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まんさくの花の日本酒を徹底解説!味の特徴やこだわりの限定ブランド

まんさくの花の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?|theDANN media

 

「日本酒50選シリーズ」は、「〇〇の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」と題して、様々な銘柄や酒蔵を紹介するシリーズ記事です。

 

今回は第二弾です!「【Part2】おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」 に書いてありますので、読んでみてください。

 

第一弾は、「おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」に書いてあります。

 

No.97は「まんさくの花」

 

それでは、はじまり〜はじまり〜

 

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はじめに

 

蔵元は元禄2年(1689年)創業の秋田県の日の丸醸造。この日の丸醸造の核となっている日本酒が、まんさくの花です。

 

まんさくの花ブランドはたくさんの種類が流通しています。日本酒初心者向けの飲みやすいものから、通をうならせる辛口の銘柄まで多岐にわたります。ここでは、まんさくの花ブランドの特徴と銘柄を徹底解析していきます。

 

こだわりのブランド

 

日の丸醸造では、毎年50種類以上の日本酒を作っていて、その中の殆どがまんさくの花ブランドです。

 

これだけたくさんの日本酒を造っていても、日本酒はブレンドせずに生原酒か一度火入れ原酒として瓶詰めされ、販売されるのがまんさくの花のこだわりです。

 

まんさくの花の起源は、昭和56年に放送された、秋田県横手市が舞台となったNHK朝の連続テレビ小説「まんさくの花」に由来しています。

 

それまでは、日の丸醸造では蔵名と同じ「日の丸」という日本酒が主力商品でしたが、この日の丸の重厚な味わいとは異なって、まんさくの花はきれいで優しい味わいを目指しているそうです。

 

昭和後期に誕生したこのまんさくの花は、当時では珍しくひらがなを墨文字で書いたラベルで流通し、ラベルの斬新さにも注目が集まりました。

 

ラベルへのこだわりは、まんさくの花誕生当時から今も続いていて、目を引くようなラベルデザインもまんさくの花の特徴と言えます。

 

まんさくの花ブランドの核は、大吟醸、吟醸、純米酒と通年販売商品として飲み続けても飽きない味を目指した飲みやすく優しい味わいとなっています。

 

この通年販売商品では変わらない味わいを追求しつつ、まんさくの花ブランドでは新たな味わいへの挑戦として限定商品をたくさん醸造しています。

 

まんさくの花の限定商品

 

まんさくの花ブランドの核から展開した限定商品は、流通限定、県内限定と超限定という、大きく分けて3種類があります。

 

まんさくの花、限定商品

 

まず、流通限定商品は、様々な酒米や酵母を取り入れ、純米と小仕込みにこだわって丁寧に造っています。

 

流通限定商品は多品種にわたりますが、どの品種もテーマがあり、ユニークなものとなっています。

 

例えば、流通限定商品の「まんさくの花巡米吟醸」は名前が表しているように、発売の季節ごとに酒米を変えて造っています。

 

山田錦や秋田酒こまちなど有名かつ厳選されたお米を使い、酵母を変えずに造ります。

 

飲み比べをしたり、お米の違いを楽しむことができます。

 

まんさくの花、流通限定

 

流通限定商品は、通年販売商品とは違い、去年と同じ銘柄が今年もまた必ず販売されるわけではないので、その時々で違った味わいを楽しむことができます。

 

商品は日の丸醸造のホームページで確認したり、ホームページ掲載の「買えるお店」で全国の取扱地酒専門店を検索できます。

 

まんさくの花、県内限定

 

県内限定商品は、蔵元直売所と秋田県内の酒店でしか手に入らないまんさくの花です。山田錦が中心で精米歩合が45%の純米大吟醸で、人気のお酒です。

 

まんさくの花、超限定

 

最後に超限定は、まんさくの花ファンの中では大人気でネットの日本酒サイトでもなかなか手に入らないお酒です。

 

「超限定」と墨文字で書かれたラベルはインパクトがあり、すぐに分かります。

 

芳醇なきめの細かい味わいの超限定まんさくの花純米大吟醸はコストパフォーマンスが良いと評判で、ファンが多く早期完売必至のお酒です。

 

その他にも蔵元直売所では、季節限定のお酒やワンカップなど直売所でしか手に入らないお酒が随時あります。

 

蔵元のホームページにはオンラインショップも併設されていますが、限定商品はいずれもオンラインショップでは購入できません。

 

気になる商品は日の丸醸造営業部で電話受付してくれるそうです。

 

 

まんさく酵母

 

日の丸醸造は長い歴史と伝統を守りながらも、造り手とお客様のそれぞれの愉しみを追求し、新しい挑戦を続けています。

 

その挑戦の1つには季節によってまんさくの花の酵母を変えて作られている流通限定商品があります。

 

これは「Mansakunohana Kobo Project」と呼ばれ、まんさくの花には通常使用しない酵母を使います。

 

酵母を変えることで味わいが大きく変わり、まんさくの花ファンの間では、季節によってどんな味わいに仕上がっているのか楽しめると話題のお酒です。

 

「Mansakunohana Kobo project」で仕上がった日本酒は、ワインのようなボトルとラベルが使われています。

 

また、銘柄表記もMK-と記号表記となっていることから、通称MKシリーズとも呼ばれています。MKシリーズとまんさく酵母は毎回ファンの期待が大きいです。

 

まんさくの花の酒蔵見学はおすすめ観光スポット

 

日の丸醸造が位置する増田町重要伝統的建造物保存地区に指定されていて、日の丸醸造の酒蔵は「内蔵」と呼ばれる登録有形文化財に指定されています。

 

蔵の中にさらに豪華な蔵がある風景は他にはない増田町の酒蔵特有の造りです。酒蔵見学の後には、蔵元直売所でお酒を買うのがおすすめですよ。

 

ファンの期待を裏切らないまんさくの花

 

まんさくの花は日の丸醸造の代表格の日本酒であり、しっかりと不動の核となる商品ラインナップを揃えながらも、ファンを飽きさせない創意工夫を凝らし、楽しみとなる変化を持たせた銘柄も持ち合わせているブランドです。

 

幅広い商品種類があるので、秋田県横手市近くに行ったときには、酒蔵見学とともに蔵元直売所にも足を運んでみたいと思わずにはいられない銘柄です。

 

次回は、No.98「ロ万(ろまん)」です!様々な銘柄の中でも口万(ロマン)は他に類を見ない独特な旨味が評価され、全国的にもファンが多いお酒です。

記事はこちら>>口万(ロマン)の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの? - theDANN media 

 

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