こんにちは、theDANN編集長のダンです。
突然ですが、日本酒とワインの違いって説明できますか?
え、、日本酒はお米で、ワインはぶどうでしょ??造り方は、、えっと??
いざ違いを聞かれると意外に難しいですよね。そこで今回は、日本酒とワインの違いについて、説明していきます!!
それでは、はじまり〜はじまり〜
- 日本酒とワインは原料が異なる
- 日本酒とワインの醸造方法の違い
- 日本酒とワインのアルコール度数の違い
- 日本酒とワインの栄養素の違い
- 日本酒とワインは飲み方の違い
- 日本酒とワインの違いを知ると一層楽しめる
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日本酒とワインは原料が異なる
日本酒は海外ではライスワインと呼ばれたりと海外でも認知度が高くなってきていますよね。
ところで、日本酒とワインの違いとして多くの人が知っているのが原料の違いではないでしょうか?
日本酒は米を使用するの対して、ワインではぶどうを使用しています。日本酒もワインも原料を発酵させることによってアルコールを生み出し、固形物をろ過して取り除くことによって製造されている点では同じです。
原料が違えばできるお酒も違うものになるというのは誰もが容易に想像できますよね!
日本酒の中には米の風味を持っているものも多く、ワインにもぶどうの香りが生きているものがたくさんあります。ただ、原料が違うから異なるお酒というだけじゃないんです!
日本酒とワインの香りの違い
日本酒は米の香りがしているものばかりではありません。ナシやぶどうのような香りをしている日本酒もあるんです。吟醸香と呼ばれる吟醸造りの日本酒に独特な香りも後から付けているわけではなく、米を発酵させたことによって出てきています。
つまり、発酵過程でも日本酒の味わいの違いを生み出すことができるんですね。
ワインについてもぶどうの香りとは限らず、ベリー系の香りがするものもあれば、柑橘系の感じがするものもあり、原料の香りとは少し違う印象をうける香りも多いです。
ワインだからぶどう味、日本酒だからお米の味というだけではないので、香りについて、それぞれ香りの種類を勉強してみるのも面白いですよ!
日本酒にワイン酵母を使う?
また、日本酒にワイン酵母を使うことで、ワインのような香りを出す日本酒が最近人気になってきています。
ワイン酵母を使うことで日本酒の酵母とは異なる酸味と甘みを生み出すことに成功しています。日本酒が苦手だけど、ワインなら好きという方もチャレンジしやすいですよね。
日本酒とワインの味わいの違い
■日本酒の味わい
味わいについても同様で日本酒では日本酒度という指標を独特の辛さと甘さの尺度としている場合があります。米が辛いということはないのでやはり発酵の過程で生み出されている特徴的な味わいを表現するために使っています。
日本酒の味わいについては、過去の記事で詳しく説明しているので、参考にしてみてください。
【スッキリ飲みやすい!】日本酒の辛口おすすめ10選 - theDANN media
【イチオシ!】甘口の日本酒おすすめ10選 - theDANN media
■ワインの味わい
日本酒と同じように、ワインにも辛い、甘いという評価の仕方があります。原材料のぶどうには辛さを表現することってないですよね?
では、違う原料から辛さが生み出される理由は何ででしょうか?
日本酒とワインの辛口は、甘みが少なくアルコールをしっかりと感じられる時に使う場合が多いようです。
日本酒の場合は、アサヒのスーパードライが発売されたあとの辛口ブームにあやかり、各メーカーが辛口という名前をつけた日本酒を販売したという定義もあり、実は日本酒には辛口が存在しないという日本酒通の方もいらっしゃるようです。
ただ、今回は先ほど書いたように、甘みが少なくアルコールが感じられる日本酒やワインのことを辛口というくらいで覚えておくのがいいと思います。
日本酒とワインの味わいの違いは、実は醸造過程から生まれることが多いので、この後は、日本酒とワインの造り方の違いについて勉強していきましょう!
日本酒とワインの醸造方法の違い
日本酒もワインも原料を発酵させいるのは同じですが、醸造(お酒を造ること)の過程を細かく見ていくとかなり違いがあります。
どちらも醸造酒と呼ばれる酵母を使ってアルコール発酵させ、液体を瓶詰めされて販売されている点では同じです。何が違うのかを理解するのはアルコール発酵の原理を少し理解する必要があります。
アルコール発酵とは酵母と呼ばれる菌がブドウ糖などの糖質を取り込み、酵母がもともと持っている酵素を使ってアルコールに分解するというプロセスのことです。
簡単にいうと、お米やぶどうに入っている糖分が菌の働きによってアルコールになります。
これによって酵母は生きる上で必要なエネルギーを生み出しています。ただ、酵母はブドウ糖や果糖のような糖質をアルコールに変換することはできますが、デンプンをそのまま使用することはできないという性質を持っています。
つまり、単糖を供給してあげないとアルコール発酵をさせてお酒を醸すことはできないのです。これがどういう違いをもたらすのかを考えてみましょう。
■ポイント「造り方」
ぶどう:すぐアルコールにできる。
お米 :そのままアルコールにできないので、手を加える。
ワインの原料であるぶどうにはブドウ糖や果糖などの単糖がたくさん含まれています。単糖とは、人が口に含んだときに甘いと感じる糖質だということを知っていると、確かにぶどうは甘いからアルコール発酵の原料がたくさん含まれていると想像できるでしょう。
また、ワインの場合は、酵母がぶどうの皮についているので、日本酒のように酵母菌をかける必要がありませんでした。
現在は、人工的に培養させた酵母を使っていますが、ワインの醸造方法はかなりシンプルなため、お酒の歴史は最も古く、世界中で造られているのです。
■ポイント「ワインの発酵方法」
・ぶどうに含まれる単糖はすぐアルコールにできる
・ぶどうの皮に酵母がついているので、すぐ発酵できる
それに対して、日本酒の原料であるコメは口に含んでも特に甘いと感じることはありませんよね。
よく噛んでいると甘くなってくるのは、唾液の中に含まれているアミラーゼという酵素が米に含まれているデンプンを分解することによって、ブドウ糖を作り出しているから甘く感じるのです。理科の授業でやった覚えがありますよね、、、
つまり、米を原料としても酵母はアルコール発酵をすることはほとんどできません。それでも米から日本酒ができるのは醸造方法にある工夫が施されているからです。
ワインの場合にはぶどうをそのまま使っても発酵をさせられるので、酵母を加えただけで醸造する単発酵という方法を用いています。
それに対して、日本酒の場合には並行複発酵という醸造方法を用いることでアルコール発酵を可能にしているのが特徴です。
米を原料にするためにはデンプンを分解してブドウ糖にし、そのブドウ糖を酵母に使わせて発酵するという二段階が必要になります。
デンプンを分解するプロセスを糖化と言いますが、日本酒の醸造では糖化のために麹を使用しているのです。
麹と酵母を混ぜることによって糖化と発酵のプロセスを同時並行でできるようにしています。
これが並行複発酵という方法です。
なお、単行複発酵という方法もあり、まず糖化をした後で発酵をするという形になっています。代表的なのがビールの醸造で、麦などの原料をまず一つ目のタンクで糖化し、できた糖液を二つ目のタンクで発酵させるというやり方をしているのが一般的です。
■ポイント「発酵方法の違い」
単発酵 :酵母を加えただけの発酵・・ワイン
並行複発酵:糖化と発酵の同時進行 ・・日本酒
日本酒とワインのアルコール度数の違い
日本酒とワインの違いとして成分について知っている人もいるでしょう。代表的なのがアルコール度数の違いです。
どちらも強いお酒という印象を持っている人もいますが、アルコール度数で見てみると日本酒の方が高めになっています。
日本酒では一般的には15度にしてあり、夏酒などでは12度から14度くらいのものも少なくありません。また、原酒の場合には17度から20度くらいのものが多いでしょう。日本酒の場合には発酵を進めてアルコール度数を上げていき、最後に水で適切な濃さに薄めることで製品としているのが一般的です(割水:わりみず)。その加水の仕方次第で日本酒の味も風味も変わるので杜氏の腕の見せ所としても知られています。
一方、ワインの場合にはアルコール度数が12度から13度というのが普通で、度数が低いものは9度くらい、高いものでも15度になるかならないか程度です。
ワインも十分に発酵させているものの、アルコール度数は日本酒ほどには高くすることはあまりできません。これは日本酒とワインでは使用している酵母に違いがあるのが原因です。アルコール消毒で殺菌できることからわかるように、アルコールはもともと生物には毒性があります。どれだけ高濃度のアルコールに耐えられるかは酵母によって異なり、日本酒の方がアルコールに強い酵母を使っているケースが多いのです。
■ポイント「アルコール度数の違い」
日本酒:15度くらい
ワイン:12〜13度くらい
日本酒とワインの栄養素の違い
発酵食品の流行とともに発酵によって作られているお酒である日本酒とワインはさらに注目されるようになりました。
焼酎やウイスキーなどと違って蒸留したお酒ではないので、発酵のプロセスで作られた様々な成分が含まれたままになっています。ただ、原料も醸造方法も酵母も違うので栄養素にも違いが生じているので比較してみましょう。
カロリーと糖質の違いは健康を気にする人にとっては切実な問題でしょう。100gあたりのカロリーを比較してみると、日本酒では平均的には109kcal、ワインでは73kcalで、日本酒の方が高カロリーになっています。
糖質の量については日本酒では5g程度、ワインでは2g程度です。糖質の量は銘柄によって違いがあり、それによってカロリーの差も生じています。
ただ、全体的に見るとカロリーも糖質も日本酒の方が高めです。どちらも脂質についてはほとんど含まれていませんが、タンパク質については0.2gから0.4g程度含まれています。
■ポイント「カロリーと糖質の違い」
カロリー:日本酒>ワイン
糖質 :日本酒>ワイン
ビタミンについては日本酒とワインでそれほど大きな差があるわけではありません。どちらもビタミンB6が多く、他のビタミンについてはほとんど含まれていません。
ミネラルでは全般的にワインの方が多めになっていて、特にカリウム、マグネシウム、鉄については赤ワインには豊富に含まれています。白ワインはミネラルが少なめで日本酒とあまり違いはありません。
一方、腸内環境をよくすると言われているオリゴ糖については日本酒の方がたくさん含まれているのが一般的です。デンプンを分解するときにオリゴ糖ができるので、並行複発酵をしているからこその特徴と言えるでしょう。
日本酒とワインは飲み方の違い
日本酒とワインには飲み方の違いもあることを知っているでしょうか。日本酒もワインも氷や水で割らずに、ストレートで飲むことが多いですよね。そのため、飲み方に違いがあるようには思えないという人もいるでしょう。しかし、よく調べてみると相違点がいくつも見つかってきます。
日本酒は温めて飲むことも
まず、飲む温度についてはかなりの違いがあります。日本酒には冷やと呼ばれる4度前後で飲む方法もあれば、人肌くらいのぬる燗、40度くらいの燗酒、さらには60度以上まで温度を上げる飛び切り燗といった飲み方があるのが特徴です。温度によって味も風味も変化するので、冷や用のお酒や燗向けのお酒なども製造されています。
ワインの場合には赤ワインは常温で、白ワインは冷やして飲むというのが一般的です。ホットワインも流行ってきているものの、世界的に見てもあまり広く受け入れられている飲み方ではないのが現状です。
ワインはカクテルで飲むのも人気
一方、割って飲むかどうかという点でも違いがあります。日本酒は他の飲み物と割って飲むということはあまり一般的ではありません。
ワインの場合には割って飲のも実は多いです。キールやカーディナル、ミモザやシンフォニーなどのようにワインカクテルがたくさん知られています。
ただ、日本酒はだんだんとロックで飲むというケースが見られるようになってきました。濃い原酒をロックで飲むのを勧めるメーカーもあるんですよ。
一方、ワインは寝かせて飲むというのが常識化されているのも特徴です。醸造されたものをすぐ飲むのも良いものの、数年から数十年寝かせた方が美味しいという考え方もあり、ワインセラーを家庭で持っていることもよくあります。
日本酒でも寝かせるという考え方はありますが、あまり世間一般に知られていないのが現状です。例えば、冬に醸した日本酒に一度だけ火入れをして秋口まで保存しておいて瓶に詰める冷やおろしは、半年寝かせた日本酒と言えるでしょう。
また、酒造によっては古酒を製造していて3年や5年寝かせて旨味がたっぷりになったものも販売されています。形は違っていても寝かせるという考え方は共通していると考えることもできますよね。
日本酒とワインの違いを知ると一層楽しめる
日本酒とワインは原料が違うだけでなく、醸造方法や醸造に使う酵母にも違いがありましたね。
同じ醸造酒でも含まれているアルコールの量や栄養素にも違いがあるので、お酒の強さや健康への配慮からどちらを飲むかを決めても良いかもしれません。
飲み方のバリエーションについても日本酒とワインで異なっているため、それぞれに合った方法を選んで楽しむようにしましょう。
また、この記事を読みながら日本酒とワインを飲み比べ、違いを知ってみるのもいいかもしれませんね。
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