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会津ほまれの日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?

会津ほまれの日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?|theDANN media

 

「日本酒50選シリーズ」は、「〇〇の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」と題して、様々な銘柄や酒蔵を紹介するシリーズ記事です。

 

今回は第二弾です!「【Part2】おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」 に書いてありますので、読んでみてください。

 

第一弾は、「おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」に書いてあります。

 

No.88は「会津ほまれ」です!

 

それでは、はじまり〜はじまり〜

 

 

はじめに

 

会津ほまれは、2016年に三重県で行われた伊勢志摩サミットにおいて、安倍総理大臣から各国首脳へのお土産として渡された品の一つに選ばれた日本を代表する酒の一つです。

 

会津の名前の通り福島県のお酒で、醸造元は「ほまれ酒造」と言う喜多方市で100年を超える歴史を持った酒蔵です。この会津ほまれについて詳しく見てみましょう。

 

高レベルで安定した品質が会津ほまれの特徴


会津ほまれにはいくつかの種類がありますが、いずれも高品質で安定しているのが特徴です。そこのことは各種コンテストでの受賞実績が物語っています。

 

限定品を除けば最上級ブランドである「会津ほまれ 播州産山田錦仕込 純米大吟醸」は、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)において、2012年から2017年まで6年連続でメダルを受賞していますし、2015年には「チャンピオン・サケ」に選ばれているのです。

 

もちろん、この酒だけでなく、例えば「会津ほまれ 純米大吟醸」もIWCで4年連続メダルを取っていますし、他の酒を含めて国内の鑑評会でも高い評価を受けています。

 

会津ほまれのこだわりは、酒造りに適した風土と水に恵まれたところから始まります。冬の雪は空気中のホコリや雑菌を取り除き、霊峰飯豊山に降り積もった豪雪はおよそ100年掛けて「喜多方の名水」となります。

 

それをフルに活用できるよう、地元産品を中心に全国の優秀な酒米を選定して酒造りを行っているのです。そして、最終的に重要なのは技術と言うことになります。

 

ほまれ酒造の前身は米問屋と味噌蔵・麹蔵でした。つまり米を扱うことにも発酵においても高い技術を持っていたのです。

 

それが現代では高い酒造技術に役立っているのかも知れません。 さまざまなデジタル計測機器が活用できる現代技術と、伝統的な勘どころの組み合わせによって造られるほまれ酒造の酒は、同時に再現性という科学的要素を加えることで、安定した酒造りにつながっています。

 

これが各種鑑評会やコンテストで高い成績を取り続けられる要因となっているのでしょう。

会津ほまれは味噌蔵が酒蔵を譲り受けたことに始まる

 

会津ほまれの歴史を紐解いてみると、もともと米問屋と味噌蔵・麹蔵を営んでいた創業者に源流を求めることができます。

 

創業者である唐橋幸作は、1918年(大正7年)に喜多方にあった酒蔵を譲り受けました。そして事業拡張に伴って現在の所在地である場所に移転、社名をほまれ酒造株式会社としたのです。

 

つまり、酒蔵としての歴史は100年余りですが、米の扱いや発酵技術についてはもっと長い歴史を持っていることになります。

 

その歴史の中で生まれたのが、「会津ほまれ 播州産山田錦仕込 純米大吟醸」と言う高級酒です。 この酒は名前の通り山田錦を94%、補助として五百万石6%を酒米に用いて、うつくしま夢酵母(福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター食品醸造科F7-01株)で醸したものです。

 

精米歩合は山田錦が40%、五百万石が50%となっています。アルコール度数は16%で基本的には辛口の酒ですが、甘味と酸味も感じられてトロピカルフルーツのようなフレッシュな香りが魅力です。スッと消えてゆくようなキレの良さもまた、この酒にファンが多い理由の一つとなっているようです。

 

ただし、純米大吟醸ばかりが会津ほまれの酒ではありません。

 

吟醸酒も純米酒もありますし、本醸造上撰酒もあります。例えば180mL入のカップ酒もあるのが会津ほまれの特色と言えるでしょう。

 

これは五百万石を中心にまいひめなどの酒米を用い、68%の精米歩合で協会7号の酵母で醸したものです。焼き鳥などによくあう日本酒らしい味わいの酒で、毎晩飲んでも飲み飽きないと言われています。

 

蔵元の名前を関した銘柄もある会津ほまれ

 

会津ほまれには別のブランドもあります。唐橋の銘柄については創業者そして現蔵元の名字で、それをひらがなで書いた「からはし」として発売されています。

 

純米吟醸からはし白ラベルは、会津産の酒米「夢の香」を大吟醸レベルの50%まで磨き上げ、福島県のうつくしま夢酵母と喜多方名水で醸したものです。

 

メロンやイチゴのような香りと柔らかい口当たり、中辛口のでありながらほのかな甘味が感じられる飲み口が特徴です。

 

「からはし」には山田錦(精米歩合60%)を酒米に用いた黒ラベルもあります。 現社長には2人の妹がいます。姉の方は唐橋ユミ、2019年10月現在、TBSの「サンデーモーニング」でサブキャスターを務めるフリーアナウンサーです。

 

彼女は会津ほまれの販促プレゼント企画のCMにも出演していますし、公式サイトにも顔を出しています。また、利き酒師の資格も持っている彼女のおすすめの一本として、酒米五百万石を50%まで磨いて協会9号酵母で醸した「純米吟醸 巽蔵 一回瓶火入れ」を選定しています。

 

火入れ方法を工夫することでよりフルーティになった一本です。 妹の方は唐橋宙子(ひろこ)、クラシック歌手(ソプラノ)でピアニストとのユニット活動も行っています。時折、姉と一緒にほまれ酒造が行うイベントにも出演しているようです。

 

世界に認められた蔵元家族の酒

 

会津ほまれは、首相が世界の首脳にお土産として渡す世界レベルの名酒です。一方で、会津喜多方の蔵元が杜氏とともに手間ひまかけて作り上げる酒でもあります。

 

酒米指定の純米大吟醸からカップ酒まで、同じブランドで作れるのはそれだけ品質に自信があるからなのでしょう。それを蔵元社長の妹たちが脇から支える家族の酒でもあるのです。

 

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