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リースリングのワインを徹底解説!おすすめ5選と合う料理をご紹介

リースリングとは?味わいや合う料理を徹底解説!|theDANN media

 

こんにちは、ワインをメインにお酒の情報や、ワインソムリエが語る本物の知識が身につくメディア theDANN media 編集長のダンです。
 
「最も高貴なブドウ品種」として華やかな香りと上品な酸味が特徴的な白ワイン、リースリング。今回は、おすすめのリースリングやリースリングに最高に合う料理をご紹介します。

 

ワイン通として、リースリングの歴史やより詳しい特徴を学びたいという方に向けてリースリングを解説しています。ワインの知識が深まれば、ワインの世界はぐんと広がるでしょう。
 
それでは、リースリング博士を目指しましょう!はじまり〜はじまり〜

 

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リースリングとは?

リースリングとは?|theDANN media

 

リースリングは、「気位が高く繊細」と評されるワイン用のブドウの品種から造られる、ドイツを代表する白ワインです。華やかな香りや上品な酸味が特徴的で、辛口から極上の甘口までさまざまな表情が楽しめるのも魅力の一つ。

フランスのシャルドネと双璧をなす高貴白品種という評価を得ており、その色合いは透明感のある澄んだ輝く緑色となっており、銘柄によってはやや黄色を帯びたものもあります。

シャルドネについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。「白ワインの女王」と言われ酸味がやや強く、繊細な味わいが魅力の品種です。ワインの知識を身につけることでより味わいを楽しめるでしょう。

関連記事:シャルドネのおすすめワインをご紹介!風味や飲み方を解説! 

 

リースリングに詳しくなって世界を広げよう!

リースリングの味わいや香り|theDANN media

リースリングの色合い


リースリングの色合いは、白ワインならではのイエローの輝きのなかに淡いグリーンがかったものが多いでしょう。酸が多いほどキラキラした輝きが増すので、グラスに注ぎ、光にかざすと酸の度合いがわかりやすいです。

リースリングの香り

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リースリングの香りは、ハチミツを思わせるようなほんのりと甘い香り、洋ナシや白系の花をほうふつとさせる華やかな香りがバランスよく調和しています。産地によってはレモンやライムのような柑橘系の香りやパイナップルのようなトロピカルな香りを楽しめるものもあります。

 

リースリングの味わい

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リースリングの味わいは、辛口のものから極上の甘口のものまで幅が広いです。やや酸味を帯びつつも、非常に生き生きとしてエレガントな凝縮感のあるものとなっているものが多いでしょう。
 
きりりとシャープな辛口は酸が鋭くのび、ソーセージのような濃い味で脂の旨みを感じられる料理と最高に合います。
貴腐ワインに代表される甘口のリースリングは、ねっとりとした質感が甘みを包みこむように口いっぱいに広がるでしょう。
透明感のある深みのある味わいとスイートな香りから、日常のストレスから解放されて優しい気持ちになりたいときなどに飲むのに適した一本と言えるでしょう。

 

リースリングの歴史

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その起源は古く、9世紀のフランク王国の分裂時に、ライン川沿いに植えられたブドウ品種が今に伝わったものと言われています。このことは、リースリングという名称が、「流れる」という意味のドイツ語から転じて名付けられたものであることからも分かるでしょう。
 
15世紀末にフランスのアルザス地方に持ち込まれてからは、アルザス地方もリースリングの産地として有名になりました。1990年代から世界的にも人気のワインとなり、アメリカやカナダ、オーストラリアやニュージーランドなどさまざまな国や地域で造られています。

 

リースリングの産地

 

リースリングはドイツを起源とするブドウを用いて生産されているだけあって、その最大の産地はドイツです。中でもモーゼルとラインガウという土地が有名
リースリングのブドウ種は、樹木そのものの生命力は強いものの、その果実の独特の酸味を残すためには、あまり日差しの強くない冷涼な土地で育てる必要があります。
 
そのため、南仏やスペインといったエリアでの栽培にはあまり適しておらず、その結果、必然的にリースリングの生産地はドイツとフランス北東部に限定されることとなっているのです。なお、成長力が旺盛の樹木であるため、肥沃な土地よりもやややせた土壌の方が望ましく、この点も同エリアが産地として選ばれる背景にあります。
 
日本ではリースリングの栽培はさかんではなく、ドイツ系のケルナーという品種が北海道で栽培されているくらいでしょう。

 

リースリングの品種

リースリングの産地|theDANN media

 

ブドウの品種としてのリースリングは小粒で黄緑色の果皮が特徴的。水捌けのよい痩せた土壌で育ち、寒さの中で複雑さや上質な酸が増していきます。

 

おすすめのリースリング5選

アルザス・リースリング・ハイムベルガー

 

おすすめのリースリングの一本目は、「アルザス・リースリング・ハイムベルガー」です。生産者は、アルザス地方を代表するワイナリーであるカーヴ・ド・ベブレンハイム。リースリング種のブドウを100パーセント使用して生産している白ワインで、リースリングならではの強い酸味と辛口の味わいが特徴的な一本となっています。

専門誌でも高く評価されていますが、値段はお手頃で1,000円以下で購入できるため、ちょっと家で飲みたい場合に買って帰ったり、デイリーワインとしてストックしておくにもぴったりでしょう。

 

 

 

ジェイコブスクリーク リースリング

 

おすすめのリースリングの二本目は、「ジェイコブスクリーク リースリング」です。リースリングのなかでは珍しくオーストラリアで生産されている銘柄です。オーストラリアの涼しい気候と同じく、さわやかなミネラルとレモンやライムのような柑橘系のフルーティーな味わいが魅力的な一本となっています。

 

輝きのあるグリーンがかった色合いをしていますので、色合いを合わせて鮮魚のカルパッチョサラダなどのペアリングもおしゃれですね。
 
価格も1,000円以下とリーズナブルであるため、ちょっとした手土産やプレゼントの一つに添えてもよいでしょう。ホームパーティでワインを複数本開けるときは、仲間に入れておきたい1本です。

 

 

ホッホハイマー ケーニギン ヴィクトリアベルグ リースリング カビネット

 

おすすめのリースリングの三本目は、「ホッホハイマー ケーニギン ヴィクトリアベルグ リースリング カビネット」です。ホッホハイマーは、ドイツ最高レベルともいわれるワイナリーで、この銘柄の名前は、イギリス絶対王政を象徴する君主であるヴィクトリア女王が好んで飲んだことに由来しています。

低温発酵させて造られているため、透き通ったクリーンな味わいが特徴となっています。トロピカルな香りと味わいの中にふくよかでミネラル感のある甘みが、優雅な演出をしてくれます。価格も2,500円と手ごろですのでプレゼント用に購入するのもよいでしょう。

 

 

 

リースリング キュヴェ テオ

 

おすすめのリースリングの四本目は、「リースリング キュヴェ テオ」です。アルザスを代表するドメーヌが生産している白ワインで、初代の経営者であるテオ・ファレールをオマージュする形で二代目によって造られたものとなっています。

豊富なミネラルと酸味がバランスよく調和することで、女性らしい凛とした華やかな味わいが特徴となっているため、様々な料理に合わせて楽しめる使い勝手のよいワインです。

価格は5,000円弱であるため、少しフォーマルなパーティーなどで振る舞っても喜ばれるに違いありません。特別な日のおうちディナーにもおすすめです。

 

 

エゴンミュラー シャルツホーフベルガー リースリング シュペトレーゼ

おすすめのリースリングの五本目は、「エゴンミュラー シャルツホーフベルガー リースリング シュペトレーゼ」です。エゴンミュラーは、「白ワインの女王」といった最高級の評価を得ており、ブドウ栽培の条件が整った最良の畑で栽培されるリースリング種のブドウを使って厳格な製法のもとに造られています。

国家元首が集まる晩さん会などでも振る舞われていることからも、そのクオリティの高さは折り紙つきで、まさにこれぞリースリングというのにふさわしい一本です。そのため、価格は22,000円ほどとやや高額ですが、それに見合うワインとなっています。

 

 

 

リースリングに合う料理

リースリングに合う料理|theDANN media

 

リースリングの白ワインは、辛口のものから極上甘口のものまで様々なタイプがあります。辛口のものであれば、香りが強めでスパイスの効いたソーセージやベーコンなどを使った豚肉料理がよく合います。

例えば、ソーセージがたっぷり入ったポトフや生ハムのカルパッチョなどと一緒に口にすると、それぞれの風味が引き立ち美味しく味わうことができるでしょう。

一方、甘口のリースリングには食事よりも、食後のデザートとぴったりです。ベリーのペーストを練りこんだレアチーズケーキなどとセットで飲むのがおすすめです。リースリングの上品な酸味を含んだワインの甘みがベリーの酸味とマッチします。

美味しいワインには美味しい料理を合わせたいものですよね。ソムリエがワインと料理のペアリング のコツを徹底解説した記事はこちら。リースリングに最高に合うペアリング を見つけて、楽しいひとときをお過ごしください。

関連記事:【ソムリエが解説】ワインのペアリングとは?料理と合わせるコツを紹介 

 

まとめ

上品な酸と華やかな香りを楽しむことができるリースリング。辛口の白ワインが飲みたい時も、甘口の白ワインが飲みたい時も、リースリングを手にとってみてはいかがでしょうか。
 
美味しいワインには美味しい料理を合わせたいものです。リースリングのペアリングによって生み出される、素晴らしいマリアージュを楽しんでみてください。
 
theDANN mediaではワインに関する特集をたくさん書いていますので、他の記事もぜひ読んでくださいね。

 

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