「日本酒50選シリーズ」は、「〇〇の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」と題して、様々な銘柄や酒蔵を紹介するシリーズ記事です。
今回は第二弾です!「【Part2】おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」 に書いてありますので、読んでみてください。
第一弾は、「おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」に書いてあります。
No.95は「刈穂(かりほ)」です!
それでは、はじまり〜はじまり〜
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はじめに
大昔からある日本酒ですが、長い間親しまれ飲み続けられたお酒です。その日本酒の中かから「刈穂」という代表的な日本酒についてお伝えしていきます。
刈穂というお酒の良さやこだわりの製法、酒蔵の歴史、刈穂の種類についてなど様々なことに触れていき、日本酒初心者という方にも飲みやすいお酒であることを知っていただけたらと思います。
刈穂について
刈穂は、飛鳥時代の天智天皇が詠んだ有名な和歌より酒名がつけられました。
この和歌は、田畑を耕している農民生活のことを思ったものとして知られています。
お酒を造る方々にとってこの名前は特別な想いがあるようです。刈穂のこだわりは、何と言ってもその製法にあります。
刈穂伝統の山廃仕込みで造られており、天然の乳酸菌の働きや酵母により60日間、低温長期醗酵を可能にしています。
そのおかげでさまざまな風味を作り出し、隅々まで行き届いた旨みを実現してくれます。この山廃仕込みで造られるお酒は、料理との相性が抜群です。
食材の真のうまさを引き立たせ、飲み心地の良さを感じさせてくれます。お食事中にお酒を飲むのであれば、このお酒を選ばれると間違いないでしょう。
そして最後の工程では、全量酒槽(さかふね)しぼりという方法で無駄な圧力をかけることがありません。こ
の方法はとても手間がかかり、他の酒造ではあまりやられてない製法です。それ故にひとつひとつゆっくりとしぼりだすことができます。
この丁寧な方法により、刈穂独特の味わいを保持することができるのです。現在では、この蔵で醸造される全てのお酒が特定名称酒となっています。
この繊細な工程を知ることでさらに刈穂の味を楽しむことができます。 お料理をされる方はおわかりかもしれませんが、お料理と同じように大変だとわかっていてもひと手間加えるだけで全くと言っていいほどの味に違いがでます。
このひとつひとつの手間が真の刈穂の味わいなのです。
酒造について
刈穂酒造は、1850年に建てられた蔵です。これは、ペリーが浦賀に黒船で来航するよりも3年も前のことです。
近くで酒蔵を営んでいた伊藤洋平氏が歴史的なこの蔵を譲り受けて、仲間たちと1913年に酒造りを始めました。
お酒の味わいを楽しむだけでなく、蔵の歴史を感じることもお酒を楽しむ方法の一つかもしれません。
刈穂酒造がある仙北平野は、夏から秋にかけてしめりけのある温暖な気候で、冬になると多くの雪が降り、震えるほどの寒さを感じます。
これは、原料となる酒米を栽培するのに最適な場所です。さらに蔵で使用する水は、奥羽山脈からの恵みの水を使用しており、蔵の敷地内から3本の井戸から汲み上げることができます。
この水は、ミネラルたっぷりで日本酒の発酵を促進させます。それにより風味豊かで、きりっとした刈穂独自の味を作り出すことを叶えてくれます。
酒造りには、気候や水はかかせません。こちらの蔵で酒造りをしようと考えた当時の創設者は先見の明があったとしか思えません。
こちらの酒造を経営しているのは、秋田清酒株式会社(設立1972年)代表取締役の伊藤洋平氏です。こちらの企業の社章には、井戸と水をモチーフにしたマークの中に日の丸が描かれ、日本を代表するお酒として日本の伝統を守りつつ広げていきたいという思いが詰まっています。このように、社章を見てみるのも面白い発見があります。
HPにも載っていますので、そちらのロゴも実際に見てみてください。
初心者にもお勧め
刈穂のなかでも「かわせみ」は、日本酒を普段あまり飲んだことがない方や、お酒を飲むことが初めてという方にもお勧めなお酒です。
ホワイトラベルが貼られており、そのラベルに書かれているのが「かわせみ」という鳥です。
このかわせみのように鮮明で美しい色彩を思わせるようなハッキリとした口当たり、爽やかな風味で口いっぱいになる純米吟醸です。飲めば飲むほどその味がしみわたり、くせになる味です。
辛口なので、甘いお酒が苦手という方にも打ってつけのお酒です。後味が良いので締めの一杯にも最適です。
ここまでのこだわりを持っているのにも関わらずとてもリーズナブルな価格で販売してくれているのがありがたいです。
サイズも様々なので、ご自身の飲みたい量によって購入が可能です。
かわせみのラインナップは3つほどあり、季節により味わいが少しずつ違います。それらを飲み比べるのも面白いでしょう。
春のものは、生酒でなかなか市場ではお目見えしない代物なので、お酒好きにはたまりません。
秋のものも旨みがぎゅっと凝縮された一品となっています。是非、一度「かわせみ」を飲まれるのであれば飲み比べにもチャレンジしていただき、季節の違いを感じてみてください。
日本酒とは
大昔から愛される日本酒には、長年のお酒に対しての想いが詰まっており、水や気候によりおいしさが格段に違う繊細なお酒です。
この伝統的な歴史を守るために今でも昔ながらな製法を守り続けている人がいます。そのおかげで今の時代も素晴らしい日本酒と出会えるのです。
是非、日本酒にご興味がある方は、まずはお酒ができるまで、そして蔵や人について知ってほしいです。
次回は、No.96「鏡山(かがみやま)」です!鏡山は、地元川越の若者の手によって奇跡の復活を遂げた日本酒です。手作業にこだわって製造されるので、日本酒の持つ複雑で繊細な風味が存分に楽しめます。
記事は、こちら>>鏡山の日本酒を徹底解説!味の特徴やこだわりの製造方法が生み出す魅力 - theDANN media
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