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【2024年】知らないと恥ずかしい?!黒ビールについて徹底解説!

【2019年完全版】知らないと恥ずかしい?!黒ビールについて徹底解説! | theDANN

 

こんにちは、theDANN編集長のダンです。

 

いきなりですが、皆さんは黒ビールってどうして黒いか知ってますか?

 

えーっとなんか黒いのを混ぜてる!?あれ知らないかも。。。

 

ちょっと惜しい!笑

 

知っているようで、知らないことって意外に多いですよね。

 

それでは色が黒い理由や歴史について勉強していきましょう!!

 

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黒ビールが黒い理由

 

黒ビールが黒い理由は、しっかりと焙煎した麦を使っているからです。焙煎はローストとも呼ばれ、加熱した鉄板の上で炒(い)ることを言います。

 

イメージがなんとなくわきずらいのですが、パンケーキをずっと焼くと黒く焦げてし舞うことがありますよね。

 

あの焦げの部分とほぼ同じだと思っていただいて構いません。

 

焙煎することで麦芽の中のタンパク質が黒く酸化し、その麦芽を少し入れることで、黒ビール特有の苦味と深みが出るんですね。

 

ただし、焙煎してしまうと発酵に必要な糖が減ってしまうので、焙煎した麦芽は20%程度で、あとは通常の麦芽を入れて他のビールと同じように発酵させます。

 

ある意味冒頭の黒いのを混ぜてるは正解かも、、笑

 

黒ビールの誕生

ここから先は黒ビールの誕生秘話について勉強していきましょう。

 

簡単な内容にまとめたので、サクッと読めますよ!!

 

黒ビール「ポーター」が生まれた背景

 

冷蔵の技術が発達していなかった時代に、ビールはブレンドして傷まないようにするのが一般的でした。

 

そんなある日、ロンドンでパブを経営していたラルフ・ハーウッドがつくりだしたスリースレッドという黒ビールが瞬く間に人気になります。

 

スリースレッドの中身は、昔からあるブラウンエール、ペールエール、新しいブラウンエールの3つのビールを混ぜ合わせたものです。

 

このスタイルの黒ビールはイギリスで大人気になったのですが、お店でブレンドして提供していたため、労力がかかっていたんです。

 

そこで初めからブレンドした樽を「エンタイヤ」として販売したところ、手軽さが受け人気に火がつきました。

 

これが黒ビールの発祥と言われています。

 

また、イギリスでは18世紀ごろ後半から、産業革命が起きました。ポーターも産業革命のあおりを受け手作りのビールから脱却し、大量生産され”産業化したビール”とも言われています。

 

このバーから火がついて大人気になったエンタイヤは、後にポーター(荷物の運び屋)と呼ばれるようになりました。

 

ポーターと呼ばれるようになった理由は、ポーター(荷物の運び屋)がエンタイヤのビールを好んで飲んでいた説や、運び屋がパブに届ける合図が「ポーター(配達にきたよ)!」といっていたからという説があります。

 

名前のつけ方に、様々な説があるポーターですが、イギリスビールの技術革新があったことも合わせて覚えておくといいでしょう。

 

黒ビール「スタウト」が生まれた背景

 

一方で18世紀後半に、イギリスで人気だったポーターを改良したのが、スコットランド生まれのスタウトビールです。

 

日本のレストランで真っ黒なビールを見たことがある方はポーターではなく、スタウトビールなんです。今人気があるのは、どちらかというとスタウトなんですね。

 

販売当初は、ポーター・スタウトと呼ばれていましたが、段々とスタウトと呼ばれるようになりました。

 

スタウトは、麦芽化していない大麦を使っているのが、ポーターとの大きな違いです。

 

アルコール度数が高めで、焙煎された大麦の苦味がしっかりと味わえるシックなビールです。

 

 

おすすめの黒ビール(スタウト、ポーター )

 

さて黒ビールについて勉強してきましたが、実際どんな味か想像がつかないという方もいるかもしれません。

 

そこでおすすめの黒ビールを選びましたので、ぜひ挑戦してみてください!

 

ギネス・スタウト

スタウトビールの代表格です。どっしりとした味わいとクリーミーな喉ごしが特徴。

スーパーなどでも手にしやすく、レストランで見かける黒ビールもギネスが多いのではないでしょうか。

おすすめ度:★★★★☆

ライオン・スタウト

スリランカのビールです。ラベルのライオンはスリランカ人のアイデンティティだそう。日本でいうキジでしょうか。

モンドセレクションで金賞を受賞するなど国際的に評価の高いビールです。

おすすめ度:★★★★☆

 

ベアレン・チョコレート・スタウト

岩手県盛岡市にあるベアレン醸造所が作るドイツスタイルの黒ビールです。

苦味が少なく黒ビール初心者でも飲みやすい一本です。

おすすめ度:★★★★★

 

東京ブラック

よなよなエールが作る黒ビールです。コンビニなどでも手に入りやすい商品で、味も本格派の一本です。
おすすめ度:★★★★☆

 

スワンレイク・ポーター

ワールドビールカップの2000年と2006年に金賞を受賞した国産ビールです。

クリーミーな味わいの世界が認めたポータービールです。

おすすめ度:★★★☆☆

 

まとめ

 

今回は黒ビールについて勉強してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

なかなか知らないことも多かったのでは???

 

最近はクラフトビールのお店も増えてきていますので、よかったらこの記事を参考にしながら、勉強してみてくださいね!

 

それでは素敵な1日を!!

 

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