲んでみたいと思っている人もいるでしょう。

 

そんな「ちえびじん」はどんな特徴を持った日本酒なのでしょうか。

 

ここでは数々の賞を受賞している日本酒ちえびじんの歴史や特徴などについて紹介します。

 

大分の歴史ある日本酒「ちえびじん」

 

ちえびじんは大分県杵築市にある中野酒造にて製造されています。

 

中野酒造は1874年創業で100年以上の歴史を持つ酒造です。

 

ちえびじんの名前の由来は創業当初の女将の名前「智恵」から付けられており、たくさんの人に愛される美味しいお酒になるようにという願いを込めて名前がつけられました。

 

ちえびじんには地元にて流通する「智恵美人」と、全国の39つの特約店でしか購入することができない「ちえびじん」の2種類が存在します。

 

ちえびじんは2018年にフランスにて開催された日本酒コンクール「KURAMASTER」で最優秀賞にあたるプレジデント賞を受賞して以来、人気になっています。

 

ちえびじんの特徴はまろやかでさっぱりとした風味と言われています。大分の郷土料理は甘めの味付けが特徴であり、大分の地酒は甘味・旨味が強いのが特徴ですが、ちえびじんの場合は柔らかく、どんな料理とも相性が良いです。

 

軽快な舌触りで食中酒に向いており、中野酒造の社長も「ワイングラスに注いで食事と一緒にゆっくりと飲むスタイルをおすすめしている」と語っています。

 

ちえびじんの魅力は、仕込み水にこだわりがあります。

 

ちえびじんの仕込み水に使われているのは、地下200mより湧き出した六郷満山の御霊水です。こちらはモンドコレクション最高賞を受賞するほどであり、ちえびじんのさっぱりとした飲み心地は仕込み水によって生み出されています。

 

また、ちえびじんは杜氏無しでの酒造りにもこだわりを持っています。蔵元は後継者不足に悩まされているところも多いですが、中野酒造はちえびじんの創業者である6代目倉本を中心に若手が中心となって製造を行っており、さらに今後が楽しみな蔵元と言えるでしょう。

 

ちえびじんは種類が豊富で、大吟醸・純米大吟醸・純米吟醸・純米・桃色にごり純米原酒・無濾過生原酒・紅茶梅酒などがあります。

 

市販されているものの中でも最もランクが高いのが「純米大吟醸山田錦」ですが、こちらはちえびじんの中でも一番人気のある商品です。

 

また、ちえびじんの中でも定番で人気が高いのが「ちえびじん桃色にごり純米原酒LOVEPINK」です。

 

赤色清酒酵母を使っているので見た目がピンク色なのが特徴で、アルコール度数が低く、日本酒が苦手な人でも飲みやすいと言われています。

 

ちえびじんの造り

 

ちえびじんに使用している米は酒米の王様とも呼ばれる山田錦です。山田錦は粒が大きく、雑味が少ないうえに、水を良く吸収するのが特徴と言われています。

 

良質な水をしっかり吸収したら放冷機で米を冷やし、麹・もろみを入れて蔵にて発酵を行います。

 

ちえびじんは蔵で流れるクラシック音楽も特徴の1つであり、飲むと広がる優しい味わいはこのクラシックが影響しているかもしれませんね。

 

ちえびじんと智恵美人の違いは?

 

「ちえびじん」と「智恵美人」はひらがなと漢字以外にも様々な違いがあります。

 

智恵美人は中野酒造創業当初からあったブランド名であり、それに対してちえびじんは2010年に創業者が智恵美人をさらに発展させるために立ち上げたブランドのことを言います。

 

ちえびじんが登場した当時、規酒類販売免許が緩和されたために安い日本酒が売れる傾向が強くなり、智恵美人の売り上げが下がってしまったことから新しいブランドを立ち上げることを決めました。

 

その際、今までの智恵美人とは違う日本酒を製造するにしても「智恵美人」という名前に愛着があったことからひらがな表記にして新ブランドとして立ち上げることに決めたそうです。

 

智恵美人は大分の地酒特有の甘味の強い料理との相性が良く、地元で食中酒として愛されています。

 

地元でしか流通していない商品なので、ちえびじんと比べると全国的な知名度は下がってしまいますが、地元では高い評価を受けています。

 

それに対してちえびじんは全国流通していることから、現代の食文化に合うように、日本酒特有の癖を少なくし、智恵美人特有の甘味・旨味は残しつつもあっさりとした風味に仕上がっています。

 

製造方法に関しても智恵美人は火入れ・濾過・加水は必ず行うのに対し、ちえびじんは生原酒で濾過をしないという違いがあります。

新世代が造る日本酒「ちえびじん」

 

日本酒は蔵元の後継者不足が深刻で、様々な銘柄が醸造を終了しています。

 

そんな中で、若い世代が若い人でも飲みやすいように日々改良を行っているちえびじんは、日本酒のこれからを支える酒蔵なのは間違いありませんね。

 

現代の食文化との相性や飲みやすさを考えて開発されているので、お酒は好きだけれども日本酒は苦手という方にもおすすめです。

 

次回は、No.58「満寿泉(ますいずみ)」です!縁起の良い名前に加えて、男女共に飲みやすい酒質から、お祝いの席や贈り物など、様々なシーンで人気があります。

記事はこちら>>満寿泉の日本酒の評判は?味わいの優しさやおしゃれなラベルが人気 - theDANN media

 

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