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春鹿の日本酒の評価はいかに!超辛口の特徴や製法のこだわりを解説

春鹿の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?|theDANN media

 

「日本酒50選シリーズ」は、「〇〇の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」と題して、様々な銘柄や酒蔵を紹介するシリーズ記事です。

 

今回は第二弾です!「【Part2】おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」 に書いてありますので、読んでみてください。

 

第一弾は、「おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」に書いてあります。

 

No.80は「春鹿(はるしか)」です!

 

それでは、はじまり〜はじまり〜

 

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はじめに

 

春鹿は日本酒発祥の地である奈良で生まれた銘柄として、日本酒愛好家から高く評価されている日本酒の一つですよね。

 

また春鹿を使った商品も人気を集めており、様々な形で愛されています。そこで今回は日本酒の銘柄の一つである春鹿について、その哲学や歴史を踏まえながら銘柄だけではなく派生した商品についても紹介していきます。

 

春鹿の歴史や哲学について

 

春鹿の歴史の始まりは、平安時代にまで遡ると言われています。元々日本酒は平安時代中期から奈良の平城京で作られ始めたとされていて、当時は酒蔵ではなく寺院で上質な酒造りが行われていたようです。

 

その中でも奈良にある伝統の地である春日神社に捧げられていた御神酒の名前が春鹿で、明治時代に入るまで神社に捧げられる御神酒の銘柄として用いられていました。

 

そんな中、代々春日神社で神官を務めていた家柄である今西家が明治時代に酒造業を始め、春日の神々が酒に乗ってやってきたという伝説にあやかって「春日神鹿」という名前の日本酒を造ったのです。

 

その後「春日神鹿」という名前を現在の春鹿に変え、現在まで伝統の技術を用いて作られ続けています。

 

そんな春鹿の哲学は、南都諸白の伝統を貫き続けることにあります。南都諸白は白米を使った酒造技術の一つであり、中国から伝わった酒造技術が年月をかけて高度な技術を取り込みながら最終的に奈良の地で完成したとされています。

 

この南都諸白によって生み出される春鹿は非常に上質な日本酒として世界的にも評価されていて、この技術を現在にも伝え続けることが春鹿の哲学であると同時に、蔵元である今西家の哲学となっているのです。

 

日本酒としての春鹿の特徴や魅力

 

春鹿は高精白された米を原料としており、醸造用にろ過された水とともに木桶仕込みで作られた純米酒です。その特徴は軽快でまろやかな口当たりや華やかで切れ合いの良いところが挙げられているほか、超辛口という名前を初めて使ったお酒であるところが挙げられています。

 

ただ超辛口と称されていますが思ったよりも辛さが強いというわけではなく、むしろ口当たりの良さや切れの良い味わいから非常に飲みやすくなっているところが魅力です。

 

そのため辛口の日本酒を試してみたいという人にもおすすめの日本酒銘柄と言えますし、飲み手を選ばない飲みやすさから初めて日本酒を試すという人にもおすすめだと言われています。

 

そんな春鹿の中でも特におすすめだとファンから支持されているのが、春鹿の封印酒と呼ばれるものです。

 

封印酒とは蔵元と日本名門酒会が一体となって開発・商品化した大吟醸で、春鹿以外にも様々な銘柄の日本酒が封印酒を販売しています。春鹿の封印酒は通常の春鹿よりもさらに味と香りのバランスが調整されているところが特徴とされており、春鹿の歴史はもちろん春鹿の哲学も凝縮された銘柄です。

 

ちなみに春鹿は色々な料理やおつまみとの相性がいいのですが、その中でも特に刺身など和食に合わせるのがおすすめの飲み方だとされています。和食以外にも油を使った料理とも合わせやすく、口の中の脂を流してくれるので相性がいいようです。

 

春鹿を使った商品紹介

 

春鹿は超辛口の純米酒として日本酒ファンから人気を集めており、そのままでも十分楽しむことができる銘柄です。

 

ただ元々日本酒が苦手だという人でも気軽に楽しめるように、春鹿を使った様々な加工商品も販売されています。

 

例えば春鹿の酒粕を使ったアイスクリームや飴は、ほのかに香る酒粕の香りと程よい甘さから子供から大人まで春鹿の味や香りを楽しむことができる商品として人気を集めています。

 

またイベントなどの企画でクッキーやチョコレートの中に春鹿の酒粕を組み込んだものが販売されたこともあり、非常に好評だったようです。

 

お菓子以外にも春鹿の酒粕は奈良漬けにしたものが販売されているほか、酒粕石鹸として販売されているものもあります。

 

元々奈良漬けは酒粕に漬け込まれたもので、春鹿の旨味が凝縮されている味は本場の味として注目されています。

 

また石鹸に関しては、米で作られている春鹿にはアミノ酸が豊富に含まれているのでお肌にも優しく、保湿効果も高いという事で女性から高く評価されている商品の一つです。

 

ちなみにほのかにお酒の香りがする程度なので日本酒が苦手という人でも使いやすい石鹸となっており、子供でも安心して使えるようにコールド製法と呼ばれる方法で作られています。

 

このように春鹿を使った商品は多種多様にありますが、その中でも特に人気を集めている商品が春鹿のバームクーヘンです。

 

こちらは春鹿の桜純米酒とその酒粕を使ったバームクーヘンで、素材にこだわっているところが特徴となっています。

 

アルコール成分はほとんど含まれていないので子供やアルコールが苦手な人でも食べやすく、人気が高いスイーツ店とのコラボ商品ということもあって根強い人気を誇っています。

 

奈良の歴史と技術を継承し続ける銘柄・春鹿

 

春鹿の日本酒は超辛口と称されていますが非常に飲みやすく、日本酒発祥の地である奈良の伝統と技術が生み出す最高水準の味わいは世界各国にファンを作るほどです。

 

そのためこれから日本酒を試したいという人にもおすすめの銘柄ですし、日本酒としてだけではなく様々な形で楽しむことができるところも春鹿の魅力だと言えます。

 

春鹿を酒屋さんで見つけた時は、ぜひ買ってみてくださいね。

次回は、No81「七本槍(しちほんやり)」です!七本槍の生酛造りは現在の酒造りではほとんど行われていない生酛という製法が用いられているのが特徴です。

記事はこちら>>七本槍の日本酒を解説!おすすめの味わいを生み出す生酛製法のこだわり - theDANN media

 

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