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【カンタン】みぞれ酒の作り方を徹底解説!

【カンタン】みぞれ酒の作り方を

徹底解説!

 

こんにちは、theDANN編集長のダンです。

 

日本酒は様々な飲み方が楽しめるお酒です。料理のメニューや季節に応じて最適な方法で飲むことにより、日本酒の風味を存分に堪能することができます。

 

同じ日本酒でも飲み方によって口当たりがまったく異なることもあるので、飽きずに楽しめるのも特徴のひとつです。今回は、お酒の飲み方の一種であるみぞれ酒の特徴や、ぴったりな銘柄の選び方について学びましょう。

 

それでは、はじまり〜はじまり〜

 

 

過冷却の日本酒が一瞬で凍結するみぞれ酒は家庭でも楽しめる

 

みぞれ酒は液体の過冷却現象を利用した飲み方です。液体にはある特定の温度まで下がると凍結する凝固点が存在します。日本酒も普通に冷やすとやがて凍結して氷の状態になりますが、ゆっくりと時間をかけて少しずつ冷やすことで凝固点に達しても液体の状態が保たれます。その日本酒を容器に注ぐと急激に凍結が進み、まるでみぞれが降っているかのような光景になるのです。

 

過冷却の状態になった液体は衝撃を受けると急激に凍結しますが、日本酒の場合は容器に注ぐ行為が刺激になり、凍結が始まります。みぞれ酒の造り方は家庭用の冷蔵庫が普及した現在なら難しくありません。

 

日本酒を徳利に移し、徳利ごと冷蔵庫でまず冷やします。大体5時間程度でしっかりと冷えますが、心配な方は、1日冷蔵庫に入れておけば安心です。十分に冷えたことを確認したら、次は冷凍庫で約90分ほど冷やします。

 

温度設定はマイナス16度から17度が適温ですが、冷凍庫の容量や出力で多少の差があるのでその点は注意が必要です。心配な場合は温度計で測ってから冷却するのがいいでしょう。時間が経ったら冷凍庫から取り出し、予め冷やしておいた容器に注げばみぞれ酒の完成です。その際、注ぐ前に日本酒へ衝撃を与えないように注意します。

 

基本的にはどの日本酒もみぞれ酒になりますが、おなじみぞれ酒なら美味しい日本酒を使いたいものです。冷酒として出されている日本酒の方が相性か良いでしょう。

 

冷やの究極系とも言えるみぞれ酒で日本酒の繊細な風味を堪能できる

 

過冷却現象を利用したみぞれ酒は冷蔵技術が進んだ時代だからこそ楽しめる飲み方です。

 

シャーベット状になった日本酒の口当たりはみぞれ酒だからこそ堪能できるものであり、そこに日本酒の繊細な風味が合わさることで至福のひと時を堪能することができます。

 

みぞれ酒は日本酒の飲み方の一種である冷やの究極系とも言える方法であり、冷たいのど越しと日本酒の上品で優しい風味を楽しむのにぴったりと言っても過言ではありません。

 

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