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日本酒のスパークリングについて徹底解説!味わいは?特徴とは?

日本酒のスパークリングについて徹底解説!味わいは?特徴とは?|theDANN media

 

こんにちは、theDANN編集長のダンです。

 

スパークリング日本酒は、シュワシュワとした喉ごしと、どんな料理にも合わせやすいサッパリ感が、老若男女問わず人気を集めています。

 

ですが、まだ、スパークリング日本酒の良さがわからないという人もいるでしょう。それは、まだ魅力に気がついていないからかもしれませんよ。

 

そこで、今回はスパークリング日本酒について詳しくまとめてみました。

 

 

 

スパークリング日本酒の製法

 

スパークリング日本酒って最近出てきたイメージが有るかもしれませんが、実はその歴史は古く、あらゆるメーカーがチャレンジしてきました。ただ、その製法はかなり難しいのです。

 

スパークリング日本酒の製法には、炭酸ガスか瓶内発酵かのどちらかを採用します。

 

スパークリング日本酒を炭酸ガス注入で造る製法

 

炭酸ガスの造り方は濃度が低いアルコールに溶かした炭酸ガスを入れて、10日ほど経過してから搾ったもろみに、再び酵母を入れて発酵させます。そして、出てきた炭酸ガスを低温保存してから出荷するのです。

 

この製法は、炭酸入りのジュースと同じ製法なので、味も安定しやすく、価格も低く設定することができます。スーパーやコンビニで買える、比較的カジュアルなタイプです。味は甘口で、アルコール度数もさほど高くはないので、女性や日本酒が苦手という人にも飲みやすくなっています。

 

スパークリング日本酒を瓶内発酵で造る製法

 

瓶内発酵の方は、シャンパンと同じ製法で、完成した日本酒を瓶に入れてから、まだ発酵が続いているもろみや生きたままの酵母を入れてから蓋をします。閉じ込めた瓶の中で発酵させ続けるのです。

 

発酵により発生した炭酸ガスは瓶の中で充満し、日本酒へと溶け込みます。白く濁っていることもあるので、活性にごりと呼ばれることもあります。

 

瓶内発酵の方が、その泡はきめ細かくてサッパリとした口当たりが特徴的です。どちらの製法で作られたタイプも味にくせがなく、どんなつまみにも合わせやすく、またおしゃれなグラスに注げば、ウェルカムドリンクにも最適です。

 

スパークリング日本酒の美味しい飲み方

 

コンビニでも買えるスパークリング日本酒は、甘口で女性にも飲みやすいことから人気が高まっていますが、できたら美味しく飲みたいものですよね。

 

冷蔵庫で冷やしてから飲むことで、より炭酸のシュワシュワ感を味わうことができます。ロックで飲む時には、グラスに先に氷を入れてから注いだ方が、炭酸が溢れずにすみます。

 

また、炭酸ガスか瓶内発酵かで味や炭酸ガスにわずかな違いはありますが、両方とも炭酸によって爽快感がますので、アレンジしやすいことも特徴です。

 

ジュースと合わせるのも良いですし、イチゴやキウイなどフルーツを浮かべてポンチを作るのにもピッタリです。

 

また、和風や洋風、中華と様々な味に合うので、あらゆる食材をつまみにすることができますし、グラスも比較的合わせやすいので、大勢の人が集まる席で乾杯のお酒として利用するのもいいかもしれませんね。

 

スパークリング日本酒に合うおつまみ

 

炭酸ガスか瓶内発酵でその味わいが微妙に違うスパークリング日本酒ですが、おつまみを選ぶ時には、それぞれの違いを確認してから選ぶと良いでしょう。

 

炭酸ガスの方が泡の粒が大きいため、味が濃いめの肉料理や、こってりとした揚げ物にも合わせやすいのが特徴的です。口の中をリフレッシュさせることもできるので、食後酒として出すのも良いでしょう。

 

瓶内発酵は炭酸の泡が細かく、味わいも繊細な物が多いので、刺身など味がタンパクなつまみに合わせやすく、またデザートとの相性もとても良いのです。食前酒としても最適なので、来客の時には小さめなグラスに入れて、食前酒として出すと良いでしょう。

  

スパークリング日本酒のつまみを選ぶ時には味付けも大切です。まずは、炭酸ガスか瓶内発酵かの違いを意識してから味付けを行いましょう。

 

スパークリング日本酒に合うグラスの選び方

 

最近はコンビニでも買えるようになったスパークリング日本酒ですが、普通のグラスに入れて飲むのは味気ないと感じる人もいるでしょう。

 

そんな時には、グラスにこだわってみるのも良いのではないでしょうか。

 

スパークリング日本酒の場合は、ワイングラスやシャンパングラスなど洋風のグラスによく合います。特に香りを楽しみたいという時には、香りがこもりやすいワイングラスが最適です。

 

グラスの選び方次第で味も変化するので、まずは素材から選ぶと良いでしょう。柔らかな口当たりで飲みたい時には、陶器や磁器のグラスを選ぶことで、より甘味を感じることができますし、そのままの味をストレートに味わいたい時には、ガラス製のグラスがピッタリです。

 

スパークリング日本酒を飲む時には、炭酸ガスか瓶内発酵で炭酸に違いが出ることもあるので、選ぶ時にはそれぞれの個性を意識した選び方が良いでしょう。

 

スパークリング日本酒でカクテル

 

味にくせを感じにくいスパークリング日本酒は、カクテルに使うと味わいが一層広がります。

 

ミントの香りが爽やかなモヒートを作る時にラム酒の代わりに使うことで、いつもよりも爽やかな味わいに感じることもできますし、ウオッカで作るソルティドッグに使えば、やや甘めの飲みやすい口当たりになります。

 

基本的にはどんな味にも合わせやすいので、リキュールやソーダを自由に使って自分だけのカクテルを作ることもできるのです。

 

コンビニでも買えるスパークリング日本酒も、ちょっとしたアレンジで、簡単なカクテルを作ることができるのです。カクテルグラスと美味しいつまみを用意するだけで、いつもとは違う楽しみ方ができるのではないでしょうか。

 

スパークリング日本酒を楽しむために必要なこと

 

スパークリング日本酒はすっきりとして飲みやすいので、食事やデザートにとても合わせやすいのが特徴的です。

 

食事と一緒に味わうのも良いですし、アルコールそのものを味わいたいという時にも最適です。

 

楽しむためには、よく合うつまみと味を引き立てるグラス選びも大切にすると良いでしょう。また、製法の違いもありますので、選ぶ時には味や炭酸の違いにも注目してみてくださいね。

 

おすすめのスパークリング日本酒

HINEMOS SHICHIJI

第一回サケミラ大賞やIWCの純米スパークリング部門でSilverを受賞しているHINEMOSのSHICHIJIは、初心者から上級者まで楽しめるスパークリング日本酒です。

 

すっきりと飲みやすい味わいが特徴ですが、味わいに奥深さもありまさに人気なのがわかる日本酒です。

 

公式サイトで購入できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

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