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冩楽の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?

写楽の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?|theDANN media「日本酒50選シリーズ」は、「〇〇の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」と題して、様々な銘柄や酒蔵を紹介するシリーズ記事です。

 

これまでの記事やこれからの記事はこちら、「おすすめ日本酒50選を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」に書いてありますので、ぜひ読んでみて下さいね。 

 

No.20は「冩楽(しゃらく)」です!

 

はじめに

 

古くから日本酒に欠かせないのはそれに適した米と良質な水です。

 

福島県会津若松市は、お酒造りに適した気候と自然が豊富な場所にあります。

 

純愛仕込みを謳っている「冩楽」は、米と酒を愛し、人を愛すをポリシーに守られ続け、めぐみ豊かな水を栄養として育まれた米と愛で造られたのが「冩楽」なのです。

 

種類によって色の違う背景色にきらめく文字のラベルは、威風堂堂たるものもあれば華やかなものまであり、バラエティの多さに興味をそそられます。

 

 

ここでは、様々なタイプが月ごとの限定酒として販売されている「冩楽」について紹介していきます。

 

 

 

「冩楽」の誕生

 

「冩楽」を製造する宮泉銘醸は中国の欧陽詢(おうようじゅん)の詩と倉野井戸が酒造りに適した灘の名水「宮水」に水質が近いことを表すことから名付けられました。

 

そして同じ会津若松市にあった東山酒造より「冩楽」という銘柄を受け継いだのです。

 

会津は気温が零度以下の日が平均140日以上あり寒冷ゆえに雑菌が少ない期間があり、夏から秋にかけては25度以上の日も100日以上あります。

 

この四季の寒暖差が美味しいお酒造りに欠かせないのです。

 

それだけではありません。

 

この土地は山々に囲まれた盆地で、大小の河川は粘土質の層に流れ込み、豊かな湧き水となって大地を潤しています。

 

養分を十分に与えられた土によって粒の大きな米が出来上がるのです。

 

それらの良質な水と好適米を用いることで純愛仕込となり、月ごと限定酒として上質なお酒が誕生しました。

 

お酒造りに適した米と良質な水を追求してきた歴史を表しているようなお酒なのです。

 

種類豊富な「冩楽」

 

一年を通して販売されているのが「冩楽純愛仕込純米酒」「冩楽純愛仕込純米吟醸」です。

 

「冩楽純愛仕込純米酒」は果物のような風味が特徴で米の旨味が感じられ後味良く飲みやすいでしょう。

 

「冩楽純愛仕込純米吟醸」はお米の味が濃いところが特徴で、良質の水や果物のフレッシュさがある切れ味の良いお酒です。

 

さらに高精白を実現し、極限の精米歩合20%まで磨き上げた、月ごと限定酒の「冩楽純米大吟醸極上二割」が7月と12月の年2回発売です。

 

こちらも上質の米と水を使用しています。

 

続いて、月ごとに限定酒で販売される商品を見てみましょう。


12月と1月の限定酒、「冩楽純米吟醸おりがらみ生酒」は冬季限定で滓をからめ、うすにごりの火を一切通さない生酒です。

 

味は搾りたてのフレッシュさと落ち着いた風味が特徴です。

 

5月は「冩楽純米吟醸夏吟うすにごり」で、麹米に山田錦と掛米に夢の香を使用して造り、火を一回入れたうすにごりタイプの十米吟醸酒になります。

果物の酸味と米の旨味がバランスよく感じられるお酒です。

 

6月は「冩楽大吟醸しずく取り」で兵庫県産の山田錦を40%まで精米して極寒の時期に仕込んだ特別酒です。

こちらは華やかで上品な風味に米の味わいが特徴になっています。

 

8月は「冩楽純米吟醸酒未来」で、果物のような風味で口に含むと切れ味が良いです。

 

11月の「冩楽純米大吟醸しずくどり」は華やかな風味と上品な米の味わいが特徴となっています。

 

どれも酒に最適な大粒の米と良質な水を使ってそれから愛情をたっぷり仕込んだ純愛仕込から造られたお酒です。

 

全国の名産地から選び抜いて

 

さらに「冩楽」には季節の商品として、全国各地の産地からお酒に適した米を選りすぐり、それらを使用して造られたお酒も多数あります。

 

日本酒に適した米の産地は播州や備前をはじめ各地域で生産されているのです。

 

「冩楽」にはそれらの名産地でつくられた好適米を取り入れて造られたお酒があります。

 

まず、「冩楽純米吟醸播州山田錦生酒」は2月。

兵庫県で生産された山田錦を50%まで磨いたものを使用したものです。

その特徴は穏やかな香りでフレッシュさがあります。

 

「冩楽純米吟醸備前雄町生酒」が4月。

こちらは柔らかく口当たりが良く米のふくよかなうまみのある純米吟醸酒です。

 

6月の「冩楽純米吟醸播州愛山」は、品種など希少種を使って仕込んだ純米吟醸酒で、上品な味わいがあり旨みが口の中に広がるのが特徴になっています。

 

7月は「冩楽純米吟醸播州山田錦」で兵庫県産の山田錦を50%まで磨いたものを使用し、一回火を入れてから冷蔵庫で貯蔵された純米吟醸酒で、穏やかな香りと優しい旨みとさわやかな酸味が特徴です。

 

9月に出るのが「冩楽純米吟醸備前雄町」で、1回火を通してから冷蔵庫で貯蔵したもので、柔らかな口当たりで滑らかなのど越しと後味の良い純米吟醸酒は米のふくよかな旨みを感じることができるでしょう。

 

そして10月の「冩楽純米吟醸なごしざけ羽州誉」は、山形県産の希少種で仕込みをして夏を越し、冷蔵庫で低温熟成したものです。

落ち着いた香りと果物のような香りをもち、熟成された旨みあるものになっています。

 

これらすべて月ごと限定酒で各産地で生産された米、水を使用して純愛仕込みで造られた銘品なのです。

 

全国新種鑑評会でも金賞を受賞するなど、生産者のこだわりと努力が実を結んだ結果といえます。

 

福島県内のみならず、県外からも良質なものを求め、厳選して造られた豊富な品揃えは地酒ファンはもちろんのことそれ以外の人からも注目を浴びているというのも納得です。

 

日本酒は初めてという人や女性にも好まれやすいフレッシュで口当たりの良さが特徴です。

さらに後味がすっきりとした切れ味の良さもあります。

 

飲みやすさを極めた「冩楽」はどんな人でも構えることなく楽しむことができるのではないでしょうか。

 

まだ味わったことが無いという人やお酒選びに悩んでいる人は、愛情をたっぷり仕込まれた上質のお酒を味わってみるのも良いかもしれません。

 

適米と良水を用いて純愛仕込みで造られる月ごと限定酒

写楽 冩楽 日本酒

(画像:宮泉銘醸株式会社公式HP)

 

「冩楽」はほとんどのお酒を月ごと限定酒として販売しています。

 

通年販売しているのはたったの2種類のみです。

 

そして詳しくその特徴を見てみると、共通点が見えてきます。

 

それは果物のようなふくよかな甘みや瑞々しさを持った風味と、良質の米の旨味ではないでしょうか。

 

そこに原料や製法の違いから更なる特徴が生まれてくるのです。

それは上品さや後味の良さなど様々です。

 

忘れてはいけないのが、これらの種類豊富なお酒はすべて厳選された米と栄養をたっぷり含んだ水を純愛仕込で造られているということでしょう。

 

もしかしたらその中から好みのお酒が見つかるかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか。今回は「冩楽の日本酒を徹底解説!味の特徴は?どんなこだわりがあるの?」について書きました。ぜひ冩楽を飲みながら、もう一度記事を読んでくださいね。 

 

次回は「松竹梅」です! 

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