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日本酒おすすめの本5選

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日本酒に最近ハマって興味がさらに湧いてきたという人の中には、勉強してみたいとう方もいらしゃるかもしれませんね。

 

そんな方向けに日本酒にもっと詳しくなれる本を5冊用意しました。日本酒を飲みながらぜひ読んでみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

クラウドファンディングで生まれた「最先端の日本酒ペアリング」

[画像:Amazonより]

最先端の日本酒ペアリングは、「GEM by moto」(ジェム バイ モト)の店長、千葉⿇⾥絵さんが10年近くに渡って実際に研究し提供してきた日本酒と料理のペアリングを一冊の本にまとめたものです。

 

彼女のペアリングは独創性に富んだもので、日本酒の常識を覆すような組み合わせも少なくありません。

 

それを学びたいという人が多かったことから出版への道が開かれたようです。書籍の内容はジェム バイ モトで実際に提供されたペアリングを中心に、その理由付けを解説しています。

 

例えば代表作である「どぶろくとブルーチーズのハムカツ」のような人気メニューは、作者の感性だけでなく、しっかりした理論の裏付けもあるのです。

 

基本は7種類、例えば似た味の料理と酒の組み合わせや、味の対比で両方を際立たせる、味の余韻を長引かせるなどの手法です。それぞれについて例を示しながら教えてくれます。

 

そして酒の味わいの分析、料理の味の分析を通じて、どの組み合わせが良いかを知る手助けもしてくれる本です。

 

ソムリエが酒の味を分析するときに使う手法も、もちろん紹介されています。この本を通じてペアリングの原理を理解できるので、日本酒の新たな楽しみ方を手に入れるのは間違いないでしょう。また、飲食関係の仕事をされている方は、メニューのよい参考になるかもしれませんね。

 

この書籍は科学的なアプローチでペアリングのメニューを作っているのですが、そのために元東京国税局鑑定官室長で、日本酒業界を引っ張ってきた宇都宮仁さんが監修を行っています。

 

 

人気シリーズの日本酒編「ゼロから分かる! 図解日本酒入門」

[画像:Amazonより]

ゼロから分かる! 図解日本酒入門は世界文化社の人気シリーズ「ゼロから分かる!〇〇」の日本酒編として出版されました。

 

著者は秋田の日本酒応援団、酒食ジャーナリストの山本洋子さんです。この本のスタイルは銘酒紹介といったものではなく、「そもそも日本酒はどのように作られているのか」「工程によってどのような違いが現れるのか」といった日本酒醸造の基礎知識から教えてくれます。

 

もちろん、お勉強的なものばかりではなく「居酒屋ではどんな順番で飲むのが良いか」「この日本酒は燗と冷や、どちらで飲むのが適しているか」と言った実践的なものも示されています。

 

さらに、残った酒の保管管理などの実用記事もあります。イラストがふんだんに用いられているので、読みやすく分かりやすい本だと言えるでしょう。日本酒初心者でも、美味しく飲むためのノウハウが詰まった本だとも言えそうです。

 

また、一歩踏み込んで日本酒は日本の様々な産業に関わりがあることも示しています。

 

農業はもちろんですが、漁業や林業、窯業、漆工芸、地域工芸など幅広い産業とどのように関わっているかも学べるのです。興味のある人向けには酒税に関する事柄や酒造技術情報などにも触れられていますので、学びの多い一冊にもなるかもしれませんね。

 

 

唎酒師の教科書である「新訂 日本酒の基」新訂

[画像:Amazonより]

日本酒の基(もとい)は、日本酒のソムリエ「唎酒師」の育成と認定を行う、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会の著書です。

 

唎酒師を目指す人の教材なので、かなりボリューミーです。しっかりと体系的に学びたい方におすすめです。

 

全体としては日本酒の基礎知識とセールスプロモーションの2部構成となっています。

 

基礎知識編では原料や製法、法律に基づいた表示、日本酒の歴史から、味や香りによる分類方法、テイスティングの実践、提供の方法までが細かく示されているのです。

 

さらにセールスプロモーション編では、消費者の属性別で考えたり、季節ごとの提供、料理との合わせ方、味や香りごとの分類による提供法までが考察の対象となっています。

 

もちろん唎酒師を目指す方だけでなく、実際に日本酒を提供する職業の人や、純粋に日本酒が好きで詳しく学びたいと言う人たちにとっても便利な一冊と言えるでしょう。

 

 

岩波書店の自然科学書籍「日本の酒」

[画像:Amazonより]

 

日本の酒の著者は農芸化学者で発酵・醸造の世界的権威、坂口謹一郎さんの著書です。

 

一度絶版になっていましたが、坂口謹一郎の没後、2007年8月に岩波文庫から再版されました。

 

東京大学応用微生物研究所初代所長で、「酒の博士」として知られた著者ですから、日本酒に興味のある人なら読んでおきたい一冊と言えるでしょう。

 

この本の主眼点は「古い文明には美味しい酒がある」と言うことです。日本酒は醸造酒でありながら、蒸留酒並みのアルコール度数を持っています。酒税法の関係などで、16%前後に調整されていますが、原酒は世界でも例外的に度数が高いのはなぜなのかといった素朴な疑問にもしっかりと答えています。

 

農芸化学ですからもちろん理系の視点で書かれていますが、それにとどまらず文化史や社会史を古今の書籍に求める、文系の視点を併せ持ったこの書籍は大変興味深いものと言えるでしょう。日本酒に関する書物の決定版、必読の一冊と言えるかも知れない本です。

 

 

「全国の日本酒大図鑑」は2分冊の日本酒図鑑

[画像:Amazonより]

 

全国の日本酒大図鑑は「新訂 日本酒の基」の日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会と、トータル飲料コンサルタントの友田晶子さんが監修した、マイナビ出版の図鑑です。

 

この図鑑は東日本編と西日本編に分かれています。東日本編には北海道、東北、関東、甲信越、北陸の日本酒が、西日本編には東海、関西、中国、四国、九州の日本酒が収められています。東日本編には新政(秋田)・十四代(山形)・飛露喜(福島)・仙禽(栃木)・神亀(埼玉)・八海山(新潟)・菊姫(石川)・天狗舞(石川)などの有名酒を筆頭に、純米大吟醸から普通酒まで988本が網羅されています。

 

一方、西日本編には磯自慢(静岡)・而今(三重)・獺祭(山口)・酔鯨(高知)・鍋島(佐賀)などの有名酒が紹介されています。この図鑑の西日本編には949本の日本酒が収録されています。

 

 

この図鑑のいいところは、有名銘柄だけでなくその土地にある珍しい地酒が多数掲載されているので、新しい日本酒にチャレンジしたいという方にもおすすめです。

 

また、瓶のラベルがたくさん掲載されており、それらを眺めるだけでも楽しく、魅力的な二冊です。少し分厚いですので、電子書籍版がおすすめです。

 

最後に

 

いかがだったでしょうか。今回のおすすめ書籍はかなりこだわったので、この6冊を読めばかなり日本酒のことが詳しくなれると思います。

 

ぜひ手にとって読んでみてくださいね。

 

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