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神の雫ワインとは?おすすめのワインを徹底解説!

神の雫ワインとは?おすすめのワインを徹底解説!|theDANN media

 

 

こんにちは、ワインをメインにお酒の情報や、ワインソムリエが語る本物の知識が身につくメディア theDANN media 編集長のダンです。

 

人気ワイン漫画「神の雫」を読んでみてどのワインがいいか悩んだことはありませんか?そこで今回は、神の雫に出てくるワインの中でおすすめの商品を紹介したいと思います。

 

それでは、はじまり〜はじまり〜

 

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神の雫とは?

 

神の雫とは、2004年から2014年にかけて雑誌「モーニング」で連載されていた漫画作品です。原作は亜樹直、作画はオキモト・シュウが手がけており、44冊の単行本を発行しました。

 

この作品は、「神の雫」と呼ばれているワインを探しだすために、ヒントとなる「十二使徒」と呼ばれるワインを見つけ出し、それぞれに隠された謎を解くという物語です。連載を終了した段階で「十二使徒」は見つけ出され、謎は解き明かされましたが「神の雫」は見つかっていません。

 

2015年から続編である「マリアージュ~神の雫最終章~」の連載が始まり「神の雫」を探しだす物語は引き継がれました。 神の雫は、ワイン初心者でもわかりやすい表現方法と、ワインに秘められた物語性の高さから人気となりました。

 

その人気は国内だけにとどまらず、国外でも高く評価され、特に韓国では神の雫は累計で200万部以上を売上げ、ワインブームを引き起こした作品として知られています。

 

その影響はとても大きく、ボルドーワインの「シャトー・ル・ピュイ」は作品で紹介されるやいなや、人気が急騰し、価格が異常なほど高騰してしまう事態にみまわれました。出荷元は事態が沈静化するまで、やむなく出荷を停止しなければならないほどでした。

 

神の雫は多くの賞を受賞した作品としても知られています。「フランス人にとっても知らなかった知識が出てくるマンガ」として、ワイン生産の中心地ともいえるフランスでも高く評価を受け、2009年のアングレーム国際漫画祭に公式セレクションとして選定されました。

 

同年フランスのパリで、グルマン世界料理本大賞で、最高の名誉である「殿堂」を受賞しています。2010年にはワイン専門誌「ラ・ルビュー・ド・バン・ド・フランス」が原作者である亜樹直と作画を担当したオキモト・シュウに、最高賞を与えています。2人は最高賞を受賞した初めての日本人となりました。

 

神の雫に登場するワインの特徴

神の雫に登場するワインには3つの特徴があります。

 

1つ目の特徴は、ヨーロッパのワインが多いということです。これは、実際に原作者が飲んだワインが紹介されているだけでなく、原作者の好みが強く現れているためです。一般にニューワールドと呼ばれるワインはあまり登場しません。

 

2つ目の特徴は、神の雫に登場するワインには語るべきエピソードがあるということです。神の雫に登場するワインには、作られた年の天候、生産者のワイン造りについての哲学、ぶどうが生産された土地などの物語があります。

 

3つ目の特徴は、「マリアージュ神の雫 最終章」に登場するワインには、料理と合わせての評価が高いという特徴があります。これはワインと料理の組み合わせが作品のテーマになっているためです。

 

ワインと料理を組み合わせることをペアリングといいますが、ペアリングの奥深さを学ぶことでよりワインを楽しめるでしょう。ソムリエがワインペアリングのコツについて解説した記事はこちら。ぜひ、参考にしてみてください。

関連記事:【ソムリエが解説】ワインのペアリングとは?料理と合わせるコツを紹介 

 

おすすめの神の雫 ワイン5選

マッキノンズ シラーズ

 

「マッキノンズ シラーズ」は第22巻で紹介された、オーストラリアのワインです。第7の使徒を探すためにオーストラリアに向かう飛行機の中で、主人公である神咲雫が口にしました。

 

1000円で手に入るワインですが、ぶどう品種はシラーズが100%使われているフルボディの赤ワインです。オーク樽とチェリーのような香りと、果実味が強い甘さを持っています。タンニンが控えめなため、とても飲みやすいワインに仕上がっています。

 

イゲルエラ アグラリア サンタ キテリア

 

「イゲルエラ アグラリア サンタ キテリア」は第17巻で、スペインに向かう飛行機の中で、神咲雫たちに出されたワインです。ぶどう種には、スペイン南東部で作られたガルナッチャ・ティントレラが100%使われているミディアムボディの赤ワインです。

 

このぶどうは果実まで赤みを持っているため、色調が濃いワインに仕上がります。果実味が豊かで、ナツメグを思わせるスパイシーな味わいを持っています。価格は1000円ほどです。

 

菊鹿シャルドネ

 

「菊鹿シャルドネ」は3000円の価格帯で手に入る、熊本県で作られているワインです。神の雫では、第39巻で紹介されました。使われているぶどう種は、熊本県山鹿市菊鹿町産のシャルドネが100%です。

 

ゆっくりと発酵させた後に、ろ過を最低限におさえることで、果実感の強いジューシーさを味わえる白ワインに仕上げています。爽やかな、青りんごや柑橘系のアロマを感じさせ、キリッと味を際立たせる酸味が特徴的です。

 

「白ワインの女王」と呼ばれるシャルドネ。ワイン好きは知っておきたいシャルドネの魅力をこちらの記事で解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。

関連記事:シャルドネのおすすめワインをご紹介!風味や飲み方を解説! 

 

 

ネッビオーロ・ダルバ・ヴァルマッジョーレ

「ネッビオーロ・ダルバ・ヴァルマッジョーレ」は、5000円ほどで手に入るバローロ産の上質なワインで、第20巻に登場します。

 

第6の使徒ワイン「バローロ・バスキス・ボスキス2001」と同じ、ルチアーノ・サンドローネによって造られました。ぶどう種にネッビオーロのみが使われている、フルボディの赤ワインです。白胡椒やチェリーの香りを持ち、刺激が細やかなタンニンと柔らかさがある酸味が、味わいを軽やかにしています。

 

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

 

「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」は第30巻で第9の使徒として扱われる、ボッジョ・ディ・ソットが手がけたイタリアワインです。価格帯は2万円前後です。

 

チェリーやラズベリーにミネラル感がある複雑なアロマが特徴的で、イタリアワインの女王とも呼ばれています。ぶどう種はサンジョヴェーゼ・グロッソのみが使われ、最低5年の樽熟成によって造られます。作中ではこのワインの2005年の物が使徒として紹介されました。

まとめ

神の雫のワインについて書きましたがいかがでしたでしょうか?気になるワインはありましたか?

 

ぜひ気になるワインがあれば、漫画と一緒に飲みながら読んでみてくださいね。

 

theDANN mediaではワインの特集記事をたくさん書いているので、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

 

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