こんにちは、theDANN編集長のダンです。
今回はボジョレーについて徹底解説しました。おすすめや合う料理、価格などを書きましたので、ぜひじっくり読んでくださいね。
それでは、はじまり〜はじまり〜
ボジョレーの評価
ボジョレーは、毎年引き続き高評価を得ています。歴代のボジョレーの中でも、ボジョレー2019は色が濃いという評価です。ボジョレーは新酒のため比較的色が薄くフレッシュな印象を受けますが、ボジョレーは深い色合いになっています。
ブドウ栽培の環境は理想的であり、ぎゅっと凝縮されたブドウの旨みが感じられる仕上がりとなっているのが特徴です。新酒らしい爽やかでフレッシュな味わいだけではなく、まろやかでエレガントな味わいを楽しめると期待されています。
ボジョレーの産地
ボジョレーが造られているのは、フランス南部にあるブルゴーニュ地方のボジョレー地区です。ボジョレー地区はワイン造りが盛んに行われている歴史のある地域になります。この土地で多くの名作と称されるワインが誕生しました。
丘陵地のため水はけが良くブドウの栽培に適した地形であり、気候も寒暖差が大きくワイン造りに最適です。土壌にも恵まれていて、ボジョレー地区の中でも北の方は花崗岩質土壌が多く、南の方は粘土石灰質土壌となっています。ぶどうを育てるための気候条件と土壌の良さを兼ね備えた土地としても有名です。特にガメイ種の栽培に最適な環境だと言えます。
ボジョレーの味わいや香り
ボジョレーはブドウをつぶさないため、ブドウの皮の渋みなどが少ないのが特徴です。渋みが少なく一般的なワインよりも軽やか味わいですので、どっしりした料理や脂っこい料理とは合わせにくいと言われています。ボジョレーと一緒に楽しむ料理としては、魚介類やサラダなどのさっぱりとしたものがおすすめです。
肉料理と合わせる場合には、脂の少ない赤身などが適しています。カルパッチョやシーフードのマリネなどとの相性が良いです。赤ワインよりも白ワインに合う料理を選ぶと比較的ボジョレーとマッチングしやすいので、料理を選ぶ際の参考にしてください。
ボジョレーのワイナリー
おすすめのボジョレーは、金賞を4年連続で受賞しているワイナリーで造られた「アンリ・フェッシ・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー 」です。フレッシュなボジョレーを気軽に楽しみたいのなら「ラブレ・ロワ ボジョレー・ヌーボー 」が最適でしょう。
ローラン・ミケールの8代目が手がけた「ローラン ミケール クラクソン ピノノワール ヌーヴォー」もおすすめです。日本人が手がけた初のボジョレーである「ルー デュモン ボジョレー ヌーヴォー」も注目を集めています。最上級の1本としては「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー ラ・グランド・キュヴェ」が一押しです。
ボジョレーのおすすめ5選
アンリ・フェッシ・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー
「アンリ・フェッシ・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー 」は金賞常連となった実力派のワイナリーが造っています。紫がかった深い赤い色合いをしているのが特徴です。グラスに注ぐとブラックベリーやラズベリーといったベリー系の香りが漂います。
口当たりは丸みがあり、新酒ながらコクも感じることができるのがポイントです。タンニンの味わいはやわらかく、新鮮な果実の味わいとほど好くマッチしています。価格は1,059円〜です。
ローラン ミケール クラクソン ピノノワール ヌーヴォー
「ローラン ミケール クラクソン ピノノワール ヌーヴォー」は、赤アインのブドウ品種であるピノノワールを100%使用しています。渋みの少ない品種のため飲み口が軽く、上品にまとまった味わいが特徴的です。
フレッシュでみずみずしい味と、ほのかな甘みが口の中に広がります。果実味とミネラルのバランスの良さを楽しめるワインです。輝きをもったガーネットの美しい色をしています。価格は1,760円〜です。
ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー
「ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 」は、ガメイ種を100%使用した酸化防止剤無添加のワインになります。明るくはっきりとしたルビー色が目をひくワインです。甘くキャンディーのような香りの中に、ラズベリーやストロベリーのニュアンスが複雑に絡み合います。
渋みが少なく酸味が強いのが特色です。酸味が強く感じられますが、とがった酸味ではなくまろやかな酸味のため軽快な味に仕上がっています。価格は2,380円〜です。
ルー デュモン ボジョレー ヌーヴォー
「ルー デュモン ボジョレー ヌーヴォー」は日本人の手によるボジョレーヌーヴォーです。フランスでワインを学んだ仲田晃司氏が設立したワイナリーであるルー・デュモンのワインは世界で高く評価されています。
うっとりとするような深紅の色合いです。一般的に軽くさっぱりとしたワインが多いボジョレーヌーヴォーですが、このボジョレーヌーヴォーは、がっしりとした力強さを持っているのが特徴です。価格は3,850円〜です。
ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー ラ・グランド・キュヴェ
「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー ラ・グランド・キュヴェ」は、パリでも有数の一流レストランである「タイユヴァン」がセレクトしたことでも話題を呼びました。透明感のある紫赤色をしています。
ベリー系の香りに、花の香りのようなエレガントさをまとっているのがポイントです。果実の味は若々しさを感じさせつつも、しっとりと落ち着き、タンニンの味わいでかっちりと味の輪郭が浮き上がります。価格は11,000円〜です。