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シャトー・ムートンの当たり年は?おすすめヴィンテージをご紹介!

シャトー・ムートンの当たり年は?おすすめヴィンテージをご紹介!|theDANN media

 

 

こんにちは、theDANN編集長のダンです。

 

今回は人気のワインであるシャトー・ムートンについて徹底解説しました。歴史や味わい、合う料理などを書きましたので、ぜひじっくり読んでくださいね。 

 

それでは、はじまり〜はじまり〜

 

 

 

シャトー・ムートンとは

シャトー・ムートンとは|theDANN media

 

シャトー・ムートンは、1853年にロスシルド家のナタニエル・ド・ロスシルド男爵が所有権を獲得し、新たにシャトー・ムートン・ロートシルトと改名した歴史を持つワインです。若いムートンは濃い赤色で、熟成が進むとレンガ色に変化していきます。

 

1855年の格付けでは第2級という評価が与えられますが、1922年にフィリップ・ド・ロスシルド男爵が跡を継ぐと、様々な改革がスタートし、品質も向上していきます。1973年にはついに1855年の格付けが変更され、第1級へと昇格しました。

 

そんなシャトー・ムートンの主な品種はカベルネ・ソーヴィニヨンで、畑ではほかにメルロなども栽培しています。リュット・レゾ方式で育ったブドウは約300人で素早く収穫し、選果を経てオーク製の醸造用のタンクに入れられます。醸造が終わると新しいオーク材の樽でワインを育成していき、瓶に詰めて出荷されます。

 

シャトー・ムートンの味わいや香り

シャトー・ムートンの味わいや香り|theDANN media

 

シャトー・ムートンは果実のリッチな味わいが楽しめるワインで、香りの素晴らしさも特徴的です。タンニンはやわらかくしなやかな口当たりで、バランスの良い繊細な味わいに仕上がっています。

 

舌触りの滑らかさや濃密さにも定評があり、飲み心地の良さも魅力の1つです。製造年によっては土やオーク、落ち葉のりを楽しめるものも存在し、自然の素材が持つ独特の存在感を楽しめます。また、ベリーなどのぶどう以外の果実の華やかな香りが堪能できる銘柄もあり、食事や好みに合わせてチョイスできます。

 

シャトー・ムートンの産地

シャトー・ムートンの産地|theDANN media

 

シャトー ムートンのぶどう畑はボルドー北西部のメドック地区にあります。畑の東側にはジロンド川が流れており、西側には大西洋があるため、海洋性気候の温暖さにも恵まれている土地です。メドックの土壌は泥灰土と石灰質の基盤と、数メートルもある礫の層が積もってできています。

 

礫を構成する小石や砂は太陽の熱を吸収し、農地には向きませんが、ワイン作りには適した土壌になっています。土地の傾斜は緩やかで水はけも良く、太陽の光も畑全体に届きます。天候も穏やかで、夏はそれほど暑くなく、冬も氷点下になることが少ない地域です。降水量は1年中少なく、湿度も低めに保たれていることが多いです。

 

シャトー・ムートンに合う料理

シャトー・ムートンに合う料理|theDANN media

 

豊かな香りとリッチな風味が魅力的なシャトー ムートンには、煮込みハンバーグや和牛ステーキ、鴨肉のコンフィなど、肉料理がよく合います。また、バターを使った料理との相性も抜群なので、バターソースをかけたサーモンのグリルやきのこのソテーなどと合わせるのも良いでしょう。

 

つまみを用意する場合は、スペイン風の具沢山のオムレツや、フライドポテト、サーモンと野菜とホタテのブロシェットなどがおすすめです。油を多く使った料理と合わせることで、ムートンのタンニンがほどよくまろやかになり、果実の味が際立ちます。

 

シャトー・ムートンおすすめ5選

ル・プティ・ムートン・ド・ムートン・ロートシルト

 

ル・プティ・ムートン・ド・ムートン・ロートシルトは、シャトー ムートンのセカンドラベルです。ムートンと同じ区画にある樹齢が若いぶどうを使って作られており、時間をおくほど芳醇さが増します。

 

濃厚で力強いニュアンスのワインですが、余韻はやわらかです。フランスのグラフィックデザイナーが手掛けたラベルは、シンプルながらも洗練されています。

 

エール・ダルジャン

 

1991年に復活したシャトー ムートンの白ワイン、エール・ダルジャンは、1980年代にフィリピーヌ・ド・ロスシルド男爵夫人が植えた白ブドウがはじまりとなっているこの白ワインは、発売後も様々な改良が加えられています。

 

少量生産でありながらも良質な辛口の白ワインとして愛されており、果物の華やかな香りやバランスの良い味わいが特徴的です。後味はしなやかで、果実のみずみずしさや長い余韻も特徴となっています。

 

シャトー・ムートン・ロートシルト2014

 

シャトー・ムートン・ロートシルト2014は、美しい色合いと果実の豊かな香りに加えて、絹のような舌触りも際立っているヴィンテージです。良質な条件のもとで育ったぶどうが使われているため、成熟した完成度の高い風味が楽しめます。

 

香りはチェリーや黒すぐりなどが主張しており、バニラや黒コショウもほんのりと漂います。ラベルはイギリス人の画家が担当しており、フィリピーヌ・ド・ロスシルド男爵夫人に捧げられたイラストが使用されています。

 

シャトー・ムートン・ロートシルト2013

 

シャトー・ムートン・ロートシルト2013は、みずみずしい果実の味わいとタンニンがやわらかに感じられる赤ワインに仕上がっています。ラベルは韓国出身のアーティストがデザインしたもので、ワインの醸造の様子を表現しています。

 

初めにラズベリーやブラックベリーの甘い香りが広がり、後からスパイシーさも加わってきます。カラーはルビーのような色味のレッドで、雨量の少なさや灰色カビ病などの苦難を乗り越えて作られました。

 

シャトー・ムートン・ロートシルト1982

 

シャトー・ムートン・ロートシルト1982は、カラーはガーネットを思わせる深い赤色で、カシスやブルーベリーの果実の香りのほか、パン・デピス、シナモンなどのスパイス系も含んでいます。厚みがあってとろけるようなテクスチャーや、タンニンの程よい主張も魅力となっています。

 

みずみずしさやチョコレートのような香りも併せ持っているため飲みやすく、余韻も甘美で、長く続きやすいです。ラベルにはジョン・ヒューストンという映画監督が晩年に製作した水彩画を採用しており、太陽とムートンを表す牡羊、そしてぶどうが描かれています。